現代アート道楽の日々。

首都圏の展覧会の感想など。しばしば遠征。【不定期更新】

茶寮 不室屋@金沢尾張町

2004-12-23 | 食べ歩き
金沢21世紀美術館の「モダン・マスターズ&コレクション」展を観たら、ちょうどお昼時だったので尾張町へ移動。美術館最寄の「香林坊」から尾張町最寄の「武蔵ヶ辻」までは、バスの運賃が100円なので気軽に移動できる。

茶寮 不室屋

この店は、慶応元年創業の加賀麩の老舗「不室屋」に隣接する食事処&喫茶。不室屋は、ここの他に駅ビルにも売店がある。

今日のランチは、麩久箱膳。これは、昭和30年代頃まで食事に使われた箱膳を茶寮風にアレンジし、麩料理を盛り込んだもの。写真の向附・麩久箱の他に、治部煮・ご飯・味噌汁・香の物・デザートが付き、3150円なら納得の内容。

加賀麩を使った料理を、ちょっとずつ何種類も食べられるのが嬉しい。加賀名物の治部煮も柔らかくて優しい味で、当然湯葉や麩も入っている。他に気に入ったのは、ご飯とは別盛りのしぐれ麩で、辛過ぎなくていくらでも食べられそう。デザートの麩まんじゅうも、初めて食べたけど面白い味だった。

帰り道に近江町市場を覗く。さすがに祝日なので多くの店が閉まっていたが、それでも開いている店は活気があった。寿司屋や食堂の海鮮丼が美味しそうだったので、次に金沢に来たときは、それを食べるつもり。

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