「ちょぼ焼き」(阪神百貨店梅田店)


 大阪に寄る機会があり、粉もんをまとめ食いしました。大阪駅周辺で4品。

 特に楽しみにしていたのが関西出身者が美味いと推薦する阪神デパート地下の食堂街(スナックパーク)にある「いか焼き」と「ちょぼ焼き」です。他では食べられないお好み焼系のスナックとのこと。

 とりあえず1個ずつ買い、早速食べてみました。「いか焼き」はお好み焼の生地で中にイカを入れて焼いた食べ物です。特に何も付けずにさっぱりといただきます。うん、美味い。普通なんだけど1枚120円と手軽で食べやすい。
 「ちょぼ焼き」も1枚126円と安い。ソースかポン酢かと訊かれ、まずはソースにしておきました。真四角に焼かれているものを半分に折り、ソースを塗って出されます。こちらのほうがお好み焼、たこ焼きの生地に近く、柔らかくソフトです。ねぎや天かすなどが入っているそうで味わいがあります。こんにゃくもいいアクセントになっています。

 どちらも持ち帰りできるので家族にお土産しました。自宅で食べたところ、いか焼きといか焼きに卵を加えて焼いたデラ焼きと、どちらも冷めていても旨いです。ちょぼ焼きはソースを塗っているのでさすがに時間が経つとへタレてしまいます。
 行列が出来ていて多くの人が持ち帰るようにお土産なら断然いか焼き、デラ焼きです。その場で食べるのならちょぼ焼きかなあ。いずれにしても今後、大阪駅周辺に寄ったらどちらも食べたくなるでしょう。愛すべきスナックです。

 その他、何度目かになりますが御堂筋出口すぐのところにある「はなだこ」でたこ焼き6個をまず食べました。いつもどおりの王道たこ焼きでしたが、舌が慣れたのか、今回はそこまで美味しく感じなかったです。
 もう一店はこれも阪神デパートのスナックパークにある「くくる」でたこ焼きです。チェーン店でしょうか、いろんなところにあるようですが私は初体験。くれおーる系(どこが元祖か分かりませんが)といいますか、周りをカリッとさせない分、中のクリーミーさを残した生地の味わい重視の私好みのたこ焼きでした。ここもこれから外せないですね。美味しかったです。


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「将棋世界」


 最近の趣味といえば将棋です。4年前に子供が生まれてからは子供中心の生活になり、趣味だった音楽を聴くのも本を読むのもどうも集中できない生活(それでも幸せな毎日です)が続いていましたが、久しぶりに趣味といえるものを持つことになりました。

 その中でも楽しみなのが名人戦のテレビ観戦です。羽生名人と挑戦者郷田九段の対戦がBS2で生中継されていて、それを録画して帰宅後に観ていました。名人戦は持ち時間が9時間と最長の設定がされているので決着まで2日ががり、生中継も断続的に1~2時間が4回と2日目の深夜に終局の様子がダイジェストで放映されます。それをビールを飲みながら観るのが楽しみ。といっても長考の連続で1時間見ていても一手も指さないなんてこともあります。それでも解説陣による愉快な解説が続き厭きさせません。
 今年は最終局の第7戦まで全て観ることができました。羽生名人も郷田九段もどちらも好きなのですが、気持ち挑戦者の郷田九段応援で観戦、ハラハラしましたが最後はここぞの大勝負に強い羽生名人が押し切りました。

 また、名人戦とは逆にテレビ用に持ち時間がほとんどないNHK杯も楽しみです。毎週日曜日に1局ずつ放送されていますがもう直1回戦が終わり、2回戦からは強豪も登場して厳しい対戦が予想されます。1回戦の終盤に登場する番組司会も務める矢内女流名人が勝ち上がると盛り上がるんですがどうなるでしょうか。

 テレビ観戦だけでなく、普段は入門書を読んだりしていますが、難しすぎたり簡単すぎたりと丁度よいのがあまりなく、なかなか上達しません。「バリュー将棋4」という無料ソフトをダウンロードして、コンピューター(?)相手に対戦するのですが、初級には勝てるようになったものの中級に設定するととたんに勝てません。序盤の定跡はなんとか真似できるのですが、いかんせんその後の中盤が全くダメです。特に駒を交換するとぐさっと急所に打たれるので駒交換だけは避けるという対処法なんかを覚えています。それでも焦らずゆっくり勉強していくつもりです。この無料ソフトには形勢グラフというものも付いていて(普段は表示しないで対戦していますが)、ちょっとしたミス手ですぐにコンピューター有利になり、その差を逆転するのは難しいです。一手も無駄にできないところは本当にリアルです。

 入門書以外にも日本将棋連盟が出版している「将棋世界」という月刊誌を毎月楽しく眺めています。戦術面の記事は正直私には難しいというか、もっと先に読むべき本があるのでじっくり精読はしないのですが、タイトル戦の情報からイベントまで様々な情報満載で軽く眺めるだけでも面白いです。月刊誌を購入するなんて一時期走っていた頃の「ランナーズ」以来かもしれません。

 どのくらい時間がかかるのか分かりませんが、半人前くらいに習熟し、いつか人間を相手に将棋をプレイできたらいいなと考えています。


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「本家きむらや」(明石市)


