先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

世界同時株安は調整局面では?

2018年10月11日 23時57分06秒 | 日記

世界的同時株安は調整ではなかろうか? 株安のトリガーは、米中経済戦争というが、いまや、インターネット時代で、首脳同士が面識があるからそうむちゃくちゃはしないであろうから。以下ロイターの解釈では、少々心配している向きのようだが、そう心配することもないと思う。かといって、今後株式がガンガン上がることはないと思う。適度な安定飛行では?

[10日 ロイター] - 10日の米国株急落を受け、投資家の間では調整局面突入を懸念する声が広がり始めた。株式市場の調整局面は高値から少なくとも10%下落した場合と定義されることが多い。 

 10月10日、米国株急落を受け、投資家の間では調整局面突入を懸念する声が広がり始めたと言う。

一方、同日のS&P総合500種指数.SPXは、米国債利回りの上昇や米中貿易摩擦の激化を巡る懸念から、前日比3.29%下落。1日の下落率としては今年2月以降で最大となり、9月20日に更新した過去最高値からは約5.0%下がった。

ブルダーマン・アセット・マネジメントの副会長兼チーフ市場ストラテジスト、オリバー・パーシェ氏は「恐らく調整局面の始まりだ。最終的には業績次第で、大きく懸念されるのは第3・四半期決算の結果ではなく、第4・四半期と(来年)第1・四半期の業績見通しがどうなるかだ」と語った。

10日はS&P情報技術株指数.SPLRCTが4.77%下落し、2011年以降で最大の下げを記録した。このため近年の株高をけん引してきたハイテク部門で、調整局面に入る事態がひときわ強く心配されている。

こうした中、トランプ米大統領は遊説先のペンシルベニア州で記者団に対し、利上げを続ける米連邦準備理事会(FRB)は「狂ってしまった」と指摘。株式相場は「長く待たれていた調整だが、FRBがやっていることには賛同できない」と述べた。11月6日の中間選挙を控えたトランプ氏や与党・共和党にとってみれば、有権者の退職貯蓄を直撃する株価下落はまさに最悪のタイミングと言える。

投資家も、FRBがどこまで積極的に利上げするかはらはらしており、FRBが歴代の議長の下で運営してきた政策手法で今後も市場を下支えするかどうかに懐疑的な見方も出ている。


ドンキホーテ,ユニー・ファミリーマートホールディングス関連会社となる。

2018年10月11日 22時58分12秒 | 日記

 

ドンキ、ユニー・ファミマのグループ入りで経営資源確保し、さらなる成長が期待できるという。ドンキは独自のb経営方法でこれからも成長すると思われるが、20%の株をユニー・ファミマに譲るだけなので、鈍器の経営権は変わらず、ユニー・ファミマの経営資源を共有できるといううまみがある。ドンキ派したたかなんだろう!、

 

[東京 11日 ロイター] - 競争が激化する流通業界で単独の成長を続けてきたドンキホーテホールディングス がユニー・ファミリーマートホールディングス の持分法適用関連会社となる。20%のドンキ株をユニー・ファミマが株式公開買い付け(TOB)で取得。意外とも言える同社の決断には、総合スーパー(GMS)、ディスカウントストア、コンビニという3業態を持つ巨大小売グループを形成し、ファミリーマートや伊藤忠商事 の経営資源も使いながら、国内外での事業展開をさらに加速させようという巧みな戦略がある。

 
 
 10月11日、競争が激化する流通業界で単独の成長を続けてきたドンキホーテホールディングスがユニー・ファミリーマートホールディングスの持分法適用関連会社となる。写真はロゴ、東京都内で6月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

昨年夏の資本・業務提携で、ユニー株式の40%をドンキHDが保有した時点から、全株取得は遠くないとの観測は根強かった。しかし、今回の発表で驚きを持って受け止められたのは、単独で成長しているドンキの20%の株式をユニー・ファミマが取得することだ。

ドンキHDの大原孝治社長は11日の会見で、ドンキ傘下にGMS、ディスカウント事業、ユニー・ファミマ傘下にコンビニがあることで「3大業態を持つ流通グループができる。4兆7000億円の流通グループの有機的結合で、これからの流通業界の荒波を乗り越える新たな決意」と説明した。

