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トヨタ、全個体電池を2025年までに完成とのこと

2017年11月01日 01時40分34秒 | 日記

 トヨタ自動車は、2025年までに、「全固体電池」を提供するという。

リチウムイオン電池は日本ではじめて実用化された電池で,正極にコバルト酸リチウム,負極に黒鉛,電解質に有機電解液を用いているが、不安定で時々火を噴いたりすることがある。2000 年ごろは,日本の電池メーカーの小型民生用リチウムイオン電池の世界シェアは9 割を超えていたが,近年は韓国,中国勢が台頭し,2011 年第4 四半期では,日本の電池メーカーが韓国メーカーにシェア1 位の座を奪われてしまった.その中で、,全固体電池が注目されている.全固体電池は可燃性の有機電解液を不燃が高く,電極活物質とのあいだで界面形成が容易な固体電解質の開発が行われている。

EV車における課題の一つにバッテリー寿命がある。まだ、通常にのz0まれる寿命は達成していないとされている。

 

全個体化にすることで、

1.走行距離が大幅に伸びる。ただ、すでに一回の充電で4,5百km走行できるので、アクセプタブルかと思うが。

2.安全性が高くなる。

3.生産コストが安くなる。

4.電池の大きさが小さくできる。

現在のLi電池も安全性の改善は進められており、全固体電池ができるまで待つ必要はなさそう。欧米の自動車メーカーは、着々と自動運転技術やEV量産車の開発を進めているというのに、電池の開発は必要ではあるが、EV車の開発も行わないといけないかと思うのに、トヨタ大丈夫なのかなあ?!


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