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PICO's BLOG~きままな日記帖~

還暦+αな年代、気持ちはいつも現役世代 
なんでもチャレンジ、そんなPICOの備忘録
   

奥穂高岳へ ⑤

2014年09月03日 08時21分14秒 | アウトドアー
28日朝、4時起き、5時に朝食をいただき、朝の珈琲を
飲んで、さっそく出かけることに。
涸沢ヒュッテからテン場を経てパノラマコースをゆく、岩場や
花園を通って雪渓をトラバースして涸沢小屋からのルートに
合流し、巻き返してザイテングラード取り付きまで登ります。
ザイテングラードはドイツ語で支尾根のことです、岩場の小さな
稜線歩きになります。





雪渓をトラバース




随分登ってきましたが、先はまだまだです




お猿さんも景色を堪能
























やっと穂高岳山荘に到着

中程でフランス人に会い、どんどん登って行きます、小さな
梯子などもあって漸く白出のコル(鞍部)の建つ穂高岳山荘に
着きます。3000m近い高所に建つこの小屋は若い女主人が
営んでいる素敵な小屋です、去年90周年を迎えた老舗?の山荘です。



山荘テラスから涸沢を見る


ここでガスが去るのを待つこと2時間、天気予報を信じて
待ったが中々ガスが消えないので、登ることにした。
山荘を出てすぐに梯子と鎖場で奥穂での難所の一つです、慎重に
登って行きます。ここを過ぎて飛騨側を廻るように進んで行くと
足場岩で悪いですが、そんなに危険なところはなく、ぐんぐん
高度を稼いて、40分ほどで穂高神社の祠が祀ってある山頂の
着きます。













山頂3190mに

写真を撮って、向かい側を見ると、どーんとジャンダルム(前衛峰)が
穂高の山々を守るように聳えています。
いつかはこのジャンダルムを登ってみたいが、むりかな。







山頂で穂高大好きオタク女性を談笑、ひと時過ごして下ることに。
抜群の景色を堪能しながら山荘に到着。山荘のラーメンを一杯
いただいて涸沢へ下山する。下山途中で、先述した頑張り屋さんの
女性と再会、応援して別れる。







向かいの山は7月の登った常念岳(右の尖った山)

梯子の所まで戻ってきました

15時に涸沢小屋に着いたら、山と渓谷社、涸沢ヒュッテ、涸沢小屋の
共催、涸沢フェスティバルの開会式がおこなわれていた。
今夜、明日の朝はイベントに参加できそうです。


涸沢小屋のテラス


涸沢フェスの会場はテント場

夜のコンサートが楽しみです・・・












奥穂高岳へ ➃ 番外編

2014年09月02日 13時27分24秒 | アウトドアー
9月に入ってしまいました、今年の夏はなんだか
おかしい夏、暑かったような、冷夏だったような、
ともあれ雨が多い月だった。

ヒュッテの食堂


夕食めにゅー


そんな月の奥穂高岳の山行記録NO4です。

涸沢カールに到着し宿泊手続きをし、一息入れる。
テラスでのくつろぎは至福のひと時です。
ここ涸沢ヒュッテですごい女性に出会う。
失礼ですが、左足が義足の方で、よくここまで歩いて
こられました、そして明日は奥穂高岳に登られるとの
こと、涸沢まで来るのでも大変なんですが、ここから
また一段上に行かれる。
すごい精神力と体力、技力がないと到底行くことができない、
健常者であっても中々奥穂山頂まではいけない、それを・・・
彼女はボルタリングもたられており、足のハンディーを
上腕でカバーして頑張っている。

感動ものでした、この彼女と翌日、ザイテングラードの
中間でお会いすることになる。

中央の方

②フランス人と出会う
 奥穂山荘の前でばったり出会うなにげに話しかけたら
気軽に答えてくれ、しばしお話しをした。BOさん、まだ
若く一人で日本に来たそうだ。そして素晴らしい日本アルプスを
歩きたいと・・・
本場ヨーロッパアルプスに負けず劣らずのJAPAN ALPS
は西欧でも人気の山郡だとか、一人でもくもくと歩く姿は
本当に山好きなんだろうと思った。