ユニー・ファミマの高柳浩二社長も「ユニーの60%を売ることでユニー株は手を離れる。しかし、ドンキ株の20%が入るので、引き続き、ユニー株20%を持ち続けているという頭の整理」と話し、ひとつのグループであると強調した。

懸案だったとは言え、ユニーを手放すと、ユニー・ファミマはコンビニ専業となる。コンビニ業界は出店余地も限られ、「そろそろ飽和かなと思っている」(高柳社長)という状況。EC(電子商取引)の拡大などを背景に消費者の変化も激しいなか、グループ内にさまざまな業態を持つことで、変化対応を迅速に行う考えだ。また、これまでの調達や物流にとどまらず、顧客情報などのビッグデータの活用やポイント戦略など、ますます規模がモノを言う世界になっていく。

さらに、ドンキには、海外展開でグループのサポートを受けるというメリットがある。

ドンキは、19年2月1日に社名を「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」に変更すると発表。シンガポールの「DON DON DONKI」の出店の指揮を執った創業者の安田隆夫氏が非常勤の取締役になることも決めた。大原社長は「ドンキの名前はなくなるが、ドンキが日本にとどまらず冠たる業態を築き上げる決意の表れ。その場所にあった業態を作っていく」と海外展開に意欲を示した。

「DON DON DONKI」は、シンガポール在住の日本人に「革命的」とまで言わしめ、ヒット商品の「焼き芋」には行列ができる人気ぶりだ。ただ、シンガポールや米国で39店舗を展開しているものの、海外での知見は乏しい。伊藤忠の海外ネットワーク、海外で7000店舗超を出店するファミリーマートと、海外展開では、ユニー・ファミマに一日の長がある。高柳社長も「海外含めてドンキとやりたい。例えば、台湾のファミリーマートとドンキでやることも含めて検討したい。伊藤忠を含めたグループ全体の強みを総動員して、新しい業態、新しいモデルを作りたい」と意気込んでいる。

 

世界同時株安。リーマンショック10年目の再来?

2018年10月11日 20時54分27秒 | 日記

多くの経済紙で、アメリカの株は最高値に来ていて、今後下がるもしくは暴落の危険があるという指摘が多かったが、多くの危惧が的中した。ただその理由は、突然の衝撃的事象によるものではないので、リーマンショックのようなことは起こらないのではないかと思う。

 ヨーロッパ、アメリカ、日本、中国と世界同時株安の様相です。東京市場はほぼすべての銘柄が下落する全面安となっています。11日午前の終値は10日に比べて914円安い2万2591円でした。ここ1カ月の上昇分がほぼ吹き飛んだ形です。株価急落の発端はアメリカです。10日のニューヨーク市場で長期金利の上昇がアメリカの景気や企業業績に悪影響を及ぼすのではないかという不安や米中貿易摩擦の激化への懸念が広がり、ダウ平均株価が831ドル安と史上3番目の下げ幅となりました。さらに、安全資産とされる円を買う動きから為替が一時、1ドル=111円台にまで円高が進み、これも日本株が売られる原因になっています。好景気に沸くアメリカに引っ張られてきた世界経済ですが、そのアメリカをきっかけとした株安の連鎖がどこまで続くのか、投資家の間には急速に不安が広がっています。


サーキュラー・エコノミー

2018年10月11日 15時31分18秒 | 日記

サーキューラー経済が最近叫ばれている。製品を世に出したら、そのライフタイム終了後に部品を回収して再利用しようというもの。更には、不要製品がゴミになることがシバシバ起こるが、例えば、コンビニの弁当や祭りの時の季節商品など、期間がお和達途端、廃棄ゴミが生じていたがこういうのもなくそうというモノ。

かつては大量生産によって、資源高を製品価格へ転嫁することを抑えてきたが、資源価格が高騰するなか、2000年以降の日本の数値からはその限界が見えている。「売って終わり」ではなく、再生・再利用し続けることで価値を最大限に引き出すサーキュラー・エコノミーが求められている。

日本でその牽引力となっているのは、欧州で顕著な環境保護の意識というより、消費者の思考や行動の変化だ。店に並んだ商品の中から選択する「従順な購買」から事前にネットなどで欲しい物を調査する「わがままな購買」へ、そして現在は「わがままな利用」へと消費行動が変わってきている。必要なときに使うことができれば買わなくてもいい。人々は物の所有より、利用したときの「成果」に敏感になっている。

