想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

かかしが見ていた。

2013-09-19 17:12:23 | 日記

今日もいつものように、五時半起床。
娘を送ってから、
なんと10時まで眠ってしまった。
もう、疲れが半端なく残っていて、身体がどうにもならない。
でも、それから、父の散髪をして、
病院に行く前に家事は全て終わらせ、
いざ…

が、着替えと移乗の為ヘルパーさんが入った時間が早すぎて、
尿とりパッドがいっぱいになってしまっていた。
もう介護タクシーがくる5分前に、
「三回目が出た」
三回が限度なのだった。
でも、またヘルパーさんを呼んで、
移乗、替え、移乗したら300円加算。
もう時間もないことだし、そのまま病院へ強行。

すぐに看護師さん二人呼んで、
パッド替え、
診察なんて、
神経内科と泌尿器科で合わせて10分くらいだよ。
神経内科ってもね、難病なので、なにもできない。
バイタル計って、ではまた一か月後。
でも、10月はレスパイト入院だ。
父に云うと、
「入院はできればしたくない」という。

判るよ。判るけど…、

その臭い口を閉じやがれ豚野郎!!

と、叫びそうになった。
私のことなんてつゆほども考えてないでしょ。
いや、判るよ。考えられないのも。
でも、最近「育ててやった親を看るのは当たり前」的発言には、
怒りがつのるよ、この私でも!
当たり前になりつつある介護。
なのに逃げてくやつには、ノーコメント。
むしろババアなんて、仕事やめたから行くよといつつ、
来ないし。
いや、来ないだろう。
なんも楽しいことないし。
なのに、未だにあのひとはこの家で一番エライひとらしい。
よく意味が分からない。

ばっかじゃねーの

口だけ出す奴、巨人に踏まれろ。
そんなわけで、腹を立てて帰ってきた。
腹が立ってても、薬局に薬取に行くし、
帰ってきたら、移乗のためのヘルパーさんが「役に立たなかった」と云うし。
300円も払っているんだから、納得するまでやってもらえばいいじゃん。
なんで薬を取りに行った私の帰りがあと少し早かったら…と云われた上に、

やり直し。

激しく消耗した。
一時間休むと宣言したが、
横になっても眠れない。
はああああ………


そういや、今夜はお月見だったね。
心が荒ぶるのも、月が満ちた所為、きっと。


病院までの道中、沢山のかかしが立っていたよ。
かかし祭りだったらしいが、
かかしが立っているだけだった。
道中、小さな温泉もあって、
入っていけたらなあ…とうっすら想った。
家のお風呂でゆっくりしよう。

今夜は風呂と月でチャージ。



ALSは、半端なく酷い病です。


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