PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

YBO2 “Canon”

2006-11-24 19:46:08 | 音楽
dipsと割礼の映像は(当然?)無かったのですが、北村昌士さんのバンドYBO2のメジャーレーベルから出した曲“Canon”のPVがあったので、貼り付けます~☆

YBO2_Canon
↑変拍子酷使。後期の音はだいぶ前衛的だったんだな。。Drを叩いてるのは吉田達也氏(Ruins)らしい。。(エッ?!元メンバー!?知らなかった。。)



YBO2のジャケットワークその1“ネズミ”


YBO2のジャケットワークその2“マリア”

ちなみに北村昌士さんは、「キング・クリムゾン / 至高の音宇宙を求めて」というキング・クリムゾンの分析本も出していたみたいです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LULU's Velvet Ranking

2006-05-22 19:09:53 | 音楽
ナチュラルボーン・おせっかい、称して〈NBO〉のLULUと言います。こんにちは~♪♪
ダイジョブですよ!もう荒くれていませんよ!
いつも太陽に向かって笑顔をふりまくルルチャンなんですよ~!

なんてアホな前置き、失礼しましたm(__)m
この記事の前にアップした THE BEATLES 「ABBEY ROAD」の中の曲、ジョージ・ハリスン作の「Here Comes The Sun」は、全ての人に、そして私にも、光がさしてくるように、光がふりそそぎますように・・・という私の祈りです。(私は自分自身教という土着型宗教を信じています・・・。)

今日は、もう先週中からアップしようと思っていた記事です。
ルルの“疾走する過去へのケジメ記事3連作”(←?)の最後の作品です。
題して、ルルのヴェルヴェットランキング~~~~!!!!!

(しーーーーーーーーーーん)

・・・・ハイっ!
つかみはOKでしたね。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、いつからその名を知ったのかはすでに忘れてしまうくらいに、私の血となり肉となり、共に生きてきたバンドだと思っています・・・。
20歳頃、ヴェルヴェットのカバーバンドでドラムを叩いてました。モーリン・タッカーに影響を受けた木魚のようなドラムでした・・・。
実は、うちのダンナさまもヴェルヴェットのコピーを演るバンドで、ドラムを叩いていたそうなのですが、テクニック重視だと思っていたダンナさんの過去としては、私はすごく意外な気がしました・・・。
ペラッペラの音の中に見出せるのは、斬新なアイデアに満ちたアート性の高い唯一無二の実験型ポップミュージック(←ルル命名)なのです。
今までにいろいろなヴェルヴェットフォロアーバンドが出てきたのですが、それらのどのバンドもヴェルヴェットを超えることができなかったと思います。
これぞ60年代に燦然と輝く、金字塔的アートロックバンド!!!
なんて、べた褒めしてますが・・・、ではランキングに・・・。

まず1位から、
「LOADED」
Loaded
クリエーター情報なし
Warner Strat. Mkt.

*ルルのジャケ趣味を見抜いていらっしゃる方は、「なるほどね~。」「まんまじゃん!」って思われるかもしれませんが・・・。
やぁ、この柔らかい楽曲の数々は一体なんなんでしょう???
あの、ナイフみたいに尖っていた(←?)触れれば身が切れるような意地悪な前衛性は、(少なくとも表には)見えてきません・・・!なんか、意外なヴェルヴェットの一面と言う感じで、明らかに他のアルバムとは毛色が違うのですが、私はものすごく好きです!ヴェルヴェットのど真ん中がお好きな方はもしかしたら意見が違うかもしれませんが・・・。一曲目“Who Loves The Sun”は、南国ムードもしくは春の日差しのような、優しげな曲です。(でもこの曲を作った人はきっと意地悪だけど・・・笑)二曲目“Sweet Jane”は、ボーカルにシニカルな印象は感じるのですけど、少なくとも眉間にシワがよってしまうような曲ではありません。この曲もすごく優しげです。三曲目“Rock &Roll”は、この曲を創ったルー・リードの精一杯のサービス精神が伝わってくる、気持ちのいいその名の通りの爽快なロックンロールナンバー。(←ト云う、ベタな表現がとても似合います。)「なんだ、ルーって、けっこういい人なんじゃないの~?」と気持ちがほだされてしまいますね~(^_^;)なんて思ってたらきっと痛い目にあうんですよ~泣
その後も、いい曲が続き、肩の力を抜いて聴ける一枚だと思います!
ヴェルヴェット慣れしていない人はこのアルバムから聴いた方がいいのでは?と思いますが、でもこれを聴いてもヴェルヴェットが理解できるということにならない、ひじょうにヴェルヴェットの作品の中では特殊な作品だと思います。
しょっぱなから長くなってしまった・・・汗

