PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

Humpe & Humpe - Yama-Ha

2012-04-08 14:09:30 | 音楽

Humpe & Humpe - Yama-Ha

 

ヤマハ ミツビシ トヨタ スズキ ソニー~~

 

フランクチキンズを聴いて思い出したブレードランナー的80年代なこの曲

 

2つとも80年代末期にテレビ神奈川の、マイケル富岡がVJをしてた音楽番組『ミュージックトマト』で聴いて知ったのですが

 

20年くらい経って解る事って色々あるもので(ネットで調べて)、この曲“Yama-ha これが人生だ”を歌ってたのは、旧西ドイツ出身のHumpe&Humpeという名前の姉妹デュオ(アネット・フンペ&インガ・フンペ姉妹)であるとか、この曲が入っているアルバム『Humpe Humpe』(1985年発表)の制作にかかわったミュージシャンは結構豪華なメンバーだったということとか、初めて知りました  デペッシュ・モード、坂本龍一、ウルトラヴォックス、ディーボ、ユーリズミックスなどのキーワードが立ち並びます...  デペッシュモードのメンバー、坂本龍一のツアーメンバー、ウルトラヴォックス、ディーボのプロデューサーとか...(そういった主旨の企画ものだったのかな?? ブレードランナーが制作されたのは1982年・・・ その頃流行ったネオジャポニズム??

 


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少年メリケンサック 

2011-01-05 18:38:29 | 映画

暮れにダンナさんと一緒に地上波で観ました

 

少年メリケンサック スタンダード・エディション[DVD]
クリエーター情報なし
VAP,INC(VAP)(D)

 

1980年後期~1990年前期のある日

 

ライブハウスの中

 

リュックの中に入れてあった芥川龍之介の『或る阿呆の一生』が、もみくしゃになった衝撃で、一緒に入れてあったムースまみれになったことを思い出した。。。

 

そんな映画(←?)

 


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バカの壁

2010-02-04 17:26:04 | 
朝青龍、引退


今日は、隣駅の歯科医院に行ってました

待合室に、養老孟司の脳科学の本が置いてあるんだけど(スラムダンクとハチクロともののけ姫も置いてあるよ☆


昨日見た映画「アバター」で語られてるテーマの一つとも併せて、

この本のことを思い出した。

バカの壁 (新潮新書)
養老 孟司
新潮社

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新しい歯医者さん、着々と治療していただいてます

じっくりと話を聞いてくれて、のいい先生で良かったです...(希望を託せます...

頑張って通います


朝青龍、相撲協会、ジェイク(←ネタバレ・)、ルル、and more..、 そして人生は続いていく~~

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広大な自然の中

2010-02-03 10:19:03 | 好き好きスキー

考えが詰まってきた時には、広い場所に出てみるのが大切。

広大な自然に触れてみる。

自分はこんなにちっぽけ

でも空間に比例して心は広く大きくなる

多分朝青龍がくじけないのって、時々、故郷の広大な草原モンゴルに還ってるからだと思う・・・(^^;)

サッカー事件の時、朝青龍、周囲から責められてただただ泣いて泣いてて、この人もう相撲できないのかもな...と思ったら、里帰りして戻ってきたら天真爛漫が復活しててビックリしたもん...

草原の中にたたずむ朝青龍、すごくいいショットだったな~~・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・

画像、探したけど無かった;; かわりにこれ貼っておく (もしかしたら、その写真、この本に載ってるかも

そういえば、ルル昔(19歳頃??)モンゴルの詩を書いたことがあります^^; モンゴルへの憧れ...(見つかったらまた


ルルが触れた広大な空間

山がいつもどっしりと見守っててくれます


遭難しそう??

よろよろと踏み出す

勇気を出して自然にゆだねる


ダンナさんのシュプール


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ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリー・トリオ

2008-02-21 19:22:52 | 音楽
5つ前の記事で書いてたことを独立させました。あの時から一ヶ月ほど経って、ようやく自分の気持ちを書けるようになりました...)

最近はピアノトリオとして活動されているRe-trick氏たちですが、私はギターのユーヤ君(今さらさん付け→君付けができるようになるなんて...この方が親しみやすい感じじゃないかしら??)が脱退してしまったのがショックすぎて、ライブ、観に行けません。。

ユーヤ君がストリートに戻ってきてくれないか・・とかいろいろ妄想でぐるぐる...(これもその一貫...)
こんな人の行く道を、着物の袂を後ろから引っ張って留めようとするような考えは、まるで芥川龍之介の「蜘蛛の糸」における地獄の亡者みたいではないか、、(←妙な比喩...)快く送り出してあげよう・・とか、ぐるぐる...そういう間にもRe-Trick logでみんなで「なんちゃって~~!!」って言ってくれるんじゃないか...って待っちゃったり...

昨日、歯医者に行く時に(最近たいてい外出する時には持ち歩いているのですが、)持って行って電車の中で読んでいたこの本に、ウェス・モンゴメリーとコロコロピアノのウィントン・ケリーとのアルバム「Smokin' At The Harf Note/Winton Kelly Trio-Wes Mongomery(邦題:ハーフノートのウエス・モンゴメリーとウィントン・ケリー・トリオ)」のことが載っていました。
ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリー・トリオ
ウェス・モンゴメリー&ウィントン・ケリー
ポリドール

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ウエス・モンゴメリー(g)
ウイントン・ケリー(p)
ポール・チェンバース(b)
ジミー・コブ(ds)

ここに書かれてた内容は私にとってすごく希望の持てる内容でした。

『リーダーがケリーでもウエスでもなく、2人が双頭リーダーをつとめる新たなカルテットとして期間限定で結成された(そのカルテットによる名盤が本作)........ウエスによってケリーの潜在能力が、またウエス側からみればケリーがいたからこそウエスの魅力もまたあますことなく引き出された(本から文を抜粋)』

ダンナさんも「ジャズという音楽はそもそも“セッション性”という意味合いが強いから、バンドの固定メンバーなんてあってないようなものなんだよね。ミュージシャン同士の気分が合ったら、自然に音を合わせ始めるんじゃない?(だから、脱退、とか聞いてもそんな悲しまない方がいいよ。)」という話をしてました。

だから、Re-Trickのみんなが、いつかまた“気まぐれに”ストリートで、ライブハウスで、スタジオで4人でプレイ(セッション)をしてくれるのを私が生きてる限り、心待ちにしてます
なかなか考えはまとまらないけど、今はこんな感じの気持ちです(ごちゃごちゃ考えてたことをなんとかおはなしできて良かった...)

ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリー・トリオVol.2
ウェス・モンゴメリー,ポール・チェンバース,ウィントン・ケリー,ジミー・コブ
ポリドール

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Vo.2もありました・・・両方とも近い内聴いてみたいです・・・

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(遅まきながらの...)バレンタイン報告☆

2007-02-23 11:21:56 | 家庭
日々の記録が滞っているのを反省。。

2/14のバレンタイン後、ヘソを曲げて実家に帰ってしまった私だけど、ダンナさんのバレンタイン、頑張ってしました・・!!

予定してたアイスボックスクッキーは、作れなかったけど・・(なんだか落ち着かなくて。。)

去年のバレンタインメニューはこんな感じだった・・。
チョコは大失敗だったけど、これ・・。

おととしは可愛い箱をLOFTで買って、トリュフなんか作ったんですけどねぇ・・

 今年のプレゼントは、ポール・スミスのボクサーパンツ。。(「パンツがことごとく伸びてる~~泣」って、ダンナさんが嘆いていたので。。)

 あと、LUSHで、バブルバー3個。

ごめんねダーリン
ぐるぐるブランケット
真実の塔

「NANA」のハチみたいではなく...夫婦で泡風呂だったらダイジョブですか。。??(苦笑)(・・泣笑??)・・とってもマジメなモモさんに私信。。(だから私のページみてらっしゃらないかもだって。。)

お花を生けました。


坂本龍馬ビール
を“ウケ狙い”で買ったきた・・・。


今年のバレンタインメニューは“煮込みハンバーグ”。

 なんか、見た目ストイックでございますな。。(付け合わせはベイビーリーフとパルジャミーノ入りのマッシュポテトです...☆)

 ゴハンは、にんにく入りバターライスにしました・・。(ダンナさんがにんにく大好きなので・・。)

しかし、この“煮込みハンバーグ”に使った“赤ワイン”がまさか喧嘩の原因になるとわ・・(激汗)

ダンナさんが会社でもらってきたチョコレート。

クマさんの天使・・。

私が全部食べてしまいました。。。(周囲のメスの因子を喰いつくすカマキリ婦人のごとく・爆 ・・冗談が過ぎました。。) (・・ストロベリーチョコのバラが特に美味しかった。。)

ダンナさん、来年はもっと心を込めます・・m(__)m(イロイロごめんなさい。。。)

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京都&大阪旅行報告〈その1〉

2006-04-28 22:21:29 | おでかけ
京都&大阪旅行から帰って来ました。

京都は修学旅行や、両親との旅行で行ったことがあるけど、ダンナさまとは初めてです。
大阪はダンナさまが出張で行ったことがあり、たこ昌の明石焼を買ってきてくれたけど、私は初めて・・・。

まず第1日目は、京都の円山公園を散歩しました。

幕末狂いのダンナさまが、坂本龍馬&中岡慎太郎像の前で写真をパチリ。

その後清水寺へ。
円山公園ではまだ桜が残っていて、春の雰囲気が残っていたけど、清水寺はすっかり緑色のグラデーションで彩られてました。

まさに“緑萌える”といった感じ。
高いところが苦手な私は「清水の舞台から飛び降りる気持ちってどんなかな~?」とか思いながらプルプル・・・。


(写真ではオスマシだけど・・・。)


二年坂でお互いの修学旅行の思い出を語り合う。

その日の夕食は、なんと・・・、フグでした・・・!(むせび泣き)
ルルはフグなんてものを口にするのは生まれて初めてでした・・・!(←大興奮)
はげしくストイックな家庭に生まれ育ち(両親は戦争ギリギリ体験の世代です。)、子供の頃から、毎日のオカズは、切り干し大根の煮物とか、茎わさびの酢漬けとかそんなんばっか。おやつは小麦粉に水を加えて練って焼いただけのお好み焼きもどき(昔の職場で仲の良かったハイ・スタンダード&椎名林檎好きな女の子は小さい頃のおやつはたくあんだったと言っていましたが・・・。まっ!どっちにしろ似たり寄ったりです・涙目)とかそんな感じ。
18歳の時の一人暮らしでは、貧乏すぎて、毎日、玉ねぎをスライスしてただ炒めただけのもの、10本百円のバナナを食べていました・・(T_T)ちなみにこのネタ(というか事実)で某少女向けファッション雑誌(◯ューティ。10代の頃に音楽系のファッション研究で大変お世話になりました。)に載りました・・・。(ほんとは読者モデルとか、“街で見かけたオシャレさん”とかで載りたかった・・・シクシク)まだ、掲載されると送られてくるはずの◯ューティ特製ステッカーの到着を待っている私です(←馬鹿)

あれからかれこれ16年ほど経ちました・・・。
まさかそんな私が“高級魚・フグ”を口にすることになるとわ・・・(T_T)

生きてて良かった・・・。
ほんと、大げさじゃなく、ほっぺつねりました。
お味の方は、ほんと最高!ふぐ刺し(てっさ)ははね返ってくるような弾力があり、味は淡白で上品。まったく臭みがありません。
そして、ふぐちり・・・!なんだこの美味しさは・・・!!!
私、大げさではなく、今までこんな美味しいものは食べたことがありません!!!
ダンナさまと出会ってから、ほんとにいろいろなものを食べさせてもらったけど、ほんとこれがだんとつ一位!!!
たっぷりの紅葉おろし、ネギを薬味に、ポン酢でさっぱりいただきました・・・(T_T)
ほんと生きてて良かったよ~~(T_T)


フグのお刺身(てっさ)

ふぐちり。

記念にお写真撮っちゃった・・・(^_^;)

2日目は大阪ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに・・・!


入り口のスヌーピー像と一緒に写真撮っちゃいました。

まずスヌーピーのウォータースライダーで軽く濡れる(変な意味じゃありません・・・汗)
それからは、まさに水と炎と大阪名物芸人魂(ほんとユニバーサルは人のキャラの力による効果“マンパワー?”が大きいと感じました。)の饗(狂)宴会。

「ジョーズ」のアトラクションで、ガイドのお姉さんの自作自演?の大熱演っぷりを見ながらまたびしょ濡れ。(ジョーズがぐわーーーーっ!!!って襲ってくる時に水がかかるのです^_^;)