フランス人BOさん

③小学生2年生の女の子と男の子
 お父さんの連れられて初めてのアルプス登山、半分泣きべそを
かきながらの登山、励まし、なだめ、褒めながらの歩きは
きっといい思いでになるんでしょう。
お父さんとお話ししました、彼曰く山に登り始めて、すごく
しっかりしてきたとか、リーダーシップ(弟に対する)も
取れるようになった女の子だそうです。

山はいいね~いろんな人と出会い、話しが弾みます。








奥穂高岳へ ③

2014年09月01日 10時14分08秒 | アウトドアー
横尾大橋を渡って少し行くと、岩小屋跡あたりから
屏風岩の絶壁が左前に見えてきます。ロッククライミングの
人気の岩です。また雨の後には滝も現れる景勝地でもある。







本谷橋

登山道に入っていますが、まだこのあたりは余裕で歩けます。
横尾谷にはいいてくると、もうすぐ新谷橋です。ここで一息
入れます、ほとんどの登山者がここでお茶&おやつタイムです。
冷たい水と山々を眺めながらのお茶は最高に美味しいです。






一息入れて、再び歩き始めます、ここからが本当の山登りで
急坂の連続で、足元も悪くなってきます、Sガレで左からの
落石にも注意しながら登っていきます。




徐々に穂高の稜線が見え隠れしてきます、後少しです、
がここからが
まだまだあります。昨年登った時は秋でこの辺りから
ウラジロナナカマドの真っ赤な紅葉を楽しみながら登ったものです。









しっかり汗もかいて分岐に着き、直進して涸沢HUTTEに着きます。
もう何度目のHUTTEかな、いつ来ても何度来ても気持ちいいところです。
さっそく宿泊手続きをとって、テラスへ。

ヒュッテの部屋

わぁぁぁーーーダイナミックな山岳風景が目の前にドーンと
広がっています。秋の紅葉時期も最高ですが夏の緑と残雪と稜線の
格好良さもいいもんです。





昨年秋の涸沢から穂高岳(マイピクチャーより)





明日は奥穂高岳へ・・・・・


奥穂高岳へ ②

2014年08月31日 01時31分34秒 | アウトドアー
徳沢でちょっと休憩して横尾に向け歩き出す、一人だと
どうしても早足にあってしまう。せこせこしてるのかな~
性格が出てしまうのか、そんな性格ではないのだが・・・
気づけば、標準時間(これも当てにならないが)よりかなり
早く横尾に着いた。

新村橋を通過

新村橋は涸沢からパノラマコースを歩いてくると、ここに出てくる場所です。

今回の山行は何回かお猿さんに遭遇、見つめ合わないように、そっと
立ち去った(笑)





しばらくしてキャンプサイトの到着、横尾はすぐそこです。





横尾大橋

横尾は大きな交差点です、まっすぐ行けば槍ヶ岳、右は蝶ヶ岳、左に
行けば涸沢、穂高です。
ここでも早く着いたんで休憩時間を多くとった。

天気は曇り空、歩くには最高の日和です。天気が良すぎると結構
疲れます、日にも焼けます。7月の表銀座縦走はしっかり日に焼けました。

さて横尾からは本格的な登山道になります、気を引き締めて歩き出します。

奥穂高岳へ ①

2014年08月29日 22時41分11秒 | アウトドアー
友人たちがまだ夢の中にいるころ、私はそっと寝床を
抜け出し2日前に行って平湯温泉に向けて車を走らせた。

昨年登ることができなかった奥穂高岳の頂きを目指して
荘川を出発した。4時すぎに音を立てずにそっと布団から
抜け、静かに支度をして小屋をでる。158号線を飛騨清見に
向かって走り、清美ICから中部縦貫自動車道に入って高山まで行く、

高山の街中を通らず脇を通って41号線を横切り、しばらく県道を
行く、円空仏で有名な千光寺を左手に見て、再び158号線に乗る。

丹生川町を通過し平湯トンネルを抜けると大きく下り坂になって
まもなく平湯温泉に着きます。温泉街を抜けて、山側に行くと
アカンダナ駐車場があり、ここに二、三日車を停めておきます。