そして、二位、

サードアルバム「THE VELVET UNDERGROUND」

The Velvet Underground
The Velvet Underground
Verve

このアイテムの詳細を見る

*出だしの“CANDY SAYS”は、私がほんとうに好きな曲です。何度繰り返し聞いても、そしていつ何時聴いても違和感を覚えない、本当に自分自身に密着した曲だと思います。たいへん静かな曲です・・・。
そして、次の曲、“WHAT GOES ON”に至る展開がとても好き!この曲は、私のかなり好きな女優さん、大塚寧々が出ているNHK系の文化番組のオープニングテーマとして使われていましたが、なんか、大塚寧々とこの曲がほんと似合ったなぁ・・・(うっとり)今、よく語られる“文化系女子”として、渡辺満里奈、緒川たまき(←この人のことも相当好き)の名前が出てきても、なぜ大塚寧々の名前が出てこないのか?というのがすごく不思議です。・・・なんて、話がそれてしまいましたが、九曲目の“THE MURDER MYSTERY”は、ほんと素敵な悪夢が見れそうなとても不思議な曲。なんか変なんです!(笑)
そして、そして、十曲目、最後の曲、“AFTERHOURS”、これ歌ってるの、ドラムスのモー・タッカーなのかな?なんか、写真で見るとモー・タッカーってオバさんっぽいけど、この声は、何でこんなに可愛いの~~?!萌え~~~!!ってカンジなんですけど・・・!それとも、他に不思議の国のアリスのようなかわゆいロリータ少女を連れてきて歌わせてるのかなぁ?(笑)

次は、三位!

「THE VELVET UNDERGROUND&NICO」

The Velvet Underground & Nico

A&M

このアイテムの詳細を見る


*すみません・・・。ここでやっとバナナが出てきます。
主にヴェルヴェットのカバーバンドでは、このアルバムを中心として演っていたので、思い出深いはずなんですけどね・・・。
一番好きなのは八曲目“THERE SHE GOES AGAIN”、この曲を叩いてるときが一番楽しかったです!ほんと気持ち良かったですよ~!早くこの曲叩きたいなぁって常に思ってた(笑)私って基本的には元気目の曲が好きなのかなぁ・・・?(笑)
十一曲目の“EUROPIEAN SON”は、サーストン・ムーアがカバーしてたけど、ヴェルヴェットの編み出した、ノイズ・ミーツ・ポップミュージックをサーストン・ムーア解釈で演奏しているのでしょうけど、きっとヴェルヴェットへの愛が勝ちすぎちゃって、割りと原曲の手法を正しく守っているので、ヴェルヴェット大好きのノイズ小僧によるカバーといった感じで、やはりヴェルヴェットは超えられてなかったように思います。でも、サーストンって可愛い~♪

その次は、四位!

「WHITE LIGHT/WHITE HEAT」
White Light White Heat
クリエーター情報なし
A&M

*私が居たバンドのリーダー的な存在だった、サイケ専門のレコード屋の店長さんであるHさんは、ヴェルヴェットのアルバムで、これだけ持っていなかったみたい・・・。それだけ“嫌い”だったみたいなのですけど、実は、当時私がヴェルヴェットの中で一番好きだったアルバムはコレでした~!一番うるさくて、ロックっぽい気がしたんですよね。
しょっぱなの曲、“WHITE LIGHT/WHITE HEAT”は、また空耳ばなしで申し訳ないのですけど、タ◯リの番組に採用されてましたよ!空耳の内容は、「お医者さん、お医者さん、うちの子診てくれ~♪♪」(笑)

そして、五位!

