「愛蔵版 第67期 将棋名人戦七番勝負」(毎日新聞社)

          

 昨年の将棋の名人戦はNHKBSで7局とも全て見ました。その後、雑誌の「将棋世界」でも棋譜と解説を数号に亘って読みました。

 それでもですがこのような単行本が私のような素人には必要です。一局を14譜に分割して解説してもらうと本当によく分かります。毎日新聞社伝統の(好手◎ 悪手× 疑問? 作戦▽ !勝負手)の表記は勝負のポイントが明確で理解を助けてくれます。
 この解説を読んで初めてあの7戦で起こったことがよく分かりました。途中で差が開き始めたことは大盤解説や控室の評価の紹介でテレビでも分かるのですが、どの一手が勝負の分かれ目だったのか、それがどういう意味を持つ一手だったのかはこの本を読んで初めて納得できました。実力伯仲しているように見えたのに実は力の差があることも明確です。
 特にテレビでは冷静に見えた郷田九段の気持ちの揺れ動き、侍のように泰然としている強さと一方での想定と異なる展開・駒位置での脆さが臨場感溢れるタッチで再現されていて改めてドキドキしました。これは楽しかったです。


 さて今年の名人戦が4月8日から始まります。羽生名人対三浦八段です。三浦八段については正直あまり知りません。居飛車党で重厚な棋風と読みました。首を捻って盤面を睨んで考え込んでいる仕草の印象が強いです。羽生名人は先週のNHK杯決勝も勝って健在です。振り飛車の久保棋王に王将戦は負けましたがオーソドックスな棋風の居飛車党にはまだまだ強いのではないでしょうか。入れ替わりがあるほうが面白いので三浦八段応援ですが、羽生名人の4勝2敗での防衛予想です。


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「みそや・堂」(倉敷天満屋)

          

 昨日に引き続き倉敷天満屋の「九州・沖縄の物産と観光展」に出掛けました。目的はいくつかありますがまずは特設コーナーで鹿児島県「みそや・堂」の味噌ラーメンを食べました。鹿児島県は特に味噌ラーメンで有名な訳ではないと思いますが美味しそうだったので試してみたものです。

 「極み辛味噌ラーメン」(945円)を注文しました。スープを啜るとコクのある味噌味、甘みがある中で辛みがピリッと効いていてうまいです。複雑で想像どおりの旨み、この一杯で初めて知る味わいではないですがこれは誰が食べても気に入る味です。
 麺は中太ストレート、スープに絡んでいい感じです。満足。美味しくいただけました。

 調べるとこの手のデパートの特設コーナーに頻繁に出店しているようで、鹿児島県の3店の他にこういう営業形態にも積極的なようです。辛味噌ラーメンであれば地元で850円なので安くはないですが値段設定もまずまずではないでしょうか。

  
          

 ラーメンを食べた後は昨日買い損ねた食品を買い求めました。

・「ポシェ(プリン) 福岡県 西通りプリン」(270円~290円)
・「ベビー白熊 鹿児島県 天文館むじゃき」(525円)
・「骨つきハム 長崎県 長崎浪漫工房」(1100円)

 今日はデザート中心です。プリンは濃厚でした。白熊は鹿児島旅行をした際に食べた天文館むじゃきの白熊を凍らせた持ち帰り用です。凍らせるとよく分からなくなりますが甘いものは美味しいです。骨付きハムはどこのモノでもよいのですが好物なのでたまには贅沢です。
 これに加えて昨日に引き続き「吉野鶏めし」を買い込みました。やっぱり美味いです。

 この物産展は明日まで。次の企画はいつ、どの地方でしょうか。楽しみに待ちます。


(ようやく写真を複数アップする方法を覚えました。)


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「吉野鶏めし」(倉敷天満屋)

 倉敷天満屋で「九州・沖縄物産と観光展」が催物会場で開催されていたので出向きました。先日の「尾張名古屋と東海4県」展はチラシに掲載されていた食べ物写真がどれも初めて見るものばかりで物珍しさがありましたが、今回は地元九州物産で懐かしい、久しぶりに本場のモノを食べたいという想いからの買出しです。

