先端技術とその周辺

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シャープ 増収増益になるという。台湾のホンハイ精密工業の営業力のおかげ!

2018年01月31日 21時25分30秒 | 日記

経営不振で債務超過に陥り、東証2部に降格していたシャープは、昨年暮れ東証1部に復帰している。

シャープは液晶パネル事業の不振により、2015年度の決算に2500億円を超える巨額の最終赤字を計上し、債務超過に陥ったため、昨年8月、東京証券取引所の1部から2部に降格した。しかしその後、台湾のホンハイ精密工業のもとで経営再建を進め、2018年度は、売上高が前年比22・4%増の2兆5100億円、純損益は690億円の黒字を予想。

シャープは「多くの皆様方の温かいご支援のたまもの」として、今後、信用力の高い東証1部で資金を調達し、IoT事業などを柱に成長を目指す方針。

マーケッティングと営業力のなせる技だと思う。なぜなら多くの大メーカーのトップは技術系が着くことが多く、営業系やサービス系がトップに就くことはまれであった。しかし、最近営業系やサービス系がトップに就く大メーカーが増え、そのような会社では経営が好転している。そのようなトップは購入者のことをよく知っているので、購入者を大事にするが、それに反し、技術系は技術志向しユーザーのことより自分らの開発したユーザーがありがたがらない高級機能に自己満足し、かくも素晴らしい製品が売れないのは顧客がおかしいとまで思いこんでしまう。この分析、かなりの精度で正鵠を得ていると思う。

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