「ANOTHER VIEW」
Another View
The Velvet Underground
Verve

このアイテムの詳細を見る

*ファーストアルバムの“バナナ”に次ぐセカンドアルバム。
ロックバンドにとってのセカンドアルバムってすごく難しいですよね。
例えば、同じNY系で、VUの後継者とも言える、テレヴィジョンのセカンドアルバム「アドヴェンチャー」なんて、ほんとケチョンケチョンに評価されたみたいですもんね・・・。・・・私のトム(・ヴァーレイン)をいじめるなよ!
うーーん、今聴いてますが、ヴェルヴェットのセカンドはどうだったのかなぁ・・・。失敗?成功?“ルー・リードの原点である”とCDの帯に書いてありますが・・・。
でも、一番最後九曲目に、「LOADED」にも入っている、ルーのサービス精神、芸(ゲイ?)人魂炸裂の曲である“ROCK AND ROLL”が入っているので、良しとしましょうよ!終わりよければ全て良し!

・・・のはずだったのですが・・・5月23日追記、ゴメンナサイ・・・、また失敗しました~「ANOTHER VIEW」は、“未発表曲”第2弾ってことだったみたいです~セカンドはたしか「WHITE LIGHT/WHITE HEAT」でしたよね・・・。このアルバムの最後の曲は“SISTER RAY”です。この曲も訥々としていますが、17分以上の大作!ヴェルヴェット初期の気骨を感じさせる大変な名曲です(オチませんでした~エーン!)
コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

迷い込んだシネマシアター

2006-04-04 20:20:26 | 映画
音楽のこと、映画のことをこれからなるべく書いて行こうと思いました。
しかし、私は、音楽のことも映画のことも、自分の中の感傷として覚えている傾向があるので、他の方の参考になるようなレヴューが書けないような気がします・・・。
いくつか書きたいことが浮かんだのですが、みんな自分の経験に結びついたもので、とても客観的だとは思えません・・・。
でも、どうか、ルルの戯言として、聞き流して下さいませ。

1994年12月、私は四谷のイベントスペース〈P3〉で行われた、佐々木敦氏主催の“unknown mix”に行きました。“unknown mix”とは、若手アーティスト、若手音楽家を集めて行なったイベントで、私の知り合いのミュージシャンとしての自活を目ざす人や、DJの人も出ていました。(私が20歳の頃通っていた、Black fistというクラブイベントで知り合った人たちです。)
私はそろそろ、どこかに所属したかった。
一人きりがいやだった。
自分が今だ何ものでもないのもいやだった。
マンチェスタームーブメント、グランジムーブメント(とは言っても、“日本においての”なので、大したことないのでしょうが・・・。)にも酔狂できず、すべてに違和感を感じる。
バンド活動も長続きせず、語り合う友人も居ない。文章を発表する場もない。そんな現状が嫌でした。
そこで、流行りものとは関係のない、前衛的なアーティスト集団とやら(失礼!)のお仲間に入れてもらいたいと姑息なことを考えたのです。
アンディ・ウォーホールのファクトリーなんかを想像していて、アーティスト集団がお互いを刺激しあい、インスパイアしあい、活動を続ける。そんな形に憧れ、想像(妄想)が膨らんでいました。

しかしクラブで知り合った“芸術的な”友人(?)たちはみんな冷たく、疎外感を感じる中、会場を後にしました。

もう終電はとっくに終わった後でした。
どこに行こう・・・。と考えて、思い浮かんだのは、オールナイトで上映をしている映画館のことでした。
そこで、池袋のACTミニシアターに・・・。
入り口を入っていくと、切符売り場に誰も人が居なかった。ただ見をするつもりはなかったのですが、少し“ラッキーだな”と思いつつ席に座る。スクリーンに映し出されているのは、複数の女性による舞台劇。ジャック・リヴェット監督による映画「彼女たちの舞台」でした。

ジャック・リヴェット監督に対して運命的なものを感じた私は、その後、彼の映画についていろいろ調べ始めました。
彼の撮った映画で特に好きなのは、リヴェット版不思議の国のアリスと言われる「セリーヌとジュリーは舟で行く」、リヴェット版ドン・キホーテと言われる「北の橋」です。
「セリーヌとジュリー~」は、不思議な出会い方をした、魔術師のセリーヌと、図書館司書のジュリーが、魔法のキャンディやいろんな小道具により共通の幻想を見て、幻想の中で出会った殺される運命にある少女を力を合わせ救い出すお話。
不思議の国のアリスのワンシーンのように、スカーフを落としたセリーヌを、ジュリーが追いかけるところから物語は始まります。
その後不思議な巡り合わせの元、必然のように一緒に住み始める2人。
そして、いろんな摩訶不思議な出来事の中、連帯感を深め、運命共同体として、一人の少女を救い出すのです。

