4月9日の公開レッスンとコンサートの下見とリハを兼ねて、稲毛音楽室へ。
総武線に久しぶりに乗りました。
途中、市川の駅を通過した時、急に思い出したことが。
母が子供の頃は、市川の真間に家があり暮らしていた、と言っていたのを何十年かぶりに思い出しました。
そうか、このあたりか・・・としみじみと景色を見る。
馴染みの少ない千葉ですが、ちゃんとご縁があるではないか。
駅に主宰の吉岡由貴さんが迎えにきてくださり、会場に到着。
稲毛園という創業80年の老舗のお茶屋さんの敷地。
元々は、合気道の道場だった、という会場には、当時のままの大きな神棚があり、思わず参拝。
その横の、昔はお茶のふるい分け?に使っていた作業スペースの土間にピアノとグランドピアノがあり、なんというか、不思議な気が濃厚に漂う空間でした。
初めての場所なのに、落ち着く。
何故?そっか。音楽と武術の共存が、既にこの場にあったのね・・と今気付く。
本当はリフォームをするはずだったのが、このコロナ禍で、すっかり利用頻度が減り、予定中断となってしまったそうですが、だからこその、面白さ、良さがありました。
剥き出しの木の柱も良い。
そして、まずは合わせ練習ではなく「爪切り」。
吉岡さんの知人で、今度、公開レッスンを受講される海上(うながみ)美代子さんが「爪切り屋」というフットケアワーカーということで、興味が湧き、やっていただくことに。70代の元気な女性で、お話もためになることばかり。
足の爪に特化した爪切り屋とのこと。
魔女トレ・西園美彌先生のお陰で、かなり指は開き、足指、足裏もプニプニと柔らかくなって、歩行はより楽になり、荷物まで軽くなった。
でも、この「爪切り」のことをうかがうまで、足の爪のことなど考えたこともありませんでした。
どちらかというと、深爪。特に小指、薬指はほぼ肉?というくらいちょっと伸びると気になってしまってすぐに切っていた。
診て頂くと、私はもう全ての指が深爪なのだそう。
手指は、夫々の楽器演奏に適した爪の短さであっても、足の指は体重が乗るのに、爪の押さえがないと、その分余計肉が盛り上がってきて、本来の足指の機能が使えなくなっている、という説明にとても納得。
施術していただきながら、自分でできる角質除去のやり方、やすりのかけ方などもお教えいただきました。そして、あと1ケ月は足の爪を切らないこと、と約束。
ついつい切りたくなるのは、角質が溜まってくるせいもあるので、その角質を取るようにすれば、伸びてきても、それほど気にならないはず、ということでした。
一週間に一度で良いとのことなので、がんばろう。
思えば足の爪の切り方というのは全くの自己流で、プロに切ってもらうなんて考えたこともありませんでした。
でもちゃんと爪には爪の事情と生えている理由があるのだなあ、と再認識。
海上さんは介護福祉士でもあり、様々な施設で高齢者の足爪を切ることもしておいでなのですが、中には、自分で言うことができず、また施設職員の手も足りず、そのため、足の爪が伸びて隣の指に食い込んでいまったケースなど、重症例を手掛けることもおありなのだそう。
見せていただいた数枚の写真は衝撃的でした。
このようなことがある、というのはショックでした。
お洒落の為ではない、健康の為の、そして私にとってはフルート演奏のための爪切りでしたが、終わったあとは、本当に奇麗な足指になって、なにより足指って5本あるのだなあ、とばらけて感じられたのは新鮮でした。
そして演奏への効果も絶大。
さらに腹奥に繋がるのが感じられたのでした。
そして曲順通りに合わせ。
響きがベストの立ち位置を見つけられたのも良かった。
アフターはお勧めのイタリアンにお連れいただきました。
ソムリエ資格も持っているシェフのセレクトで、ホッキガイのカルパッチョ、桜エビのフリット、目にも楽しい沢山のオードブル、そして二種類のピザ。
夫々の料理に合わせたワインは最初はミネラル感たっぷりのロゼ。
次は美発砲の赤。香りは華やかで甘いのに、味はトロッケンで、素晴らしかった。
総武線に久しぶりに乗りました。
途中、市川の駅を通過した時、急に思い出したことが。
母が子供の頃は、市川の真間に家があり暮らしていた、と言っていたのを何十年かぶりに思い出しました。
そうか、このあたりか・・・としみじみと景色を見る。
