先端技術とその周辺

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レーザー兵器の実用は2020年

2017年10月07日 23時43分23秒 | 日記

 

乗り物ニュースというのに、米軍のレーザー兵器はまだまだ出力がでなくて、戦闘機や爆撃機への搭載の実用化は2020年以降というレポートが出ていた。

 

 アメリカ空軍特殊作戦コマンド司令官が2020年には「レーザーガンシップ」の実用化を目指す方針であることを明らかにしました。AC-130Jのレーザーガンシップ化はかねてより計画されていましたが、具体的な目途が示されたのは初めてとなります。


 AC-130Jはロッキード・マーチンC-130J「スーパーハーキュリーズ」輸送機に対して105mm榴弾砲および30mm機関砲などの重武装を施した「ガンシップ(空飛ぶ砲台)」であり、すべての兵装は左舷側に搭載され左旋回しつつ継続して砲弾を浴びせ続けることを目的とします。同機は間もなくアメリカ空軍において実用化され初期作戦能力を得る見込みとなっています。

 赤外線レーザーはAC-130Jにおける次世代の搭載兵装となりますが、現時点においては赤外線レーザーの有効性に対する懐疑的な意見が根強く存在し、ゆえに予算分配の優先順位はそれほど高くないのが実情です。

 開発のロードマップは、120キロワット固体赤外線レーザーの試験が行われ、100キロワット級の赤外線レーザーの標的となりうる対象は、人間、自動車、無人機や航空機、ボートなどの熱に弱い部分に限られ、装甲をもった戦車などは撃破できず、赤外線誘導ミサイルの先端に取り付けられたシーカー(赤外線センサー)を焼き切る位であろう。


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