 結局、買い込んだのは次の食べ物です。

・「吉野鶏めし 大分県 吉野鶏めし保存会」(450円×3パック)
・「さつま揚げパック 鹿児島県 有村屋」(1000円)
・「とり天 大分県 なつまや」(650円)
・「オランダ揚 熊本県 高田蒲鉾」(1600円)
・「特上馬刺 熊本県 小山商店」(2700円)
・「からし蓮根 熊本県 森からし蓮根」(2000円)

 何といっても主目的は「鶏めし」のおにぎりです。大分県のものでなくて良いのですが地元福岡県でもよく食べる鶏肉とゴボウが入っていて少し甘辛く炊き込んである鶏ごはん。もち米が加えてあるのかむちゃっと粘り気のある食感。こういうかやくご飯はどの地方にもあると思いますが、私はやはり地元のあの味が大好きです。福岡でならどこでも売っていますがJR博多駅在来線ホームの売店で販売しているパックもお奨めです。
 それに事前に購入を決めていたのはからし蓮根です。熊本にも住んでいたのでからし蓮根も大好物です。

 その他は、その場の試食、雰囲気で衝動買いしました。馬刺は試食したところ味がよく決めました。熊本以外の地ではなかなか生の馬刺しを食べることがなく(長野県、北海道?)、あっても居酒屋で解凍したモノににんにくを載せて食べるくらいだと思いますが、いい馬刺は最高に美味いです。
 いろいろ買っていたらすぐに袋が一杯になり後で計算したら9300円近くにもなっていました。持ち合わせが足らなくなり、美味しそうだった佐賀県の豚の角煮、娘に買ってと言われたからし明太子など断念することになりました。

 自宅に帰り食べましたがどれも美味いです。やっぱり鶏めしと馬刺かなぁ。しみじみと味わいました。それにからし蓮根の本場モノは刺激的、半端なく鼻にツンときます。


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「三八 黒崎店」(鳴門市)


 ようやく徳島ラーメンの代表店を食べ歩くことが出来ました。といっても初体験ではなく以前広島に住んでいた時に一度だけ徳島入りして確か3店で食べたと思います。もう店名は覚えていないのですが、濃厚な醤油スープに卵の黄身が載っていてまるですき焼きのようなラーメンという印象を強く持ちました。

 あれから8年近く、特集雑誌「恐るべきさぬきうどん&怒涛の徳島ラーメン」で久しぶりに徳島ラーメンを認識し再訪の機会を伺っていました。
 別に大義名分がなければラーメンを食べにいけない訳ではないのですが、家族サービスなどバランスもありまして・・・そういえば今日は連休最終日、天気もよく、最近四国に行っていないね、徳島市の「眉山」、「とくしま動物園」には行ったことないね、子供のために出かけてみようかということで途中で徳山ラーメンを2軒入れ込みました。

 「恐るべき&怒涛」には最近人気の徳島ラーメンが地元紙ランキングとともに紹介されていて、どの2店にするか(うどんなら3~4店OKなのですがラーメンは2店限度です)迷いました。写真の印象から系統は大きく三つ、昔ながらのスープ黄色のマイルド系とスープ黒色すきやき系、それにその中間。
 その中からスープ黄色マイルド系の代表「三八」、もう一店は中間系(?)で地元人気ナンバー1の「ふく利」を計画。ただ、「三八」を食べた印象で2店目は中間よりも本格的なスープ黒色すきやき系としたくなり「大孫」に変更しました。

 「三八」(サンバ)は徳島市、鳴門市に数店あるようですが、鳴門市にある黒崎店に行きました。
 開店11:00ちょっと前に到着。4人掛けのテーブルと2人掛けのテーブルが複数ある食堂の雰囲気です。我々が初回であることが分かったのかスタッフがお椀を二つ持ってきてこちらが小でこちらが大です、これに肉を追加する肉入かどうかの選択ですと説明がありました。「大」が一般的には普通の大きさだったので大人は肉入大(写真)、子供は小を注文しました。