この物語は、現実と幻想、人物と人物の境界が曖昧です。
セリーヌとジュリーは時々お互いの役を入れ替えたり、ふたりで同じ人物を演じたりします。
そして、セリーヌとジュリーは試行錯誤の末、幻想世界の行き来が自由にできるようになり、幻想の中の住人は、ついには現実世界に姿を現すのです。
本当に不思議なお話。私は映画の中に出てくる小道具がとても好きでした。ブラディマリー、魔法のキャンディ、魔除けの恐竜の目・・・。
セリーヌとジュリーのファッションも70年代的でとてもオシャレです。
男性必見である、セリーヌ役のジュリエット・ベルトのシャワーシーンも出てきますが、彼女の体型はまるで少年のようなので、期待するほどのエロティシズムは無いかもしれません(^_^;)
この映画でジュリエット・ベルトがすごく好きになりましたが、癌を患い、1990年に、42歳の若さで亡くなったそうです。「セリーヌとジュリー~」の中で、アドリブを効かせ、自由に振る舞う魅力的な彼女は、もうこの世に居ないんだ・・・、と思ったらすごく悲しくなりました。とてもいい女優さんなので、生きていればその年なりのいい演技をしてくれたような気がします。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元気になりました!

2005-12-07 01:19:37 | Weblog
すごく落ち込み、反省しましたが、もう立ち直りました、コメントやメールで、助言をいただいて、おかげさまでルルは元気になりました!ありがとうございます!
私が尊敬している、ミュージシャンのJONさんは、「男女で感覚はちがうもの、音楽に詳しい人からは学べばいいし、意見が違ってたら違うでいいと思う。」と助言をくださいました。

私が前の日記で書いていた“自称・前衛音楽家”という記述した方についてですが、10年以上の彼の活動を遠くからながら見てきて、彼は本物の前衛音楽家なのだということが解りました。誤解していたこと、本当にゴメンナサイ!
彼の長年の苦肉の創造のたまものの初CDがこのたび発売されたそうです。おめでとうございます!彼の名前はサイトウエレトリコさんといいます。

さて、昨日からの“男の子に負けたくない!”という私の叫びですが、世の男性のみなさん!ルルは「女には音楽の話なんてできねぇよ~」と言わず、お話の仲間に入れてほしいという切なる気持ちがあるのです!そのあまりに逆差別してごめんなさ~い!
あとダンナさま!ルルのルーツはパンクであり、まだパンクスピリットを持っていると思っとるのですが、あまりダサイダサイと言わないでください!
ダンナさまのメタル好きも認めますので!バカテク、ギターバトル、エアギター選手権、いいじゃないですか!

今日のゴハンはマカロニグラタンを作りました!主婦業がんばるのだ!
ダンナさまとは、大げんかのあと、ますます連帯感が深まったようです!
ブログを通じて、世界が広がりました!トラックバックも次々付けていただいて、ルルは幸せです!みなさまに感謝、感謝!!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男の子に負けたくなかった

2005-12-05 21:21:49 | 心象風景
土曜日は音楽のことで、日曜日は哲学のことで旦那さまと大喧嘩になりました。
それは、地球が壊れるような騒ぎでした。階下の方、ご迷惑おかけしました。

