ぽんちゃんの買ってし魔王な日々

ことあるごとに「買ってし魔王」が降臨する、ぽんちゃん(観音旭光の両刀使い)の物欲の日々を、周囲にばれない程度に語ります。

復活急行「平戸」

2010-08-09 07:34:00 | 鉄道写真

8月7日の38歳最後の日に、ラストラン1回前の「復活急行『平戸』」を撮りに逝ってきました。

実は、この列車に関しては「乗り鉄」対象としてJR九州旅行のツアーに応募していたのですが、残念ながら「落選」の通知が来てしまいました。沿線が風光明媚で鳴る長崎本線旧線、大村線、松浦鉄道の乗り潰しが出来る上に、その後の自由行動で筑肥(西)線、唐津線の乗り潰しも視野に入れられる、かなり美味しい列車だったのですが、夏休みの恐ろしさをすっかり忘れていましたorz…。で、気を取り直して、JR九州旅行に振られたのを良いことに大手を振って車で撮り鉄に向かった次第。

大村線と松浦鉄道線の両方で押さえることを念頭に、まずは今年のGWに撮影した大村線の千綿駅の周辺で、GWの時よりちょっと佐世保寄りで撮ってみました。午前9時前に到着したので一番乗りだったのですが、最初は千綿駅の駐車スペースに駐めようと思ったものの、復活急行「平戸」の乗客が駅舎を撮ることを考えて断念して、撮影場所近傍の空きスペースに駐めました。直後に、スマートクーペロードスターと言うレア車で来た人が私の車の後ろに駐める。通過時間を聞かれたので、それを答えつつ話をしていたら、何と神奈川から車を飛ばしてきたとか。そう言う私も、関東から転勤で車を持ってきた経緯があるので、愛車エボゴンのナンバーから「関東から来たのですか?」と聞かれてしまいましたが。

で、当初選んだレンズは、福岡に赴任してから全然使用していない超久々投入のEF 28mm F1.8 USMだったのですが、連写していたら、レンズ-ボディ間の通信エラーが出て使えなくなってしまいました。仕方がないので、やはり最近全然使っていない「クセ玉」で有名なSIGMA AF30mm F1.4EX DC HSMに交換。こちらは問題無さそうなので、そのまま継続使用。千綿駅発が10:40だったのですが、直前になってどんどん追っかけの撮り鉄が集まってくる。そうこうしているうちに、こんな感じになってしまいました。

SH-03B撮影。左の三脚とタオルを被ったカメラが私のカメラ。右奥の右から2番目のワゴンが私の愛車エボゴン。撮影側も、右に民家があるため駐められないので、線路の横に駐める始末。これでもまだまだで、通過直前になって「追っかけ」連中が到着して、更に人数がふくれあがる始末。しかも、ナンバーを見ると九州一円だけでなく、関西方面やら、関東方面やら、「わ」ナンバーやらが多数。夏ですねぇ~(苦笑)。

この場所で撮影したのは次の通り。

20100807_復活急行「平戸」
20100807_復活急行「平戸」 by (C)ponchan1791

3226D 3223D
3226D posted by (C)ponchan1791 3223D posted by (C)ponchan1791

復活急行「平戸」その1
復活急行「平戸」その1 posted by (C)ponchan1791

しかし、この時点で「クセ玉」と言われるSIGMA AF30mm F1.4EX DC HSMの問題点は出ていません。

その後、推定される到着時間から見て余裕で移動が可能な松浦駅周辺へ移動。ここに南面に面したコンクリート橋があるので、そこで撮影。到着したのが佐世保発車前だったこともあり、またもや1等賞。場所は悩んだあげく、午後の日の光から進行方向が影になるのと、背景の処理を考えて真横を撮ることに。で、こんな場所で撮影。

右側が松浦駅で、右の建物は松浦市の市民会館か公民館。この後、どんどん人が増えていき、右にだんだん人が増えるは、左の土手に片足を立てて強引に三脚を立てる人、下の中州で撮影する人、右の階段状の辺りで撮る人がいました。しかも、どんどん車が増えていって、車と車の間に強引に入ってきたり、入りきれなくなって通路を塞いだりする車が出てくる始末。ちなみに、ここで「わ」ナンバーのタイ製新型マーチを初めて見ました。もう、レンタカーになっているのね。話している人の会話を聞くと、関西方面や飛行機で来ている人とかいるし、「前、車掌で乗務したんだけど、今回は非番だから撮りに来たんだよね~」と言う人も。良く見たら「復活急行『西九州』」の時の車掌さんでした。夏ですねぇ~(苦笑)。

で、ここで撮影したのが次の写真。

347D 340D
347D posted by (C)ponchan1791 340D posted by (C)ponchan1791
353D 344D
353D posted by (C)ponchan1791 344D posted by (C)ponchan1791
359D  
359D posted by (C)ponchan1791  

この撮影ポイント、実に良い場所だったのですが、山側(南側)から段々積乱雲が出てきて太陽を隠し始め、風も出てきたので、一番最後は光線状態が良くなく、危ないと思って、この後+1/3ほど露出補正をかけることに。なお、まだこの時点で「クセ玉」と言われるSIGMA AF30mm F1.4EX DC HSMの問題点は出ていません。

で、松浦鉄道を走る久々のJR車両でもある、復活急行『平戸』を撮影。

復活急行「平戸」その2
復活急行「平戸」その2 posted by (C)ponchan1791

で、結局、光線状態は良くないままで、しかも風が出て水面が・・・、と言う、ちょっとがっかりな結果に。しかも、使いこなしてなかった私が悪いのですが、中心部の解像度は優秀なものの、周辺の解像度が急激に落ちてくると言う、「クセ玉」と言われるSIGMA AF30mm F1.4EX DC HSMの問題点がここへ来て出てきてしまいました。連結部分はよいのですが、運転室付近の解像が・・・。久々だったこともあり、ここまで周辺の解像が悪いとは思っていなかったのが敗因ですが、やはり、使い道を選ぶ、鉄には向かないレンズですね・・・。

で、帰ろうか、もう一カ所撮影しようか悩んだあげく、ギリギリ伊万里駅直前の橋梁を走る写真も撮ってみましたが、うっかりして露出補正を+1/3に下まんまだったのは失敗でした。また、一応三脚上にEF 70-200mm F2.8L IS USM(I)を載せて撮ったのですが、雲台を固定する間もなくやってきたため、水平が狂っているとか、ISモード1で撮影していたので、流し撮りにはなっていないとか色々有ります。でも、ちょっとフレアが出ているっぽいですが、まあ、松浦でのリベンジになる程度には良く撮れているかと。

復活急行「平戸」その3
復活急行「平戸」その3 posted by (C)ponchan1791

で、更に有田方面へと思ったものの、スイッチバックした復活急行『平戸』が通り過ぎたので断念して、国道202号線を始めて走って、唐津方面から帰宅した次第。

そうそう、EF 28mm F1.8 USMを再現テストしてみたのですが、EOS-3では特に問題無し。EOS 40Dでは1回再現。で、EOS 7Dでやったら何故か普通に高速ドラが切れたので、EOS 40Dに付けてみたら、今度は再現せず。どうも、接点に酸化皮膜が薄く形成されてガリオーム・・・もとい、接触不良になっていたようで、何回か付けたり外したりしたので、酸化皮膜が削れて接点が復活した感じ。ちょくちょく使わないと駄目ですね・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする