PICO's BLOG~きままな日記帖~

還暦+αな年代、気持ちはいつも現役世代 
なんでもチャレンジ、そんなPICOの備忘録
   

ふたたび宇陀路へ

2016年03月19日 08時55分37秒 | 寺社めぐり

一昨日、いい天気に恵まれ、三重から奈良へでかけた。

友人から知らせがあり、三重の弥勒寺にすごい仏像が

おられると、しかも写真もOKとかで、さっそく行くことにした。

東名高速から伊勢湾岸道路を通り、東名阪、西名阪で

まずは、弥勒寺へ。

トリトン

 

 

着くと近所のおばちゃんたちが本堂などの掃除をしており

挨拶して拝観させてもらった、おばちゃんがしっかり寺伝や

仏像について話してくださった。

水田の広がる長閑な場所にあるこの弥勒寺は遠くに

青山高原が望め、田植えが終わったあとの田圃には月が映えるとか

それはそれはいい眺めだとか、是非また来て欲しいと・・・

薬壷を持たない薬師如来

十一面観音菩薩立像

 

ゆっくりさせてもらい、名張まで来たんで、赤目四十八滝まで行って

お昼ごはんにする。

その滝の近くに、桜でも有名な役の行者で有名なお寺にも寄った。

赤目四十八滝 不動の滝

忍者体験

 

でここまで来たなら大野まで行き、巨大な魔崖仏がある大野寺へ

係りの人にお願いして本堂まで上がらせてもらった。川の向こうに

そびえ立つ大きな岩盤に弥勒菩薩の絵が描かれている。すごい迫力です。

大野寺

魔崖仏

 

兜跋毘沙門天

 

 

そして反対側の室生寺まで足を伸ばす。

ここ室生寺はもう何回来ただろうか、何度来てもここはいい、まさに

仏像のデパートだ。特に金堂におられる十一面観音菩薩立像は

色も残っており妖しいお姿をされておられる。そしてご本尊の釈迦如来の

前に立つ、十二神将も立派に役目を果たしておられる。

今月初めに行った若狭小浜のお寺に似ている作りは心を落ち着かせる。

 

かの土門拳さんが雪の降るのを待って逗留したといわれる、この室生寺

病気の彼をここまで魅了するものは、やはりここの落ち着いた雰囲気、

建物の配置、木々なのか、神仏の醸し出すオーラのようなものが

あるのだろうか。

この道しるべの左奥にその旅館はあった。

 

自然災害に痛んだ塔も修復されている

 

そんな他愛ないことを想っていたら友とはぐれた(笑)

少し早いが帰路についた、しかし東名阪で事故があり

2.5時間の渋滞の巻き込まれる、御在所岳SAで時間をつぶして

夜遅く帰ってきた。