「二代目 ぐるめ亭」(日吉)

          

 家族で外食となるとほとんどは回転寿司の「二代目 ぐるめ亭」です。130円、180円から200円、300円、400円と少し値段高めですが美味しいです。

 本日の旬は「生さんま」。脂がのっていて美味しい。


          

 こちらも旬の「炙りさんま」。炙りで香ばしいです。


          

 いろいろといただきましたが、この後は定番で外せない好物です。「いか」。数種類ありますがどれも絶品です。


          

 「生げそ」。この新鮮なコリコリ、堪りません。


          

 店で一番高い「まぐろ大トロ一貫握り」(320円)です。今日のはいつものと比べると少し落ちたかもしれません。


          

 「生赤貝」。この店は貝類の質が凄くいいです。若い頃は貝なんてほとんど食べなかったのですが最近は大好きです。


          

 個人的にはこの店のコスパナンバー1の「生サザエ」。生簀からすくって出して、握り2貫と刺身(実2切れと隠れていますが肝2切れ)、これで400円です。コリコリの歯応え最高です。


          

 最近の締めは「とろタク」の巻物です。とろとタクアンの組み合わせが旨い。


 本日は夫婦でたんまり飲んで、結構高めのネタをたらふく食べて、7800円でした。回転寿司としては高いですが、「大トロ」「サザエ」とか普段口にしない単語を発してもの凄い贅沢をした気分でこの値段なら満足です。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ザンデルリンク/シュターツK・ドレスデン「ブラームス交響曲第4番」

             

 ドイツの名指揮者ザンデルリンクがベルリンで亡くなったと報道されていました。98歳、2002年に引退していたそうです。

 ザンデルリンクは、シベリウス、ショスタコーヴィッチ、ブラームスのボックスを所有していて、たまに聴いていました。
 旧東ドイツ、共産圏指揮者らしいというか誠実に手堅くまとめる指揮者の印象です。シベリウスの暗くて美しい音色、ショスタコーヴィッチの重心の低いがっちりした演奏にも惹かれますが、何といっても出色は、ブラームスの交響曲第4番です。ブラームスでは1番~3番も奇を衒わない正攻法の演奏でよいのですが、有名指揮者の強力盤と比較すると若干密度の点で劣るような印象です。

 それが第4番となると、出だしのメランコリックなメロディから情感たっぷり、それが自然な音楽として流れます。この濃厚な4番に関してはこの自然さがとても大事でここをやり過ぎると気持ち悪くてこれだけで聴くのを止めたくなります。ザンデルリンクは静かで内向きの美しい音楽を節度を保って歌い上げます。後半の第3楽章、第4楽章の迫力も立派。絶品です。
 チェリビダッケとシュトゥットガルト放送響との演奏も素晴らしかったですが、あの細かな表情を積み上げたような緻密な演奏とは違い、もっとたっぷりとした大きな流れがあります。
 ザンデルリンク盤は、このドレスデンの後のベルリン交響楽団とのものが名盤の誉れが高いのですが、私はこちらに満足してこれまで新盤を聴くことはありませんでした。いつかベルリン響盤も聴いてみたいと思います。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )