韓国の核兵器開発？

８２年にプルトニウム抽出　ソウルの研究用炉で (共同通信) - goo ニュース

この件に関して、北朝鮮が非難してきたというニュースもあったように思う。そして、それを更に非難して、日本政府が、北朝鮮こそ、国内での核開発について襟を正すべきだと言ったそうである。

韓国の内情は知らないが、日本に関して言えば、これこそ茶番であろうと思われるのである。

昔、首相経験者（故人）の私設秘書を長く務めたという老爺（故人）の話を聞いたことがある。

憲法改正の必要性を述べた流れで、つい口を滑らしたのかも知れないが、「実は、我が国も核兵器を常に準備している。国の機関で行わせていると、露見した時に問題になるので、民間にやらせている。しかし、いざ鎌倉という時は、三十分以内に航空自衛隊基地に運び込める手筈になっている。」と言うのであった。

この脈絡で捉えると、東海村や福井で、原発が幾ら問題を起こし、死傷者を出そうとも、涼しい顔で応対できる背景が分かるというものであろう。国防の要を担っているという自負心が、彼らをして思い上がった態度を採らせているのである。

核兵器開発には実証実験が不可欠であろうが、この点は、日米軍事同盟を隠れ蓑に、日常的に行っているであろう。そうなると、この核兵器保有も、裏ではアメリカ合衆国政府の密かな承認の下に展開されていると言わなければならないであろう。

既にして核兵器を開発済みであり、保有もしている日本政府が、北朝鮮を非難するのは茶番であるという所以である。

北朝鮮拉致事件に関連しての「治安」対策？

ゲリラ対策に指針　警察庁と防衛庁 (産経新聞) - goo ニュース

尤もらしくも見えるが、住民の人権、就中その生命・健康・財産に対する配慮がいささかでもあるのかどうかが問題であろう。

というのは、こうした指針は、北朝鮮拉致事件などから想像される北朝鮮工作員などの国内活動を念頭に置いているのであろうが、そもそも、国際人身売買機構の一環として展開された北朝鮮拉致事件に関与した国内共犯―最も目立つのが、「相川いずみ」であるが、これと連動する「東山（澤井）孝」を始め、「山本」などの関係や「後藤」「小島」などの朝鮮系暴力団など―が一切野放しになっていることに照らせば、北朝鮮の「工作」活動を念頭に置いているというよりも、それを口実とした大規模なクリアランス作戦を意図しているのではないか、と危惧されるからである。

そもそも、金大中氏拉致事件さえ何の手も打てなかった日本政府に、その名に値する国内治安維持に有効な手を打てるはずがないのである。

国内に広く網を張り、巨悪の実現に奔走している犯罪組織を放擲しているのでは、如何なる口実を設けようとも、余りにも白々しく聞こえてくるのである。

日本海方面では「拉致されそうになった」という人は幾らでもいるのに、そうした人々の声には耳を貸さずに一人芝居の演出に熱を入れているのは、何故なのだろうか。やはり、米軍と連動して、北朝鮮電撃占領作戦の後衛を構築するための所行と見る他はないように思えるのである。平成の「征韓論」の沸騰を心待ちにしているのかも知れない。

元々、よど号乗っ取り事件に先だって為された・北朝鮮側（の一部）との共謀の中には、北朝鮮拉致事件も含まれていたはずなのである。そこには、日本に対する工作活動も予定されていたであろう。しかし、北朝鮮との共謀窓口に立った者が、二重スパイであって、日本国内の構暗組織と連動していたことが北朝鮮側に露見したとしたならば、どうなるのであろうか。（既に露見しているかも知れない。）

そもそも「朝鮮人強制連行の記録」という前科を持つ日本政府が、歴史上、如何なる審判を受けるかがもう見えてきているように思われるのである。