 スープがクリーミィで美味しいです。味わいがあってさっぱりとコクがある。うーん、これが何から出来ているのか表現できないのですが鶏系でしょうか、万人好みのシンプルな旨み。クセになるスープというのが分かります。
 ただ若干スープの温度がぬるいのが気になります。麺も中太のストレート麺なのですがかなり軟らかく、都会では「麺硬め!」とか注文する傾向が強くなってからはあまり経験しなくなった麺です。当日一番始めの客なので多忙で処理を間違えたということではないと思います。こういう緩い感じも含めて人気なのでしょうか。
 正直、もう少しスープの温度を高く、麺の茹で時間を短くしたらと思いますが、このスープの味わい、好きです。

 11:30までには満席となり行列(というより地方の食堂なので入口近くでグワッと待っているという感じですが・・・)になりました。注文は4種類の中からいろいろでしたがこれに餃子を注文しているお客さんも多かったです。美味しそうな餃子でした。地元のファンに支えられている店なのがよく分かりました。


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「大孫」(徳島市)

 2店目は「大孫」(ダイソン)です。13:50頃に到着。昼食時は混雑しているのでしょうが落ち着いたのかスタッフがちょうど待ちの名前を書く紙とボードを片付けているところでした。

 メニューは、ラーメン、肉入、チャーシュー入、それぞれに普通と大の6種類。加えてサイドメニューがいくつかあるのですが、特筆すべきはご飯が150円でおかわり自由、テーブルの上には無料の卵が籠の中に10個近く入っています。
 こういう設定好きです。この無料の卵はラーメンに入れるんだろうなと思っていたのですが、あ!ご飯に卵を載せれば卵かけご飯になる、しかもおかわり自由に無料卵でエンドレス・・・という衝撃的なサービスに気付きました(大袈裟でしょうか)。

 この店いいなあと思っていたところにラーメン登場。
 香りがプーンとすきやき風です。これこれ。スープを一口啜ると・・・旨みが濃いです。おいしい。中細麺で固めの麺もスープに絡んでいます。いい感じです。
 そしてチャーシュー、見た目どおりに軟らかくて旨い。これは最高です。徳島ラーメンらしい濃厚さに満足、満腹。

 おそらく徳島ラーメンのいい所を集めた新規店、2007年オープンながら早くも地元誌ランキング2位に躍進というのも納得です。当日2軒目で、もしかしたらもう1軒あるかもしれないということでご飯、卵かけご飯は止めておきましたが、ご飯をお替りしているお客さんは幸せそうでした。こういうお客本位の店が増えるといいですね。

 濃厚な味わい、満腹感があり、当分はいいかなあという印象もありますが、徳島ラーメンとしては秀逸です。今後誰かに徳島ラーメンを紹介するとすれば「大孫」です。いいラーメン、いい店です。


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「AC/DCブラック・アイス・ツアー」(3/16京セラドーム大阪)


 行ってきました。AC/DCライブ。いやぁ痺れました。AC/DC最高。

 ほぼ予定どおりに大阪入り、地下鉄のドーム前千代崎駅には18:20すぎに到着です。地上に出ると京セラドームが聳えます。
 光る赤いツノを被っているファンが沢山です。20~30代の若人が多いでしょうか。我々のようなおじさん、おばさんも結構います。親子連れもチラホラ。そして外国人が多いです。世界最強のロックバンドですから当然です。AC/DCグッズで身を覆ったマサ斉藤のような気合の入った50代の不良先輩もいました。雄叫びを上げている集団もいます。私も叫びたい気分です。
 グッズの販売所は長蛇の列だったので記念に何か欲しかったのですがパスしました。

 そしてドーム内に入場です。3塁側席の入口から中を覗くと・・・なんだこのステージの近さは!ドームの中央頂上部からライトや多くの器具が吊るされています。つまりステージはドームの中央です。3累側の前から8列目くらいだったのですが、すごく近く感じます。以前の東京ドームのイーグルス公演ではセンター後ろにステージがあったので遠ーーーかったのですが、あの時とは全く違います。肉眼でも確認できる距離です。やった。
 客席はてっきりドーム全体を使うのかと思っていたら、2~4階席は使用していないので結構小範囲です。9年ぶり大阪では1回限りなのでAC/DCにはもったいないですが、観客には距離至近、こじんまりとしていて最高です。