「ウォーター・ワールド」(近未来の水上都市を舞台とした戦争をテーマに炎や水やスタントによるド派手な演出で展開)では、芸人魂炸裂の関西人の“ニック”と“ピーター”が、つっこみ不足の観客に容赦なくバケツの水をドバーーーーっ!!!
しかし凄かった~~!!!あの水上バイクの華麗な走行!!!私は生まれ変わったら水上バイク乗りになりたいっっ!!!ダンナさんは「今から練習すれば?」と言ってたけど、チキンの典型で運動神経皆無の私にできるはずがないでしょお~~~!!!あくまでも、生まれ変わったらそうなりたいってだけです・・・(T_T)
最後は水上バイク乗りの外国人のお兄さんと、ヒロイン役のムチムチ目の外国人のお姉さんが再会を喜び抱擁しあいハッピーエンド。
ダンナさんは「なんだよ!日本人はカヤの外かよ~!」と大受けでした(^_^;)


次のアトラクション「スパイダーマン」。
あれ、スゴいですね・・・!!!
ビルの間を落ちていく感覚。
乗り物ごとぶん回されてるような感覚。
すごいトリップ感でした!!!
私、スパイダーマンジャンキーになりそうです!!!
サム・ライミ監督の「スパイダーマン」はまだ未見なので早く観なくちゃ~・・・!

その後、ブルースブラザースのパフォーマンスショーを観ていた時に事件・・・!
わりと他のお客さんはおとなしめだったのだけど、私はブルースブラザースが大好きなので、ダンナさまと共にノリノリで観ていたのですが、“おなかに詰め物を入れた”ジョン・ベルーシに手を引かれて舞台の上に立たされてしまいました~・・・!
ダンナさんは、「あぁ~!!!うちのヒキコモリが~!!!」とめちゃくちゃアセったみたいです・・・。
でも、ちゃんと踊りましたよ~!
人間、迷いがないとなんでも出来るもんです(テヘッ)あれこれ可能性があるから迷ってしまって何も出来なくなるけど、この時は逃げるわけにも行かないし、
腹を据えて「踊ってやる!!!踊るしかないっ!!!」と思いました・・・(^_^;)なかなか気持ちが良かったです。大盛り上がりで、皆さまに楽しんでいただいてルルは幸せでした・・・。踊るの好きだし・・・(ダハハ)ジョン・ベルーシは退場ぎわに投げキッスをしてくれました(^_^;)


ダンナさまはアセりながらもお写真撮ってくれたみたいです。

ジョン・ベルーシ&ダン・エイクロイドの間で“連れられた宇宙人”状態のルル


腹を決めてダンス!ダンス!ダンス!


あぁっ!気持ちいい~~!!!

今からゴハン作りするので(私がボヤーッとほうけてたので、ダンナさまが掃除とかやってくれました・・・。ごめんちゃい・泣)京都&大阪旅行報告第2段はまた明日アップしま~す!!!
コメント (10)
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妻は森羅万象と話をしていた。

2006-03-13 16:39:35 | 

あいかわらずコメントのお返しが出来なくてごめんなさい。
ぐずぐずのろのろで、気持ちが座礁してしまってる間はどうしてもお返事ができないのです。
でも、Yoracha!さま、evergreenさま、私がこの先、生き続けるとしたら、お二方のような女性になっていたいです。感性豊かで、世界、文化、人間に対して、少女のようなときめきを持っているお二方・・・。憧れです。

今日は、私が影響を受けた少女漫画のお話をしようと思います。

私が一番好きな少女漫画家は大島弓子さんという方です。

彼女のことは、18歳の時、とあるバンドの打ち上げで出会った23歳のシャイな素敵なお姉様から教わりました。その時の私は、少年誌に連載していた、江口寿史氏の「ストップ!ひばりくん」のひばりくん(美形なオカマキャラ)になりたいと憧れる、少女趣味を否定し、中性願望のある、絶対スカートははかない(いわゆるホットパンツかベルボトム姿で60年代サイケ少女orパンク少女を気取ってました。)今みたいに気も弱くない勢いのある男気溢れる少女でした。

最初に思っていた大島弓子さんのイメージは、“チビ猫”という名の、擬人化された子猫が主人公の作品「綿の国星」のほわほわのメルヘンの少女趣味な世界でした。

確かに、大島弓子さんの初期作品(1968年「ポーラの涙」でデビュー)は、そうした一面も持っているのですが、80年代に入ってからの彼女の作品は、昔から時々顔を見せていた彼女のブラックでビターでシニカルなセンスが色濃く頭角を現してきました。昔からの少女漫画の定型だった、過剰な装飾、とにかくありえないくらいの登場人物の瞳の大きさ、そういったものがなくなり、登場人物も、背景も、何もかも、無味乾燥に思えるくらいシンプルです。それだからこそ後期の彼女の描いていた、人間の心の残酷さ、美しさが読むものの心にぐさりとめりこんでくるのです。