 IKEAポートアイランド店、三井アウトレットパーク(マリンピア神戸)に買い物にいった帰りに明石焼(玉子焼)を食べました。

 本場明石では、これまで「お好み焼道場」、「ふなまち」を経験して、どんなものか概ね掴めたのですが、念の為、もう一店有名店を試すことにしました。

 歴史のあるいい感じの雰囲気の店の前には行列者向けの椅子が5~6つ置いてあるので休日は混雑するんでしょう。平日の16:30なので店はガラガラです。テープルが7つ程度あり、壁には有名人のサインと写真がぎっしりと貼られています。感じのよい4人のおばちゃんが切り盛りしていて美味しそうな雰囲気に溢れています。

 メニューは、20個800円の玉子焼と関東煮という名のおでんだけです。玉子焼を注文して暫くすると板に載せられた玉子焼が運ばれてきました。温かい出汁につけて食べるか、塩をちょっとつけてお食べ下さいとあります。
 一口サイズ、さっぱりと美味しいです。たこ焼きというより文字通り玉子焼です。私は好み。ただ、これまで食べたものと比較して何か違うかと言われると違いを指摘するのは難しいです。普通に美味しい。おそらく世の中の卵料理にそんなに違いがないのと同じことなんでしょうか。
 明石に出向いたのであれば、この店で食べるのも選択肢の一つだと思いますが、多くの店がある中でどうしてもこの店という訳ではないかもしれません。
 我が家は、お好み焼を合わせて食べられる「お好み焼道場」が一番のお気に入りです。


 因みに初めて行ったIKEA、大人気で休日は大混雑のようですが、特にめぼしい物はなく、雑貨で安いもの、カラフルなものがちょっと置いてある程度です。2度行く事はないと思いました。


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「須崎食料品店」(三豊市)


 最近、「兵庫のうどん屋・そば屋さん」というサイトの中の「讃岐うどん巡礼」というコーナーを知りました。讃岐うどんに嵌った兵庫県在住の方が多くのうどん店を巡回した様子が紹介されていてとても充実しています。有名店が多いのですがこれまで行ったことのない店、知らなかった店も紹介されていて香川県にはまだまだ多くの優良店があることが分かりました。

 今日は、このサイトの中で気になった店を含めて4店巡りました。

 特に気に入ったのは、3店目の「須崎食料品店」です。この店は「さぬきうどん全店制覇攻略本」にも載っていません。食料品店の中にある地元向けの製麺販売コーナーで食べさせてもらうというものです。
 店の景観も昔むかしの綺麗とはいえない雑貨屋で「須崎食料品店」という看板すらないので、この店に立ち入るのは地元の方とここでうどんが食べられることを知っている人だけです。

 飲食店としてでなく食料品店としてナビに登録されていたので無事に到着、店前の駐車場に車を停めて、指示どおり一番右側の入り口から入ります。奥に進むと厨房があり、女性がちょうど麺を取り上げているところです。「食べるの?」と訊かれたような気がしたので、冷たいうどんを一つくださいと言いました。
 奥の釜の手前に麺を洗う水道場と一体となったステンレスの台があり、そこが食べるコーナーのようです。うどんの入ったお椀を受け取ると注文とは違う温かい、つまり釜揚げのうどんでした。まあいいやと少し醤油をかけて食べてみました。

 太い麺を口に入れて噛みしめてみると・・・何だろうこれ、初めての味わいです。もわっとした重量感があり、小麦粉から出来てることが分かる麺です。高品質のブルゴーニュワインがこれは葡萄だなあと感じるのと一緒といえるでしょうか。決して粉っぽくはないのですが、うどんを食べて小麦粉を意識したのは初めてです。初体験にどう捉えていいかよく分かりませんでしたが、とても美味しいんだと思います。
 食べ終わり、これは冷たいのはもっと凄いぞと、隣りで揚げたての麺を洗っている女性に冷たいのを直接もらい食べました。こちらは表面が締まってつるっと喉ごしはよいのですが、釜揚げで感じた特徴は薄れてどちらかというと普通の讃岐うどんに変わっていました。これはこれで美味しいのですが、釜揚げの不思議な重量感、味わいを感じた後では少し物足りなく感じました。

 ステンレス台の上にはネギと生姜と醤油と卵がパックで置かれています。サイトで読んだ際に卵を持ち込んだと書いてあったので、この卵も先客のお二人が持ち込んだものだと思っていたら、これは店が用意しているものでした。釜玉にも出来ましたがこれは次回以降の楽しみです。
 1玉120円でお金はそこら辺に置いといてと言われます。やはり地元向けの店のようで私がいた間も8玉とかまとめて麺を持ち帰る地元らしき人が2人いました。日常レベルの素朴なうどんですがこの麺は美味いです。


 長くなったので、他の3店は簡単に。
 1軒目の「よしや」は宮武系の新規店ということで最近評判の高い店です。強靭な麺の宮武系はあまり好きではないのですが、写真からはすごく瑞々しい麺で美味そうだったので行ってみました。好みの麺でした。写真のイメージに近くしなやかでどちらかというと優しい麺でした。宮武系にもいろんなバリエーションがあるようです。
 2軒目の「はゆか」は山越の近くにある店です。一部ではかなり評価は高いようですが、堅く締まった麺だけでそれ以上ではないような・・・この店では茹で上げた麺を水で洗った後、更に氷水で締めています。好みでしょうがそこまでしない方がよいのでは。店のスタッフはとてもとても感じがよいです。
 4軒目は「長田in香の香」です。何度も行っていますが、有名な釜揚げ以外にも冷たいうどんがあることを知り、どうしても食べたくなりました。満腹に近かったこともありますが釜揚げも初めて食べた冷たいうどんもそんなに美味しくは感じませんでした。



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