 19時を過ぎて、ドーム内でアンガスの連呼が大きくなっていき、そして19:10に会場が暗くなりました。うぉーーー。

 ステージ後ろに巨大なスクリーンがあり、そこに暴走列車が登場する映像が流れます。パォーン、パォーン・・・そして、スクリーンが開いて、巨大な列車オブジェとメンバーが登場です。おーーーー。

 予定どおり「ロックンロール・トレイン」からスタートです。アンガスのギターがガンガンのリズムをガンガンのロックを刻みます。そしてブライアンの渋い高音が炸裂・・・・。

 いやぁ、その後は一気、興奮、陶酔です。ノリノリのロック、名曲の連発に爆発、ドカーン。ボーン、ガガガガ。待ちに待ったアンガスのギター、そしてAC/DCの鉄壁のアンサンブルです。上手いのは分かっていましたが想像以上の激しいリズム、ロックです。
 これは一気だぞと思っていたら本当に一気。こんなに早い2時間は最近なかったです。夢か現実か分からない、いつまでも続いてくれと思えた時間。すごかった。

 19曲どれも最高でしたが、特によかった曲を上げるとすれば、やっぱりギター音を始めて聴けた1曲目「ロックンロール・トレイン」、そして3曲目の「バック・イン・ブラック」のギターリフが鳴り響いた時のドーム内の興奮!待ってました。このサウンドをずっと待ってました!
 5曲目の「ダーティ・ディーズ・ダン・ダート・チープ」。CDよりもかなり高速、弾むようなリズム。ダン、ダーチープ。7曲目の「サンダー・ストラック」。冒頭のギター、うほほほほ。
 そして、そして、後半は全てです。圧倒的なサウンドの爆発。うぉぉぉぉぉぉぉ。16曲目の「ホール・ロッタ・ロージー」は、お約束のデレレレーレレ(アンガス!)デレレレーレレ(アンガス!)で始まり、興奮した外国人の集団は通路を走り出しました。
 アンコール前の「レット・ゼア・ビー・ロック」もCDよりかなり高速ギターでいやが上にも盛り上がります。興奮、陶酔。最後はアンガスの独壇場で20分近いショーです。
 ラスト19曲目の「フォー・ゾーズ・アバウト・トゥ・ロック」のさざ波のようなギターの刻みが始まるとああ、これを聴きたかったけど、これで終わりかあと寂しい思いが込み上げてきます。最後は大砲がドンドン鳴り響く中、大団円です。

 視覚的には大型ビジョンが演奏者のアップだけでなくライブ用の特別映像も途中途中で流してとても良かったです。近いので肉眼でも確認できるのですがやはりアップの映像を見てしまいます。そして、ステージには暴走機関車、鐘、巨大ロージー、最後は大砲6砲です。サウンドも最高ですが視覚面でも大満足できました。

 「フォー・ゾーズ・アバウト・トゥ・ロック」が終わり、ブライアンが「ウィー・ソルート・ジャパン、バイバイ」と言って消えた後、暫く照明が暗いままだったので、もしかしてまだあるのでは!?と思わせましたが・・・照明が灯って、やはり終わり。ふぅ。21:05でした。

 あぁ、よかった。幸せです。本当に幸せ。ただ、実物を経験したのでもうCDやDVDでは満足できない体になってしまったかもしれません。でも観れてよかった。AC/DC最高です。

 帰りの地下鉄は繋がりがよく21:45の新幹線に飛び乗れました。たった4時間の大阪でしたが濃厚な時間を過ごせました。そしてビールを開けて祝杯を上げました。音楽でこんな幸せな時間を持てるのはまたあるだろうか・・・そんなことを考えながら、沸騰した頭を冷やすにはビール2本が必要でした。


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向田邦子「思い出トランプ」

 向田邦子の「父の詫び状」、「思い出トランプ」、「あ・うん」、「隣りの女」を続けて読みました。「父の詫び状」はエッセイ、その他は小説です。いつか読みたいと思っていた向田作品ですが短編はあまり好きではなく後回しにしていたところ、気分が短編モードとなり一気に読んだものです。