馴染みの少ない千葉ですが、ちゃんとご縁があるではないか。
駅に主宰の吉岡由貴さんが迎えにきてくださり、会場に到着。
稲毛園という創業80年の老舗のお茶屋さんの敷地。
元々は、合気道の道場だった、という会場には、当時のままの大きな神棚があり、思わず参拝。
その横の、昔はお茶のふるい分け?に使っていた作業スペースの土間にピアノとグランドピアノがあり、なんというか、不思議な気が濃厚に漂う空間でした。
初めての場所なのに、落ち着く。
何故?そっか。音楽と武術の共存が、既にこの場にあったのね・・と今気付く。
本当はリフォームをするはずだったのが、このコロナ禍で、すっかり利用頻度が減り、予定中断となってしまったそうですが、だからこその、面白さ、良さがありました。
剥き出しの木の柱も良い。
そして、まずは合わせ練習ではなく「爪切り」。
吉岡さんの知人で、今度、公開レッスンを受講される海上(うながみ)美代子さんが「爪切り屋」というフットケアワーカーということで、興味が湧き、やっていただくことに。70代の元気な女性で、お話もためになることばかり。
足の爪に特化した爪切り屋とのこと。
魔女トレ・西園美彌先生のお陰で、かなり指は開き、足指、足裏もプニプニと柔らかくなって、歩行はより楽になり、荷物まで軽くなった。
でも、この「爪切り」のことをうかがうまで、足の爪のことなど考えたこともありませんでした。
どちらかというと、深爪。特に小指、薬指はほぼ肉?というくらいちょっと伸びると気になってしまってすぐに切っていた。
診て頂くと、私はもう全ての指が深爪なのだそう。
手指は、夫々の楽器演奏に適した爪の短さであっても、足の指は体重が乗るのに、爪の押さえがないと、その分余計肉が盛り上がってきて、本来の足指の機能が使えなくなっている、という説明にとても納得。
施術していただきながら、自分でできる角質除去のやり方、やすりのかけ方などもお教えいただきました。そして、あと1ケ月は足の爪を切らないこと、と約束。
ついつい切りたくなるのは、角質が溜まってくるせいもあるので、その角質を取るようにすれば、伸びてきても、それほど気にならないはず、ということでした。
一週間に一度で良いとのことなので、がんばろう。
思えば足の爪の切り方というのは全くの自己流で、プロに切ってもらうなんて考えたこともありませんでした。
でもちゃんと爪には爪の事情と生えている理由があるのだなあ、と再認識。
海上さんは介護福祉士でもあり、様々な施設で高齢者の足爪を切ることもしておいでなのですが、中には、自分で言うことができず、また施設職員の手も足りず、そのため、足の爪が伸びて隣の指に食い込んでいまったケースなど、重症例を手掛けることもおありなのだそう。
見せていただいた数枚の写真は衝撃的でした。
このようなことがある、というのはショックでした。
お洒落の為ではない、健康の為の、そして私にとってはフルート演奏のための爪切りでしたが、終わったあとは、本当に奇麗な足指になって、なにより足指って5本あるのだなあ、とばらけて感じられたのは新鮮でした。
そして演奏への効果も絶大。
さらに腹奥に繋がるのが感じられたのでした。
そして曲順通りに合わせ。
響きがベストの立ち位置を見つけられたのも良かった。
アフターはお勧めのイタリアンにお連れいただきました。
ソムリエ資格も持っているシェフのセレクトで、ホッキガイのカルパッチョ、桜エビのフリット、目にも楽しい沢山のオードブル、そして二種類のピザ。
夫々の料理に合わせたワインは最初はミネラル感たっぷりのロゼ。
次は美発砲の赤。香りは華やかで甘いのに、味はトロッケンで、素晴らしかった。
吉岡さんご夫妻に御馳走になってしまいましたが、驚愕の美味しさでした。
話題も尽きることなく、良いひと時を堪能。
吉岡さん、海上さん本当に御世話になりました。ありがとうございました!
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あまりに色々な刺激を受けて、夜はすっかり目が冴えてしまいました。
やはりあの伸びて変色して曲がりくねったお年寄りの爪の写真が衝撃だった。
誰にも、そして自分にだって、そういった未来が訪れる可能性はある訳で。
将来そんな目に合う可能性が皆無の世の中にしていきたいものです。