茫庵

万書きつらね

漢詩練習 - はたちよしこさんの俳句に和す

2009年01月23日 08時24分46秒 | 漢詩
二〇〇九年一月二十日

はたちよしこさんからのメールに書かれた俳句に応ふ  七陽韵
あやとりの川に冬日がさす、という内容でした。

                   風雷山人

窓外寒威敷薄霜  窓外の寒威 薄霜を敷く
(そうがいのかんい はくそうをしく)

爐邊暖取両童唱  爐辺に暖を取り 両童唱う
(ろへんにだんをとり りょうどううたう)

午陽嬉笑翻花鼓  午陽 翻花鼓に嬉笑す
(ごよう、ほんかこにきしょうす)

繍架綸橋映麗光  繍りて綸橋を架ければ 麗光に映える
(ぬいとりてりんきょうをかければ れいこうにはえる)


【大意】

家の外は寒さ厳しく薄霜が降りています

温かくした部屋では 女の子が2人歌声をあげています

お昼時、窓から冬日がさす中、あやとりに興じる笑い声

糸の橋が照り映えてとてもきれいです


     あやとりの 冬日にかざす 糸の橋



最新の画像もっと見る