ぼんじゅ~る。こもんさヴぁ?
今週に入って、カラカラのハルマッタンの
季節が終わったようです。
急に、湿度も温度も高くなりました。
これから、ガンガン暑くなっていきます。
今日も先週からのつづきで、村の石鹸づくり。
ちょっと長くなりますので、昨日と今日と、
2日に分けてご紹介します!
で、この伝統的な村の石鹸づくり。
作り方を箇条書きすると、一見、カンタン。
1・灰を土器に入れて灰汁をとる。
2・灰汁をドラム缶の中で混ぜながら煮る。
3・パーム油を加えてさらに混ぜながら煮る。
4・仕上げのパーム油を足して火からおろす。
5・1日置いて、凝固した石鹸を切って、
おだんごのように丸くする。出来上がり。
私が見た作業は、1の途中から3まで。
だいたい、7~8時間の骨折り作業。
(その前後は、Aちゃんから教えて頂きました)。
じゃあ、この5つの作業をただマネすれば
誰でもできるのかというと、違うみたい。
村の人たちの自然の知恵とか、信仰だとか、
母から娘へと継承された作り手の熟練の技とか、
経験とか、ルールとか、こだわりだとか・・・。
どれひとつとして欠けていても完成しない。
この石鹸は、ただの石鹸の原形じゃない。
ベナンのある村の伝統文化とか、どんどん忘れ
去られる知恵や技術を物語ってくれるようなモノ。
特に、ワタシが感心したのは灰汁づくり。
灰汁を土器の中で3日間ぐらい醗酵させて、
さらに灰と水を足して、アルカリ度を調整する。
で、その塩梅は、味見してみるんです。
灰汁に指を入れて、舌で、ぺろっとね。
そういえば、みかんを食べながら見てた子が、
作り手のおばあちゃんから、「絶対に果汁を
灰汁に入れないでっ」と、叱られていました。
今週に入って、カラカラのハルマッタンの
季節が終わったようです。
急に、湿度も温度も高くなりました。
これから、ガンガン暑くなっていきます。
今日も先週からのつづきで、村の石鹸づくり。
ちょっと長くなりますので、昨日と今日と、
2日に分けてご紹介します!
で、この伝統的な村の石鹸づくり。
作り方を箇条書きすると、一見、カンタン。
1・灰を土器に入れて灰汁をとる。
2・灰汁をドラム缶の中で混ぜながら煮る。
3・パーム油を加えてさらに混ぜながら煮る。
4・仕上げのパーム油を足して火からおろす。
5・1日置いて、凝固した石鹸を切って、
おだんごのように丸くする。出来上がり。
私が見た作業は、1の途中から3まで。
だいたい、7~8時間の骨折り作業。
(その前後は、Aちゃんから教えて頂きました)。
じゃあ、この5つの作業をただマネすれば
誰でもできるのかというと、違うみたい。
村の人たちの自然の知恵とか、信仰だとか、
母から娘へと継承された作り手の熟練の技とか、
経験とか、ルールとか、こだわりだとか・・・。
どれひとつとして欠けていても完成しない。
この石鹸は、ただの石鹸の原形じゃない。
ベナンのある村の伝統文化とか、どんどん忘れ
去られる知恵や技術を物語ってくれるようなモノ。
特に、ワタシが感心したのは灰汁づくり。
灰汁を土器の中で3日間ぐらい醗酵させて、
さらに灰と水を足して、アルカリ度を調整する。
で、その塩梅は、味見してみるんです。
灰汁に指を入れて、舌で、ぺろっとね。
そういえば、みかんを食べながら見てた子が、
作り手のおばあちゃんから、「絶対に果汁を
灰汁に入れないでっ」と、叱られていました。
一見簡単そうにやってる伝統ある仕事って、
絶対、ぽっと出の新人にはできませんよね。
すごいなぁ。
さりげない技がちりばめられてる。そんな感じです。
コト作り、見てみたい。
コト、ほしい。。。
帰国の際に(いつ?笑)お願いします。
ほんと、見た目もただものじゃないでしょ?
実はね、このコトづくりを見て、心から嬉しかった
ことのひとつは、ラオスの経験とつながったこと。
ウドムサイとかのおばちゃんたちが藍染するのに使う
醗酵藍づくりに似てたの。ここの石灰じゃないとだめ
とか、それをぺろっと味見するところだとかね・・・。
いや、つっちーこそ、ベナンに遊びにきてね~。