初歩の電子工作とデジカメの日記

電子工作備忘録とデジカメで撮影した写真のブログです。

ESP-WROOM-02開発ボードを使う3 (ArduinoOTA)

2016-02-17 09:51:21 | Arduino Uno
「ESP-WROOM-02開発ボードを使う」記事の3回目です。[開発ボード]はいろいろとできることがあるようなので、少しずつやり方を覚えていこうと思ってます。今回は"WiFi"機能を使ってArduinoのスケッチを「開発ボード」に書き込むことをやってみます。


手順の最初は今まで通り「開発ボード」とPCを[USBシリアル変換アダプター]で接続した状態でスケッチを「開発ボード」に書き込みます
書込むスケッチは[ファイル]→[スケッチの例]→[ArduinoOTA]→[BasicOTA]
Arduinoのバージョンが1.6.7でOTAはサポートされてるらしい。そして[Python2.7]がPCにインストルされていることが必要となっている。



書き込み完了→シリアルモニター画面にIPアドレスが表示されたのでOTAで書き込む段階になった。



Arduino IDEを一度閉じて再度開くと[ツール]→[シリアルポート]に新たに[esp8266・・・・]ポートが追加された。これがOTAポートらしい。



LED点滅のスケッチにするためサンプルのスケッチに書き加えます
1行目 #define ledPin 4 // LEDを接続するピン GPIO 4
7行目 SSID // WiFiルータのSSID
8行目 PASSWORD // WiFiルータ接続のパスワード



さらに51,52,57-60行目を書き加えてOTA用のLED点滅スケッチを作成しました。
書き込み手順
1.PCとのUSBケーブル接続をはずす。(有線→無線へ)
2.「開発ボード」の電源はモバイルバッテリーを利用した。
3.Arduino IDEの[ツール]→[シリアルポート]→[esp266・・・](OTAポート)を選択してスケッチを書込む



ESP WROOM 02 ArduinoOTA

画像の通り「開発ボード」にLED,抵抗そしてモバイルバッテリー(奥の白い長方形の物体)を接続した簡単な配線で[Arduino IDE]のスケッチを書込み、実行できるなんてまったく「びっくりポン!」です。
[ArduinoOTA]のサンプルスケッチに新たなスケッチを加筆、利用することで簡単に無線で書込み、実行ができるわけで今後いろいろと使えそうだ。





ESP-WROOM-02開発ボードを使う 2

2016-02-15 11:26:20 | Arduino Uno
「ESP-WROOM-02開発ボードを使う」記事の2回目です。いよいよ「開発ボード」にArduinoスケッチ(プログラム)を書込み、動作を確認します。これにより「開発ボード」がArduinoとして利用できることになります。



このスケッチはHP[Aruduino Tutorial]をお手本にしました。

ESP WROOM 02開発ボードを使う

黄色LEDの光がだんだん明るくなり、そしてだんだん暗くなっています。
Arduinoのスケッチが「開発ボード」で(Arduino本体は使わず)そのまま使えるのが分かりました。



サーボモーターを0-180度回転させるスケッチです。このスケッチはArduinoのスケッチの例を利用しています。
[ファイル]→[スケッチの例]→[Servo]→[Sweep]



ESP WROOM 02開発ボードにサーボM接続

サーボモーターの電源は「開発ボード」とは別にACアダプターで5Vの電圧を使っています。
スケッチの設定ではサーモモーターの回転幅は0度から180度になっているのだが、実際は120度ぐらいの幅でしか動作していない。何故だろう?・・・わかりません



ESP WROOM 02開発ボードを使う

2016-02-13 21:21:16 | Arduino Uno
昨年9月に「マイクロテクニカ製 ESP-WROOM-02ブレイクアウトボード」を使ったWiFi通信記事をアップしたが、今回部品接続が簡略化されたスイッチサイエンスの「ESP-WROOM-02開発ボード」を手に入れ早速使ってみた。
ESP-WROOM-02開発ボードをArduino IDEで開発するまでの記事です


