これでもかと言うほどに防水仕様です。
平成6年(1994) ¥42,000
32mm F3.5 AF AE (プログラム式 2sec~1/250) オートストロボ
私が購入した最後の銀塩カメラです。
軍艦部にはシャッター釦とセルフタイマー釦のみ。
底部中央のレバーはパノラマ切替。
他は三脚穴とバッテリー室
裏蓋を開けると...フィルムは右から左へ。巻き上げレバーが無いのでどちらでも構わない。
裏蓋の端に日付用電池室。精密ドライバーが必要。この辺はL35に軍配が上がる。
底のレバーを動かすとフィルム面の上下に遮光版が出て来る。
パノラマ可と言っても上下を写さないだけ。プリントで横長の画を作る。
元々は「写ルンです」あたりのパノラマ仕様。
パノラマ写真とは数駒分の写角(複数の駒を合成・数駒分のフィルにム超横長の画を撮る)の写真だと思ってた私にとっては詐偽のような仕様。
一時、流行ったんですよね。
大型カメラ店で新人と思われる女子社員に「パノラマも撮れるんです」と他のコンパクトカメラを勧められたことがありました。
ベテランっぽい社員はまず売り込むことは無かった。彼らは雰囲気で察しますから。
背面は日付設定の釦があるのみ。
このカメラの最大の特徴が実はファインダー。
水中眼鏡、スキーのゴーグルを介しても見やすい仕様になっております。
ストラップは右サイドに取り付ける。首から下げると縦にぶら下がる。
実はこの機種も私が使用するために購入した物ではありません。
愚妻用でした。ですが殆ど使用しませんでした。たぶんフィルム二三本。
耐水深5m。でも一度も水にも漬けてません。もったいない。