ロイターが、イランのミサイル攻撃にさらされたアル・アサド空軍基地の解説をしていた。それによると、過激派組織「イスラム国」(IS)に対抗するため、イラク兵の訓練を行っていて、米兵、イラク兵のほか、米国主導の連合軍に参加するデンマークと英国の部隊も駐留している。
イスラム教の国ごとの分布を見ると、イランで政権を担うシーア派は、マイナーで、ここに、シーア派が勢力拡大を狙っている理由が在るのだろう。アメリカがそれをとやかく言う理由は、イランから石油権を友好国に確保・守るがため?

イランは8日未明、米軍が駐留するイラクのアル・アサド空軍基地に複数のロケット弾を発射した。写真は昨年末のアル・アサド空軍基地。(Thaier Al-Sudani / ロイター)
イランは8日未明、米軍が駐留するイラクのアル・アサド空軍基地に複数のロケット弾を発射した。
アル・アサド空軍基地に関する情報を以下にまとめた。
訓練の拠点
米軍は、過激派組織「イスラム国」(IS)に対抗するため、アル・アサド空軍基地でイラク兵の訓練を行っている。
米兵、イラク兵のほか、米国主導の連合軍に参加するデンマークと英国の部隊も駐留している。
同基地はバグダッドの北西アンバル州に位置する。
トランプ大統領も過去に訪問
トランプ米大統領は2018年のクリスマス休暇にイラクを電撃訪問。アル・アサド空軍基地を訪れ、部隊を激励した。
過去にも攻撃対象に
アル・アサド空軍基地は2015年にISから繰り返し砲撃を受けた。
同年にはISの戦闘員25人が同基地を攻撃したが、米国防総省によると、基地の外周を警備していたイラクの治安部隊が大半の戦闘員を殺害した。
先月にはロケット弾5発が同基地に着弾。死傷者は出なかった。
先週には、同基地が攻撃を受けたと伝えられたが、複数の関係筋はロイターに対し、攻撃を受けたとの情報は誤りだと述べていた。
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