看護師さんも ヘルパーさんも
本当に大変
他人の排泄物の為に
今日は3人がかりで じいを診てくれた
「夜中にお腹痛くなったら 遠慮なく電話してください」
とまで 云ってくださる
その方々のオーラが 物凄く 心地良い
頭が ジン…と痺れるような
身体の力が 抜け落ちるような
もうこのまま 眠ってしまいたいと 想うほど …
不思議な感覚
他人の為に ここまでできるひと
志が 違うのね
愛が 違う
マザーテレサの分身みたい
この病から 逃げ出してゆく 人間もいるというのに
私も 最近は 目をそらしがちだった
愛が 全くないのだ
心優しい人々って 存在するんだな
人間って 素晴らしい生き物だな
と 何もせず 傍から見ていた私は 想った
ここしばらく 連日
食器が割れる
サラダ用の ガラスの 食器
湯呑
今日は とうとう 気に入っていた 無印の紅茶ポットがああああ…
あーあ … と落胆しつつ
物事は前向きに考えることにした
こう物が壊れるのって
新しいことが始まろうとしているとき
新しい出会いがまっている直前のとき
新しい仕事をするかもしれない直前のとき
という メッセージもあるとかないとか
きっと なにか あるんだろうな
あ! 一昨日は モデムも壊れたんだった!!
今日新しいモデムがきて
インターネット再開できた
結構 きてるかも …
娘を迎えに行った帰り
この物が壊れる現象について 語った
途中 「ね それ 心霊的なはなし? 」
と ビビル 娘
私は 「前向きにとらえれば いい話だよ」と云いつつ
「今日は …遂に! 遂に! 私の大事な … きゃあああああああ!!!」
と 不必要な演出をしつつ 紅茶ポットが割れた話をした
「母さん うるさいよ!」 と 娘
「でも あのポットは 本当 可愛かったよね」 と云ってくれる
帰ると じいが
「便が出た」 と 云った
そっちの方が 私は怖い。
今夜から 読む本 …
クリスタル・ヴァリーに降りそそぐ灰 | |
クリエーター情報なし | |
河出書房新社 |