バックパック、ストック、靴の履き替えなどをしてバス停に
、既に数名の方がバスを待っている。6時30分のバスに乗って
上高地に入る。
何度来ても素晴らしい山岳風景を見せてくれる上高地です。
30分弱でナスターミナルに着きます、ここで登山届を投函して
いよいよ歩き始めます。
河童橋で下流側の焼岳、上流の穂高の山々を見て、上高地ビジター
センター前を通り、気をひき締めて歩き出します。
この時間、観光客はほとんど居なく、登山者ばかりで、もくもくと
歩いています。

河童橋から穂高を見る、写真左手の奥穂が今回の目標地点

ビジターセンターを通り過ぎると、もう半世紀もここで絵を
描いておられる方のテントがあります、こんな時間でも、もう
完成した絵を並べています。







明神館




古池、ここの主はカモです


左手に梓川や明神岳を見ながら歩を進めていくと、もう明神です。
いつもですがここで写真を撮って休まず先に進みます。
新鮮な空気を胸いっぱいに吸いながら快調に前を歩いている人を
抜いて、氷壁の宿で有名な徳沢に着きます。



清流 梓川




徳沢キャンプ場


徳沢



ここで一息入れて、横尾に向かいます。

今日も雨・・・

2014年08月25日 08時22分16秒 | アウトドアー
今日もすっきりしない天気です。
今週から始まる涸沢フェスは開催されるのかな~
楽しみにしていた催しなので開催して欲しいのですが
天気次第です。

昨日もログ内の整理、修繕をしました。
バードウォッチングをしてた時の収集物を整理したり
天井板の釘打ちをした。







昼過ぎに友人が来てくれました。
郡上八幡によって来られたようで、みなさん初めての
飛騨地方で楽しみにこられました。
さっそく温泉(桜香の湯)に行き、蕎麦を食べに行きました。





夜は遅くまで雑談してオヤスミしました。

楽しいひと時でした。


雲上の散歩路をゆく ⑤

2014年07月29日 16時21分55秒 | アウトドアー
朝起きたら雨だった。
昨日のうちに常念岳に登ったんで今日は下山のみ、
皆さんゆっくりされています。雨と風があり、朝食を
いただいて様子見、出発時間を何時にしようか思案、
風向きや小屋のスタッフに聞いて出発時間を決め、メンバーに
連絡。











残雪もあります


ニッコウキスゲ

ゆっくり一の沢に向けて歩き出す、最初の一時間は急な下り坂
雨も降っているので地が緩んでいるので滑らないように
声をかける。

ホタルブクロ






クルマユリ





沢を横切ったり、並行して歩いたりしてると急坂も減ってきて
歩きやすくなってきます。草花を見たり、沢の流れに
癒されながら4時間半あまりで一の沢に着きました。
三日間、全員怪我もなく、楽しめました、良かったです。

タクシーに分乗して、車を停めてある穂高温泉郷のしゃくなげ荘まで
戻り、さっそく温泉入浴です、もうすっくりたまりません(*^-^*)



しゃくなげ荘の温泉は最高です
そして美味しい蕎麦に舌つつみ、さすが本場でも香り、食感とも
最高です。大盛り一枚と旬の野菜天ぷらをいただきました。

三日間お疲れまさでした。やっと肩の荷が下りました。
やっぱり独り山旅がいいです。



バンダナ


雲上の散歩路をゆく ④

2014年07月28日 21時44分49秒 | アウトドアー
大天井岳の山頂に向けて、再び歩き出します。
皆さん元気です、頂上直下に天井小屋があり、ここにバックパックを
デポして山頂に向かいます。山頂からの景観はまさに大パノラマです、
穂高岳(前穂、奥穂、北穂そして槍ヶ岳)から後立山連峰の峰々・・・
もう言葉にならない美しさがあります。

ハクサンイチゲ




正面の前穂・吊り尾根・奥穂・北穂 下に涸沢カールの雪渓も見えます









山頂で十分景観を満喫し、下山、小屋前でブレイクタイムです、この
時間も最高です。美味しいコーヒーとおやつをいただき心身ともに
リフレッシュし、出発です。

常念岳

どんどん歩いて燕山荘から6時間ほどで常念小屋に到着、皆さんがベンチで
休憩している間に今晩の泊まりの手配をして、常念岳へ。荷物を小屋に
置いて身軽にして登ります。