 どの作品も印象的です。リアルで凄みがあるというか。作家の豊富な経験が作品に厚みを持たせることは当然あります。ただ、それだけで物語に説得力、納得感が生まれるわけではありません。作者の繊細な感受性が捉える人間の裸の姿。弱さ、虚栄心、矮小で冷たい心、残虐性、それでも必至に生きる人間のおかしさ、喜怒哀楽に読者が共感するのでしょう。時代は昭和、当時の情景が目に浮かばないようになってもここに出てくる日本人の心がいつまでも生き続けてほしいです。

 家族とのエピソードを連ねた「父の詫び状」が向田邦子の原風景だと思います。24編は独立していますが連作のようなものでどれも懐かしく面白いのですが特に印象に残るのは「お辞儀」でしょうか。母親が子供たちに対してみせた2回の深々としたお辞儀、腹立たしくも、かなしく当惑する感情を鮮やかに描いています。そういうエッセイ集です。

 「あ・うん」も「隣りの女」も面白く高品質の短編ばかりですが一冊挙げるとすれば「思い出トランプ」です。特に「かわうそ」、「だらだら坂」、「犬小屋」、「酸っぱい家族」、「ダウト」は秀逸です。登場人物のキャラが立ち、ストーリー、感情がくっきりと描かれていて短編小説なのにいつまでも忘れられない物語です。
 あぁ面白いなあ、そういえば自分も昔・・・と本を閉じて物思いに耽る、小説を読む喜びに浸れます。

 状況設定としては浮気、不倫、離婚が大半です。世間様のことはよく知りませんが、おそらく浮気心はあってもそこまでは足を踏み出さないことが多い(?)のではないかと思います。それを小説で疑似体験することに面白みを感じるところもあるのでしょうか。
 現代の一般的な家庭がどういう状況になっているのか想像できませんが、こういう向田作品が多くの方の共感を得られるうちはまだ正常なのかもしれません。何かとトラブルの発生する家族の他愛のない物語なのですが不思議と倫理感としては全うで懐かしい昭和のストーリーです。私のように短編はちょっとと思われている方であれば尚更お奨めの向田作品です。


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AC/DC「ブラック・アイス」


 AC/DCのコンサートが明後日と近づいてきました。ライブや最新作の「ブラック・アイス」などで予習・復習しています。
 「ブラック・アイス」を発売直後に聴いたときはあまりにも直球ド真ん中すぎて刺激に欠けると感じましたが、改めて聴き直すとどれもライブに適した佳曲ばかりです。よくまとまっています。

 3/16(火)は仕事を途中で切り上げて京セラドーム大阪に向かいます。

 岡山16:58→新大阪17:44 (ひかり570号)
 新大阪17:55→(心斎橋)→ドーム前千代崎駅18:18(御堂筋線→長堀鶴見緑地線)

 3/12(金)のさいたまスーパーアリーナでのコンサートの曲目が発表されていました。

1. Rock N' Roll Train /暴走/列車 (15th ALBUM 『BLACK ICE/悪魔の氷』[08年発表])
2. Hell Ain't a Bad Place To Be /地獄は楽しい所だぜ(4th ALBUM 『LET THERE BE ROCK/ロック魂』[77年発表])
3. Back In Black/バック・イン・ブラック (7th ALBUM 『BACK IN BLACK』[80年発表])
4. Big Jack/爆弾ジャック (15th ALBUM 『BLACK ICE/悪魔の氷』[08年発表])
5. Dirty Deeds Done Dirt Cheap/悪事と地獄 (3rd ALBUM 『Dirty Deeds Done Dirt Cheap/悪事と地獄[76年発表])
6. Shot Down In Flames/ショット・ダウン (6th ALBUM 『HIGHWAY TO HELL/地獄のハイウェイ』[79年発表])
7. Thunderstruck/サンダーストラック (12th ALBUM 『THE RAZOR’S EDGE』[90年発表])
8. Black Ice /悪魔の氷 (15th ALBUM 『BLACK ICE/悪魔の氷』[08年発表])
9. The Jack /ジャック (1st ALBUM 『HIGH VOLTAGE』[76年発表]
10. Hells Bells / 地獄の鐘の音 (7th ALBUM 『BACK IN BLACK』[80年発表])
11. Shoot to Thrill/スリルに一撃(7th ALBUM 『BACK IN BLACK』[80年発表])
12. War Machine/戦闘マシーン (15th ALBUM 『BLACK ICE/悪魔の氷』[08年発表])
13. High Voltage /ハイ・ヴォルテージ (1st ALBUM 『HIGH VOLTAGE』[76年発表]
14. You Shook Me All Night Long / 狂った夜 (7th ALBUM 『BACK IN BLACK』[80年発表])
15. T.N.T. / T.N.T. (1st ALBUM 『HIGH VOLTAGE』[76年発表]
16. Whole Lotta Rosie /ホール・ロッタ・ロジー (4th ALBUM 『LET THERE BE ROCK/ロック魂』[77年発表])
17. Let There Be Rock/ロック魂 (4th ALBUM 『LET THERE BE ROCK/ロック魂』[77年発表])
Encore
18. Highway To Hell/地獄のハイウェイ (6th ALBUM『HIGHWAY TO HELL/地獄のハイウェイ』[79年発表])
19. For Those About To Rock (We Salute You) /悪魔の招待状 (9th ALBUM 『FOR THOSE ABOUT TO ROCK /悪魔の招待状』[81年発表])