私が今回取り上げたいのは、大島弓子さんの1985年の作品「ダリアの帯」です。
この作品は、ある本で作家の吉本ばななさんが、敬愛していて、自作への影響も与えた存在であるという、大島弓子さんの作品の中でも特に一番好きな作品であると語ってました。

(私事をお話ししますと、1987年に「キッチン」でデビューした吉本ばななさんは、私にとって同時代、リアルタイムの作家だったと言えるのですが、元々、国内だと夏目漱石、芥川龍之介を始めとする、明治、大正、昭和初期の文豪。近代だとかろうじて安部公房氏が好きだった私は、つまり、現代とシンクロした気分になることをあえて拒否していたので、まったく読んでいませんでした。少し世の中への態度が軟化した時に、一作品程度読んだくらいです。その時期に夢中になって読んだのは、「スバラ式世界」「優しくって少しばか」「我輩は苦手である」などの作品を書いた原田宗典さんです^_^;原田さーん!!!早く元気になってくださーい!!!T_T優れたものなんか書かなくていいので、私は原田さんがご家族と幸せで心健やかに暮らしている情報が聞きたいのです・・・!!!話は戻って、吉本ばななさんの良さは私は解らない〈知らない〉のですが、世界的にも、多世代に渡って支持されている吉本ばななさんも「ダリアの帯」は好きな作品だというのがとても感慨深かったのです。大島弓子さんもいろいろな人〈世代〉に知られるようになってほしい・・・。)

また話が脱線してしまいましたが、「ダリアの帯」は、(ベタないい方をしてしまいますが)夫と妻の究極的な愛の物語です。子供を自分の不注意で流産し、狂気にとらわれてしまった妻の姿に直面した時に、夫は何を考えるか、どういう試みをするか。奇行を繰り返す妻と、それでも会社に通い日常生活を送らなければならない現実。

この物語を読んで、今思い返して、私は、愛とは、「覚悟するものなのだ」と思いました。
夫は、いわゆる現実生活=一般的な日常生活、親族、社会的なていさい。すべてを捨てて、妻と共に生きることを選びました。
精神病院から妻を連れ出し逃げる時の、
「どちらが患者(狂気にとらわれている)なのかはわからない」
「ふたりとも患者なのかもしれない」
とのセリフは本当に名言だと思います。
読み返して、涙が出てしまいました・・・。

ラストはお話ししません。是非、みなさん、読んでみて下さい。

 

ダリアの帯 (白泉社文庫)
クリエーター情報なし
白泉社

 

大島弓子が選んだ大島弓子選集 5 ダリアの帯 (MFコミックス)
クリエーター情報なし
メディアファクトリー



この話は、フェアリーテイル(おとぎばなし)だとは思います。

でも、「人生はおとぎばなし」(J・アーヴィング「ホテル・ニューハンプシャー」より。小人症の少女で作家になったリリーの言った言葉。)なのだと思います。
それとも、「人生は祭りだ」(フェデリコ・フェリーニの言葉)なのかもしれません。

次は大島弓子さんの「ロングロングケーキ」について書きたいです。

コメント (4)
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土曜の朝

2005-12-10 08:55:03 | 家庭

ルルです。早く起きた土曜の朝です。・・・といっても、もう9時ですが、いつもよりは早いです。
ダンナさまとは、今度こそよりいっそう仲良くなりました。みなさん、大変ご心配おかけしました(ぺこり)

今日は、ダンナさまは、某韓流スターの会見に行きます。

ダンナさまのお母様は、熱狂的なY様ファン。マナーを守る、孤高的なファンなのですが、「Fのソナタ」のロケ地におもむいたり、韓国語を学んだり・・・。この前韓国に行った時は、韓国語を流暢に話されて、お父様をビックリさせたみたいです。
うちの母親も、バードウォッチングに夢中になってます。父を留守番させて、渡り鳥を見るため、シンガポールに飛んだりしています。
一方父は、このあいだ、新宿コマ劇場にとある演歌歌手のコンサートを観に行ったみたいです。結婚のための両家の顔合わせの時に、高級中華レストランで、とある演歌歌手の坂本龍馬について歌った曲が・・・うんぬんと独演会状態になり、娘の私は恥ずかしかったです(恥)この父って、いいところも悪いところも私そっくり・・・。一途で天然ボケです。
でも、子供が巣立ってからも、何か熱中できる趣味があるって、素敵ですね!


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