地元の中学校2年生の野外活動での登山 毎年の恒例行事だそうで、生徒120名に
引率の先生やOBなどが10名とおおがかりな行事です。

しかし身軽にしたのはいいがカメラも置いてきてしまった。゜:;。+゜(ノω・、)゜+。::゜。

常念小屋

がっかりです。まぁ持ってきても山はガスがかかってほとんど周りが
見えず、皆さんも写真を撮らず下山していました。
まぁ何度も来てるからいいか。
小屋に入って夕食まで寛ぐ。




明日は下山です。







雲上の散歩路をゆく ③

2014年07月28日 01時35分35秒 | アウトドアー
皆さんぐっすりと寝られたようで早朝より元気です。
私は真夜中に外に出て満点の星を眺めていました、こんなに
星ってあるの?って感じ、沢山の星がきれいに輝いていました。





今はヘリで食料などを運び上げるんですね

4時過ぎに起きてご来光を待ち構えていましたが、生憎今朝は
雲が多くて見れません、しかし天気は良さそうです。
5時に朝食をいただき、準備を済ませて、皆で準備体操を、
これが歩く前には凄く有効です、疲れが全然違います。

いざ出発です


後ろを振り返れば燕岳が・・・

正面に槍ヶ岳と穂高の山々を見ながらの散歩です、雄大な景色に
感動しながらの山旅の始まりです、昨日の合戦尾根の急登に比べれば
もう天国です。気持ちいい風、高山植物の花たち、行き交う人との
明るい挨拶などなど山旅ならではのシチュエーションです。




登山道を外さないで歩きましょう


ハクサンシャクナゲ



天空へ


ここは花崗岩でできているので、こういう奇岩があちこちにあります。




歩いていく道


大天井岳への分岐標識


皆さんたくさん写真を撮っていました。




私も一枚(*^-^*)


高山植物の女王 コマクサの群生

この分岐でまっすぐ行けば大天井岳を登らずトラバースして槍ヶ岳の
方に行けます、私たちはここで左折して大天井岳に向かいます、
ちょっときつい坂道が続きますが、皆さん元気です。





こんな花が元気をくれます コマクサとイワツメクサ


この傾斜・・・

登りきった処に天井小屋があります、ここにバックパックをデポして
大天井岳の山頂に行きます。



天井小屋


槍・穂高









穂高、涸沢カールに雪渓も見えます。


花と槍・穂高


また雪があります。



随分と歩いてきました、皆元気で喜んでいます、良かった!!

常念岳に続く・・・







雲上の散歩路をゆく ②

2014年07月26日 22時33分37秒 | アウトドアー
10年ぶりの燕岳をみました、悠々とした山容は相変わらず
素晴らしいです。花崗岩でできた燕岳は奇岩があちこちに
あり面白い形を見せてくれます。


半分だけガスにかかっています


振り返れば遠く槍ヶ岳が見えます、明日は槍ヶ岳に向かって
稜線を歩きます。










燕山荘の前にはちょっとした広場があり、道しるべをバックに記念写真です。



そして高山植物の女王 コマクサです、駒の顔をに似ている花びらから
この名が着いたと言われています、砂礫の地盤の悪い傾斜地に群生しています。





燕岳をバックに花を入れて


明日歩く稜線にも雲が湧き素晴らしい景観です。





燕山荘の中、今夜はいっぱいの人で寝れないかもしれません。
そして待ちに待った夕食です、今晩のメニューはチーズハンバーグのようです

夕食が終わると荘のオーナー赤沼さんのアルプホルンの演奏と
山旅のお願いや楽しみなどのお話しタイムです、笑いあり、楽しいひと時です。


美味しい食事も終わり、談話室でみんなと談笑、この時間が最高です。
もちろん山の話しでおおいに盛り上がります、今回初めて参加した人も
合戦尾根の急登で苦しかったことを身振り手振りで話され、笑いの渦dした。

夜も更け、明日のために早めに布団の中へ。



思っていたより空いていて6人部屋で4人、広く使えました、
☆GOODNIGHT☆(;д;)

明日の夢を見て・・・・

続く