 いやぁ凄い。2曲に1曲はうぉーーです。聴きたい曲は全て含まれています。コンサートの時間は2時間ちょっとらしいので終了は21:30頃でしょうか。

 新大阪23:07→岡山23:58(のぞみ127号)

 残念ながら時間がなくて大阪を楽しむ余裕はありませんが、予定どおりうまくいって新幹線の中で祝杯を上げられればいいなと思っています。
 「バック・イン・ブラック」でAC/DCを知ったのが1980年ですからあれから30年ようやく実物を目に出来ます。とにかく楽しみです。


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「シャトー・コス・デストゥルネル」(1995年)


 勢いで未飲のスーパーセカンドであるコス・デストゥルネル1995年を注文してしまいました。

 いわゆるスーパーセカンド3ワインのうち、ピションラランドは15年前の個人的第一次ワインブームの時に好んでいて何本か飲みました。ただ、最近のピションラランドは値段が他の同格ワインと比較してかなり安く、何となく市場価格が実力を反映しているようで避けています。レオヴィルラスカーズは先週空けました。
 コスについては超長期熟成の印象が強くて我々が飲めるワインというイメージがありませんでした。それが数ヵ月前にセカンドワインの「レ・パゴ・ド・コス」を飲んだところ意外と飲み易く好みのタイプだったので見直していたところです。

 「REDBOX」のホームページを眺めていたところ、ヴィンテージのよい1995年のコスが売られていたのでラスカーズ勢いついでに思い切ってみたものです。R・パーカーの
「格別に力強いが近づきやすい1995年のコス・デス・トゥルネルは、筋肉質で内向的な1996年に比べると、セクシーで享楽的である。」というコメントにも惹かれました。
 17周年記念特価で通常22,000円のところ13%オフで19,240円です。パーカーポイントは95点。

 香りは果実味が濃いですが広がりがある訳ではなく落ち着いたものです。

 味わいは思いのほか軽くまろやかです。喉をすぎると酸味が口の中に広がります。始めは喉に引っかかる柔らかな刺激なのですがふた口目から苦味、甘みが残ります。この余韻と酔いとが徐々に快感になります。あぁこれがボルドーワインだなあと思わせます。

 2杯目。やはりまろやかです。これが15年経過しているワインでしょうか。正直もう少し凝縮感が欲しい感じがしますが、じゃあそれはどういう味わいかというと未経験なので想像の世界です。R・パーカーもこのワインを「著しい強さ、フルボディ」と書いているのでワインの熟成とはこういうものなのかもしれません。他のボルドーと異なりメルロー40%なのでもう少しタイプの異なるワインかと思っていましたが意外とボルドー王道風です。