日本が強みとしてきたモノづくりでは、優れた製品を作ることが競合との差別化要素だった。だが消費者が使いたいときだけサービスを提供する形になれば、求められる品質も変わる。例えば車1台当たりの稼働率が上がればより耐久性が求められ、逆に一利用者が短時間乗るだけならシートの座り心地は少し下がってもいいかもしれない。

捨てないという発想自体は目新しいものではない。環境保護の活動家は以前からリデュース(ごみ減らし)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)の「3R」を呼び掛けてきた。

サーキュラー・エコノミーは3R運動に加えてごみを減らすだけでなく、ごみを出さないことを目指す。従来の強硬な環境保護活動ではない。「消費を減らせと言うのではない。問題は消費の在り方だ」と、デンマークの環境保護団体ステート・オブ・グリーンのフィン・モーテンセンは言う。重要なのは「誰かのごみは誰かの資源」という原則を徹底して尊重することだ。


サーキュラー・エコノミー

2018年10月11日 15時31分18秒 | 日記

サーキューラー経済が最近叫ばれている。製品を世に出したら、そのライフタイム終了後に部品を回収して再利用しようというもの。

かつては大量生産によって、資源高を製品価格へ転嫁することを抑えてきたが、資源価格が高騰するなか、2000年以降の日本の数値からはその限界が見えている。「売って終わり」ではなく、再生・再利用し続けることで価値を最大限に引き出すサーキュラー・エコノミーが求められている。

 

日本でその牽引力となっているのは、欧州で顕著な環境保護の意識というより、消費者の思考や行動の変化だ。店に並んだ商品の中から選択する「従順な購買」から事前にネットなどで欲しい物を調査する「わがままな購買」へ、そして現在は「わがままな利用」へと消費行動が変わってきている。必要なときに使うことができれば買わなくてもいい。人々は物の所有より、利用したときの「成果」に敏感になっている。

日本が強みとしてきたモノづくりでは、優れた製品を作ることが競合との差別化要素だった。だが消費者が使いたいときだけサービスを提供する形になれば、求められる品質も変わる。例えば車1台当たりの稼働率が上がればより耐久性が求められ、逆に一利用者が短時間乗るだけならシートの座り心地は少し下がってもいいかもしれない。

地方創生にもつながり得る

難しいのは従来型のビジネスモデルで成功している会社ほど、サーキュラー・エコノミーでは既存の事業計画との齟齬が生じること。シェアリングが進めば車の販売数は減り、例えば100台売れていたものが20台になる可能性もある。その代わり、ニーズが変わらなければ売れた車の稼働率は5倍になるので、点検・整備などを含めた売り上げのタネは出てくるだろう。

大企業よりスタートアップのほうがそうした市場に入っていきやすいことは確かで、フリマアプリのメルカリやカーシェアアプリのエニカなどは典型的なシェアリングの成功事例だろう

今の経済システムには欠陥があり、地球の資源は地球と人類の生存を脅かす速度で消費されている。19世紀に産業革命が進んで以来、人間は使い捨ての「直線型経済」に慣れてきた。「作って、売って、使って、廃棄する」経済だ。

こんなことを続けるのは愚の骨頂だ、とマッカーサーは言う。私たちは今後50年で銅や銀、スズ、亜鉛といった資源を枯渇させ、気候変動を加速させ、ごみ処理場を満杯にし、プラスチックで海を汚染し尽くす可能性がある。いま求められるのは、全く新しい視点からのアプローチだ。

部品の85%を新製品に再利用

マッカーサーとサーキュラー・エコノミーの支持者たちは、この難題に対処できると考える。10月22〜23日、日本の環境省とフィンランドの基金が共催する「第2回世界循環経済フォーラム」が横浜で各国政府や自治体、NGOなどの関係者を集めて開かれる。メッセージは「直線型モデルはもう古い、これからは循環型だ」。

では新モデルの中身とは? まずは、製品を繰り返し利用できるものにすることが挙げられる。原材料が天然素材または「生分解性」の物質なら廃棄しても構わない。しかし「産業技術系の」物質は転用し、再使用しなければならない(生産したメーカーが再使用にも責任を持つのが理想的だ)。今では「閉鎖ループ」という言葉を目にする機会も増えてきた。