想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

意味がなくても、会いに行く。懺悔に意味を与える為に。

2017-03-18 17:55:43 | 日記

行ってきました じいの病院

ストーブの前で 30分 闘った

行ける? 無理そう 

毒を飲め ほーら 飲んでしまえば 行けそうな気がしない?

そんな気はしなかった

だって なに話したらいいか 判らないよ

でも 胸の奥に ポッと 小さな火が灯るのだ

いつ旅立ってしまうか判らない親を丸投げするような

そんな 人間じゃない 私は

過去にどんな仕打ちを受けたとしても

私は 毒を食らっても その人の顔を見に行く

えずきながら 毒を飲み干し

痛い胃を押さえながら バスに乗る

じいはずっと 梅を待っていた

大好きだったヨーグルトも 果肉が入っているものはアウト

色んな味を楽しみたいと 思っていたのに

コーヒーゼリーは クリームをかけたらアウト

で今楽しみなのは お粥だけになった

海苔の佃煮で食べる 唯一の楽しみ

今夜は 梅がある

牛乳寒天も 大丈夫だと思って 買っておいた

牛乳寒天が大丈夫なら 杏仁豆腐も セーフだ

フルーツ味がダメなら 高級なプレーンのヨーグルトだって セーフ

でも ごくごくと 冷たい水を 飲めないというのは 辛いよね

色々事務的なこともたまっているので そっちの仕事も片づけて

鼻毛を切って耳掃除をし 硬くなった手のひらを マッサージする

今度来るのは 火曜日

主治医の先生から話があるって

良い話な訳ない

土日は とにかくバスが少なく

中継地点の総合病院で 1時間待ち

朝 10時に出て たった1時間半の面会をして

家に着くのは 5時半過ぎ

今日も 自分の身体を労わってやれず 終わった。









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其処は、絶望の淵でしたか? 花が咲いていたでしょう?

2017-03-18 01:39:42 | 日記

娘と オジキと三人で 仕事

久しぶりに お日様の光を浴びた気がします

猫のモミジちゃんは 貰われて行って

今は 新しい飼い主さんと一緒に 眠っているそうです

寂しいけど 本当に良かった

水仙や 福寿草が 咲き始めました



依存というものは 恐ろしいものです

煙草も お酒も ギャンブルも

それを欲するのは 脳

息をするのを我慢するのと 同じこと

心臓や 肝臓を 自由に自分の意志で制御できるでしょうか

それでも 打ち勝つひとはいます

私は一時 完全に脱していました

地獄から 引き上げてもらった時代です

この家で ただ 寝ていていい 休んでいていい

そう云われた時 何度も リスカを繰り返しても

怒ってくれるひと 泣くことを赦された日

存在自体を 受け入れてもらえた日から

少しずつ 忘れることができました

そして 

また 再発

私の脳は 不安や恐怖に襲われた時 

一番有益な禁じ手を もう決めてしまったようです

主治医は 怒りません

「もう 貴女は 充分やったじゃないですか

そう 伝えていいと思いますよ そう 想っていいと思います」

また 心配してくれる友人

また こんな自分を 赦してくれる 人達

今すぐは 無理です

でも 屹度 この鎖は外せる



今日は そんな気がしました

少し 時間を下さい。

 






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