 3杯目。安定した香り、味わい。やっぱり、まろやか。これで満足すべきなんでしょうね。美味しく酔えました。

 2万円でこのくらいだなあと確認できました。こんなワイン飲んだことないという感動、圧倒的な凝縮感、「神の雫」であるようなお花畑へのトリップ、こういう頂上ワインにはもう少しお金がかかりそうです。高品質の「リシュブール」とかどこかで飲んでみたほうがいいのかなあ・・・などなど考えながら最後の1杯を空けました。


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「将棋界の一番長い日」(NHKBS2)

 郷田 真隆 九段 VS 三浦 弘行 八段
 佐藤 康光 九段 VS 丸山 忠久 九段
 森内 俊之 九段 VS 藤井  猛 九段
 木村 一基 八段 VS 井上 慶太 八段
 谷川 浩司 九段 VS 高橋 道雄 九段

解説:先崎 学八段/阿久津 主税七段
コンピュータ解説:勝又 清和六段/聞き手:上田 初美女流二段/司会:長野 亮アナウンサー

衛星第2テレビ
3月2日9:45~11:53/15:00~18:00/23:05~26:00


 「将棋界の一番長い日~第68期A級順位戦最終局~」がNHKBS2で生中継されました。ライブでは観られないので録画しての観賞です。
 三浦八段が6勝2敗でリード、5勝3敗の谷川九段、丸山忠久九段、高橋九段がプレーオフに望みをつないでいます。どちらかといえば谷川九段応援ですが、三浦八段も面白そうだし比較的立場中立です。降級者については藤井九段も好きですが、今回は井上八段応援です。さて、どうなるでしょうか。

●郷田 真隆 九段 VS 三浦 弘行 八段〇
〇佐藤 康光 九段 VS 丸山 忠久 九段●
〇森内 俊之 九段 VS 藤井  猛 九段●
〇木村 一基 八段 VS 井上 慶太 八段●
●谷川 浩司 九段 VS 高橋 道雄 九段〇

 深夜の部から生放送で観ました。25:07まで、三浦八段が挑戦権を獲得しました。執念の粘り勝ちです。井上八段は残念ながら降級、こちらは両者入玉確実で明らかに点数の足りない中で150手まで踏ん張りました。無念の後半5連敗。いずれの局も文字通り長い1日になりました。
 今期のA級は全般的に力が拮抗していて誰かが勢いで抜けるということもなく微妙な接戦でした。先の見えない目の前の戦いの積み重ね、プロ棋士の世界、戦いは厳しいです。僅かなチャンスをどう掴むか。今日の最終局も力戦5局でした。


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「ブルーノ 餅だるま」(天満屋倉敷店)

 倉敷天満屋の催し会場で「尾張名古屋と東海4県 味と技」というグルメ企画展をやっていました。新聞に入っていたチラシで紹介されていた料理の写真がどれも旨そうだったので買出しに出向きました。

 出来たてを食べさせるコーナーを設けていたこの企画の主役級の名古屋のみそかつ「矢場とん」を食べたいなあとも思ったのですがタイミングが悪くて(空腹で肝心のワインを飲みたくて)パスしました。そこで次の6品を購入しました。

・「新杵堂 スーパースターロール」(岐阜県中津川市)
・「地雷也 天むす」(愛知県名古屋市)
・「世界の山ちゃん 幻の手羽先」(愛知県名古屋市)
・「ブルーノ 餅だるま」(愛知県名古屋市)
・「鴻臚館 飛騨牛コロッケ他」(岐阜県羽島郡)
・「熊野かまぼこ新兵衛屋 あじ天他」(三重県熊野市)

 これ以外にも買いたい食べ物が沢山あったのですが計画不足の金欠で断念。因みに行列だったのは「世界の山ちゃん」と「ブルーノ」でした。

 いろいろと食べ比べた結果、ブルーノの「餅だるま」が美味しかったです。もっちりした生地の食感とレアチーズ、十勝あん、チョコレートなど5種類の餡が楽しいです。初めて食べた食感のお菓子、15個入りで630円は安いです。
 ブルーノのホームページを見るとたい焼き屋のようでこの「餅だるま」は商品として紹介されていませんでした。こういう催し会場だけの限定品なのか、HPが商品を反映していないだけなのかはよく分かりません。

 これ以外でも天むす、スーパースターロールは特に美味しいと思いました。こういう企画展は楽しいです。


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