「開発ボード」は<ESP=WROOM-02 WiFiモジュール>,<USB-シリアル変換IC FT231XS>,<3.3 V出力レギュレータ>が搭載されているのでピンヘッダをはんだ付けすればブレッドボードに挿せてすぐに使うことができる超扱いやすいボードになっている。
端子が2x10pinなのでブレッドボードにあらかじめピンヘッダを挿しておく。
画像でブレッドボードの右にあるのは、同じくスイッチサイエンスで販売されているそのままブレッドボードに挿せるDCジャックです



「開発ボード」をピンヘッダの上に載せ、ピンとボードの間に隙間ができないように注意する



20pjnのはんだ付けが完了



「開発ボード」をブレッドボードに挿し、このボードとPCはUSBケーブル(A-microB)で接続する。
Arduino IDEスケッチの書き込み作業までであれば、別電源は必要ないので右のDCジャックは配線しません。
「開発ボード」とUSBケーブルだけでいろいろな動作ができるのでこれは楽ちん!



「開発ボード」を使用するための準備

他HP等を参考にして「開発ボード」がArduino IDEが扱えるマイコンボードとなるように必要フォルダ、ファイルをダウンロード、インストールして画像の通り、マイコンボードに"Generic ESP8266 Module"が表示されるようにする。
「ツール」タブでの詳細設定ではReset Methodをデフォルトのckからnodemcuに変更する
これは開発ボードにはリセットボタンとIO0のモード切替ボタンが付いているが、Reset Methodをnodemcuに設定していればボタンの操作をしなくとも、自動的に書き込みを行なってくれるから。
シリアルポート番号を確認してチェックをいれておく

以上で「開発ボード」がArduino化されたことになり、Arduino IDEのスケッチを「開発ボード」に書き込めるようになった。



シリアルモニターを使ってATコマンドを「開発ボード」に送る
この後色々なATコマンドを送ってみた。
AT+CWMODE=1 // WiFiモードの設定 1 station 2 softAP 3 station + softAP


OK
AT+CWJAP="SSID","PASSWORD" // WiFiへの接続 引数「SSID」,「PASSWORD」

BUFFALO SSID BUFFALO-xxxxx PASSWORD xxxxxxxxxx


WIFI CONNECTED
WIFI GOT IP

OK
AT+CIFSR // Macアドレスの取得

+CIFSR:STAIP,"192.168.x.xxx"
+CIFSR:STAMAC,"xx:xx:XX:XX:XX:XX"

OK
AT+GMR

AT version:0.23.0.0(Apr 24 2015 21:11:01)
SDK version:1.0.1
compile time:May 5 2015 14:03:58

OK

AT+CIPSTA? // IPアドレスの確認

+CIPSTA:ip:"192.168.1.xxx" // ESP-WROOM-02のIPアドレス
+CIPSTA:gateway:"192.168.1.xxx"
+CIPSTA:netmask:"255.255.255.xxx"

OK

AT+CWLAP // アクセス可能なアクセスポイントの一覧が表示される。

+CWLAP:(4,"BUFFALO-xxxxxxxxxxxxxxxx)
+CWLAP:(2,"D25HW-xxxxxxxxxxxxxxxxxx)


OK

次はいよいよArduinoのスケッチを「開発ボード」に書き込んで動作を確認します









電子工作:学習リモコン(赤外線リモコン受送信)

2016-02-05 18:33:23 | 電子工作
電子工作用部品箱に赤外線リモコン受信モジュールと赤外線LEDがあったのでarduinoを使って赤外線送受信を試みた。もちろん一人ではできないのでいつもの通り先人たちのブログやHPの記事をお手本にしています。


部品配置図を回路図ソフト"BSch3V"で作成
主な使用部品は
赤外線リモコン受信モジュール(秋月:OSRB38C9AA)
赤外線LED (サトー電気:TLN110 5φ)
5mm白色LED
抵抗 51Ω、330Ω



部品をブレッドボードに配置し、上の配置図通りに配線した




受信、送信のスケッチ(プログラム)をArduino IDEに書き込み、動作を確認



画像の中央にある緑色(白色に緑色のビーズをかぶせてある)LEDがスケッチ通りに3秒間隔で点滅しているので正常に動作しているらしい

回路、配線、プログラムはこれで良さそうだが、さてこれを製品としてリモコンを製作するにはどうしたらいいのかがさっぱりわからない。またまたググルしかないなぁ~