茫庵

万書きつらね

漢詩練習 - 二〇〇九年四月五日 詩写展日記

2009年05月11日 12時11分31秒 | 漢詩
このところ色々と忙しくてついこちらの更新から遠のいていました。
本日は、詩写展の当番の日に夫婦連れだって会場に行った時の詩です。

詩写展当番
          風雷山人

花笑鳥歌草色宜  花笑ひ鳥歌ひ 草色宜し
         (はなわらいとりうたい そうしょくよろし)

青眼喫茶忘時移  青眼茶を喫し 時の移るを忘る
         (せいがん ちゃをきっし ときのうつるをわする)

陽春麗日迎詩客  陽春麗日 詩客を迎ふ
         (ようしゅんのれいじつ しかくをむかう)

清話悠然惜別離  清話悠然 別離を惜しむ
         (せいわゆうぜん べつりをおしむ)


【大意】
結構なお日和、詩写展開催中の喫茶店に来てみました。
お茶を飲みながら展示作品に見入ってしまい、
つい、時間が経つのを忘れてしまいました。
すると、お偉い詩人と詩画の作家さんのグループが来られて
話題百出、詩の話、芸術の話など、沢山されて、
名残惜しみつつ帰られました。


という訳で、この日、私ども夫婦のような素人から見たら、
同席する事も恐れ多い、大ベテランの方々が来られて、
しばらくの間、詩や芸術について歓談する、という
幸運に恵まれたのでした。




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