わくわくするもの.blog

わくわくする、ひと・もの・こと。
ゆるゆる、私の心で感じたこと。。
ここでの皆さんとの出会いにも、わくわく・・・。

おかあちゃん

2005年09月09日 | ラオスの人たち・出会い
 今日のお昼すぎのこと。
おかあちゃんが、村から会いに来てくれました。
「娘のぴっさん、よ。おかあちゃんだよ。家に入ってもいい?」
「ぴっさん」というのは、私のこと。
おかあちゃんも、おかあちゃんのお父ちゃん(おじいちゃん)も、
私のことを、「ぴっさん」と呼びます。
 「ぴえっと」という外国の言葉は、どうも、呼びづらい・覚えづらいようです。

 家に入って来たおかあちゃんは、いつものように、美しく、両手を
自分の鼻のあたりで合掌させて、私にご挨拶してくださりました。
「サバイディー。ルーク。病気もせずに、元気でいたか~?」。
私は、この、おかあちゃんの、丁寧なご挨拶が、とても好きです。
 とても美しい挨拶だなあと、いつも感心します。

 おかあちゃんは、ここから160キロほど離れた、美しい村に住んでいます。
「おかあちゃん、綿(ワタ)は、もう花咲いたの?」
おかあちゃんは、村から徒歩1時間ぐらいかかる焼畑で、木綿を植えています。
「まだだけど、もうすぐだよ」
「で、収穫は、いつになるの?」
 「12月。来月の、オークパンサー(雨安居明け)を迎えてから」。

 12月とおかあちゃんが言ったのは、タイ・ルー族の暦でのこと。
私たちでいう、10月。
おかあちゃんと、時期の話しをするときには、頭の中のカレンダーを、
2ヶ月早めるようにします。
 「私、綿花の収穫に手伝いに行けたら、行くからね」。
 
 ・・・と、今日も、おかあちゃんと楽しい時を、過ごしました。
来月、おかあちゃんに会いに、村に行けたらいいなあ・・・。

(今日は、特別、おかあちゃんの美しい髪形のお写真を撮らせて頂きました。
 天女のようで、美しい・・・)。

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