私が、何で、心から男の人に尽くす可愛らしい女の人になれないのか、考えてみようと思いました。

*幼い頃、テレビはキャンディ・キャンディなどの少女ものより、ウルトラマンなどのヒーローものが好きで、ヒーローになりたくて、夜眠ると、バルタン星人と戦う夢を見た。
*兄が2人居たので、家庭の中でのケンカから、ケンカのしかたを学び、学校で強い人、特に男の子をやりまかすのが好きだった。
*兄が2人居るので、自分のことを兄と同じ男の子だと思い込み、立ちションまでマネしていた。
*ヒーローになりたいので、学校の女の子(私にとっては、お姫様たち)を守ろうと毎日男の子とケンカ。あだなは男おんな。
*私の母親が田島陽子好きのちょいフェミニストである。母親の父は、山で狩りをして、海で魚つりをする自由人。母の母は、助産士で、元祖職業婦人だった。
*両兄が高学歴、私だけ大学に行っていない。そのことによるコンプレックス強し。
*討論好きで、日常的にディベートが行われるような家庭に育った。もちろん末っ子で、あまり頭の良くない私はいつも言い負かされ、くやしい思いをしていた。
*自分のことを男の子だと思い続けるのは、当然無理。思春期でつまづく。自分から出てくる女らしさにとまどった。
*初恋を経験するも、つらい失恋。つらい思いをしたのは男の人を好きになったからだ、と極端な考え方をする。もう男の人とは恋をしないと誓う。
*パンク、ロックを知り、中性の魅力を持つ、女性ミュージシャンに惹かれる。パティ・スミスを聴いて、ショックを受ける(でも、幼稚だったこの頃には、わからなかったけど、この人は母性にあふれたすごく女性らしい人だと思う。)
*学歴がないので、音楽のことでは負けたくなかった。でも協調性のない私は、バンドらしきことをはじめても長続きせず。集中力もなく、音楽探究もうまくできなかった。・・・でもなんで男の子って、あんなに音楽のことに集中できるんだろう。私は、音楽探究の仕方がわからず、結局中途半端で男の子の知識量には、勝てないままなのだ。しかしそもそも勝ち負けを考えるのがおかしいとダンナさまは言っていたのですが、勝ち負けだけではなく、私は音楽を愛しているのです!そのあまりにエキセントリックで、ファナティックで、デスペレートになってしまう。(それは、すごく理不尽で、ださくて、野暮な音楽への接し方だとはわかっているのですが・・・。)過剰反応になってしまうのは、周りに、はっきりと「所詮、女ってバカだからさぁ~。」とか言い放った前衛音楽家を自称する男の人が居たからです。(その人との戦いは、7年にわたって続きました。でも数年前に和解、今はその方の活動を応援してます。)コンプレックスのために自分をおとしめてきたのは、最近気づきましたが、やはり、私は自分の女的なDNAがいやで、勉強のできなかった自分があきらめきれないのです。
自分の女的DNAを認め、自分は頭が悪かったと認め、旦那さまに尽くすにはどうすればいいのか・・・。もうふっきれて、私は変わったんだと思い込んでいましたが、昔の性分を捨てられません。もうひとつ、私は自分の悩みを解明したいがために、独学で学ぼうとしていた、哲学という学問を、何一つ解明できないまま放り出してしまったのです。モンティ・パイソンのネタの哲学者サッカーにおけるニーチェのように、「ユリイカーーー!!!(わかったーーー!!!)」と叫び、その上でサッカー(じんせい)を始めたい。・・・でも哲学を解るのは、度量が必要なのかもしれません。私は、人生に誠実に取り組みたくて、いろいろなことを考えながら生きたいのですが、それは学問によって学ぶものではないと旦那さまに諭されました。それは、人間関係、社会生活において学ぶものだと・・・。私は長きにわたって、人を寄せ付けず、人を理解しようとせず生きてきました。女性にはめずらしく、お茶を飲みながらおしゃべりするようなお友達もいません。尊敬する女性は何人か居ます。でも、そうだと余計ひとみしりしてしまい、仲良くなれません。

・・・旦那さまが帰ってくるみたいです。旦那さまは、肉親でさえ手を焼いて、匙を投げていた厄介な私の内なる戦いを、親身になり、考えてくれた人です。時々混乱してキチガイざたを起こす私を、見捨てずに支えてきてくれました。旦那さまは、無条件に愛情をそそいで守っている私が、なんで、善意を悪意にとり、破壊的なことを旦那さまに対して言ったり、旦那さまをねたんだりするのか、わからないと言います。・・私にもわからないのです。長年自分の心の中でこねくりまわしてきた、自意識をどう処理すればいいのかわかりません。

前回の日記の時に、心ないトラックバックが付き、消去させていただきました。
ここ2日間ほど、いつものルルの調子ではない文章を載せていますが、しばらくすれば戻ると思います。私の記事を褒めてくださった、沙也歌さん、ありがとうございます。最近はこんなに暗い文章でゴメンナサイ・・・。初めてトラックバックくださった、Cottonwoodhillさん、ありがとうございます。一生懸命書いた文なので、すごくうれしかったです!音楽に対してこんなにドロドロした気持ちを持ってて、恥ずかしいです・・・。もっと修行が必要ですネ!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする