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PICO's BLOG~きままな日記帖~

還暦+αな年代、気持ちはいつも現役世代 
なんでもチャレンジ、そんなPICOの備忘録
   

紀州・四国・九州・山陰&近江一人旅 四国へ

2016年06月08日 15時51分28秒 | 寺社めぐり

高野山七口女人道を廻って、奥の院を拝して

和歌山港まで走る。ここから南海フェリーで

四国、徳島へ渡る。

南海フェリー

 

今回の旅の一つの目的でもある、先達の申請を

正式に依頼するための審査(大したことは無いが・・・)

ご朱印の確認や住民票の確認などをしていただき

四国霊場会事務局へ送付してもらう、手続きをおこなった。

秋ごろには通知が来そうです、この通知が

来ると年末に善通寺で研修(一日)があり、晴れて

霊場会公認先達の資格が得られる。

まだ先のことdすが・・・・・

 

安楽寺の古い石柱

第6番札所 安楽寺の仁王像

 

手続きを済ませて、四国を縦断して愛媛は八幡浜港まで走る

時折、雨の降る悪天候であったが、無事八幡浜まで着いた。

さっそくお腹も空いてきたことだし、美味しい魚料理をいただく

名前が自信たっぷり!

ぷりぷりの刺身定食です、美味しくて安いです。

魚市場をぶらり・・・

今度は宇和島フェリーに乗って九州へ渡る。

 

 

 

 

 

 


紀州・四国・九州・山陰&近江一人旅

2016年06月07日 15時28分41秒 | 寺社めぐり

入梅入りした先週末から旅に出た。

東名高速から紀州路へ、のんびりドライブである。

まずはここで腹ごしらえ。

 

今回はめちゃ欲張りな旅です、まずは紀州は高野山へ

高野七口女人道を少しばかり辿ってみた。

この100年ほど前まで、ここ高野山は女人の入山が規制

されていた聖地だった。

懐かしい町石道の卒塔婆(この石柱が1町(109m)ごとに奥の院まで

建っている。

 

紀州の山々、轆轤峠から

 

ここから吉野へも通じている。

ハイキングの方も。

高野山、壇上伽藍や奥の院をぐるっと廻るルート

 

そこで高野山の開祖の母でも入山ができず、麓の慈尊院で

拝んでいたと言われるところです。

そん女人が高野の廻りの峠から拝した場所が

高野七口女人道であり、高野山をぐるっと廻る山道である。

弘法大師空海さんにも挨拶していく。

参道の灯明にも火が入った。

奥の院、手前の玉川からは写真・ビデオなど一切撮れません。

 

無縁仏

大門をあとに四国へ渡る。

この旅は移動が長くなりそうだ。

 

 

 

 

 


ふたたび若狭へ

2016年05月30日 16時30分38秒 | 寺社めぐり

今日は仏教美術友の会の年二回の

仏像めぐりに参加してきました。

食事処 酔月

丹後街道

箸の町でもある小浜市

料亭にて

若狭の海

さて食事も終わり羽賀寺へ

 

 

この三月はじめに大雪の中、一人で行った

場所です。

今回は若狭の二カ時寺を探訪する。

名神高速から北陸道、若狭道を通って小浜市へ入る、

まずは古い町並みの残る三町で昼食を摂った。

和風の美味しい、上品な味の店で、新鮮な魚も堪能し

町外れの羽賀寺へ。

羽賀寺本堂

坂上田村麻呂の創建

奥州征伐での関わりもありそうな。

 

 

そして次は明通寺へ、ここは三月のブログにも

書いたが福井県下唯一の国宝のあるお寺である。

本堂と三重塔はどっしりとした趣のある建築物で

歴史、時間を感じさせるものである。

 

また薬師本尊の脇侍は降三世明王と深沙大将で

特に深沙大将は、あの孫悟空に出てくるサゴジョウが

モデルといわれていて、重文では3,4体しか残っていない

貴重な像である。

山門へ

棡山 明通寺の名前の元になった木

老いた葉は新芽にゆずるとか・・・・

 

不動明王の石造 庭に合う。

 

若葉が綺麗です

三重塔

風澤が似合う

 

この本堂も鎌倉時代に創建された。

 

鎌倉時代中期の建物

 坊さんも歩く

 

 

二寺を巡って帰路についた、途中一ノ宮あたりで大渋滞に

はまった・・・・

 

のんびりとした一日だった。

 

 

 

 

 

 


金蓮寺弥陀堂開帳@西尾市

2016年05月10日 15時38分11秒 | 寺社めぐり

愛知県内に3つしかない建造物国宝の一つ

西尾の金蓮寺弥陀堂の桧皮葺完成記念の

ご開帳があったので出かけてきた。

今年1月に阿弥陀堂の屋根の葺き替えがあり

屋根の上まで上がらせてもらい説明を聞いた。

http://blog.goo.ne.jp/pico0077/e/7f9c97d7fe46c9cb6ad034b91aab2f55

金蓮寺弥陀堂、屋根の曲線が美しい。

 

真新しい阿弥陀堂の屋根は見るからに素晴らしい曲線を

持ち、その仕事の確かさが伝わってきます。

相当な費用がかかったとお話しされていた。

今日はこの寺の寺伝から国宝に指定されるまでの経緯や

苦労話しをユーモアを交えてお話ししてくださった。

阿弥陀三尊

 

 

阿弥陀三尊(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩)は金箔は

随分と剥がれているが歴史を醸し出されている、衆生の願いを

受け入れてくださるその顔だちや仕草(印の形)は

安らぎを与えてくれる。

帰りにはやはり西尾市に来たからにはやっぱりお茶、特に

抹茶は有名だ(宇治茶の70%はここ西尾のお茶とのこと)

西尾でも一、二を誇る、あいや抹茶cafeによってお茶を

いただいて帰ってきた。

 

落ち着いたエントランスのあいやcafe

抹茶と新茶、御茶うけを買った。

 

家に帰ってきてさっそくお茶をいただく。


京・伏見 時空を超えて@京都

2016年05月03日 21時15分54秒 | 寺社めぐり

青葉眩しい春、京都に行こう!!

今年も京都で開催される寺社仏閣のご開帳が

あり、数箇所拝観しようと出かけた。

まずは何度も行っている東寺、今回も五重塔内に

安置されている大日如来(心柱)の周りに如来や

菩薩が見られた。極彩色豊かな諸仏は一見に価値があります。

 

そして御室仁和寺へ

ここは国宝金堂と経堂が開帳されている、

この寺院は門跡寺院で格式高いお寺で明治まで歴代皇族のかたが

住職を勤められていた。

金堂は薬師如来三尊(薬師如来、日光、月光菩薩)と

脇を固める四天王、そして背面の壁画が色彩豊かな

絵が仏像とマッチしている。

重厚な仁王門

花の時期は過ぎたがここの桜は超有名だ。

躑躅と五重塔

国宝金堂

経堂

金堂の三重の庇

最古の紫宸殿づくりの金堂の屋根には仙人と亀

 

 

 

もう何度目になるのか高雄山・神護寺へ

前は紅葉のころに来た、今回は新緑が眩しい春本番である。

新緑のもみじが山門に映える、いつきても気持ちのいいお寺である。

一葉

山門に至る道にある硯石

 

長い坂道を歩いて山門に着く、この山門の名前がいい。

もみじが眩しい・・・

石段を登って金堂へ

神護寺の金堂

境内

地元の中学生の社会見学だろうか。

今回の国宝の展示は、以前から実物を見たかった空海自筆の「灌頂暦名」だ。

空海真筆と言われるこの巻物は空海が唐から帰ってきて、ここ神護寺で弟子に灌頂した

実績が記載されているもので、中には比叡山延暦開創の天台座主最澄の名前もある。

 

本坊の庭

 

 

明日は京都迎賓館へ

 

 


ふたたび宇陀路へ

2016年03月19日 08時55分37秒 | 寺社めぐり

一昨日、いい天気に恵まれ、三重から奈良へでかけた。

友人から知らせがあり、三重の弥勒寺にすごい仏像が

おられると、しかも写真もOKとかで、さっそく行くことにした。

東名高速から伊勢湾岸道路を通り、東名阪、西名阪で

まずは、弥勒寺へ。

トリトン

 

 

着くと近所のおばちゃんたちが本堂などの掃除をしており

挨拶して拝観させてもらった、おばちゃんがしっかり寺伝や

仏像について話してくださった。

水田の広がる長閑な場所にあるこの弥勒寺は遠くに

青山高原が望め、田植えが終わったあとの田圃には月が映えるとか

それはそれはいい眺めだとか、是非また来て欲しいと・・・

薬壷を持たない薬師如来

十一面観音菩薩立像

 

ゆっくりさせてもらい、名張まで来たんで、赤目四十八滝まで行って

お昼ごはんにする。

その滝の近くに、桜でも有名な役の行者で有名なお寺にも寄った。

赤目四十八滝 不動の滝

忍者体験

 

でここまで来たなら大野まで行き、巨大な魔崖仏がある大野寺へ

係りの人にお願いして本堂まで上がらせてもらった。川の向こうに

そびえ立つ大きな岩盤に弥勒菩薩の絵が描かれている。すごい迫力です。

大野寺

魔崖仏

 

兜跋毘沙門天

 

 

そして反対側の室生寺まで足を伸ばす。

ここ室生寺はもう何回来ただろうか、何度来てもここはいい、まさに

仏像のデパートだ。特に金堂におられる十一面観音菩薩立像は

色も残っており妖しいお姿をされておられる。そしてご本尊の釈迦如来の

前に立つ、十二神将も立派に役目を果たしておられる。

今月初めに行った若狭小浜のお寺に似ている作りは心を落ち着かせる。

 

かの土門拳さんが雪の降るのを待って逗留したといわれる、この室生寺

病気の彼をここまで魅了するものは、やはりここの落ち着いた雰囲気、

建物の配置、木々なのか、神仏の醸し出すオーラのようなものが

あるのだろうか。

この道しるべの左奥にその旅館はあった。

 

自然災害に痛んだ塔も修復されている

 

そんな他愛ないことを想っていたら友とはぐれた(笑)

少し早いが帰路についた、しかし東名阪で事故があり

2.5時間の渋滞の巻き込まれる、御在所岳SAで時間をつぶして

夜遅く帰ってきた。

 


プレお水取り@東大寺二月堂

2016年03月07日 18時00分29秒 | 寺社めぐり

薬師寺から戻って二月堂に行ったら、もう人人人・・・

すごい人です。6年前に見に来た時は堂のすぐ下の

芝生のところで見ることができたが、今回は道草をして

いたので出遅れ、堂よりはるか遠いところからの

見学となってしまった。

12日の本番と違って松明の数も多くないようだ、

10本の松明を19時から松明行は、どちらかと言えば

付録で本来は修二会という勤行で若狭から来たと言われる

水(香水)を二月堂本尊に供える儀式である。

2日前に遠敷川に流した香水が二月堂前の閼伽井に

湧き出るのである。

 

しかし松明のほうが見る人にとっては見ごたえがあり

人気もある。20分ほどで終わってしまい、ほとんどの人は

帰路につく。本行は夜中の2時ごろがピークとなるようである。

 

さて私も今回の旅を終えて帰路につくことにしますか。

 

 

 

 

 

 


二月堂から大安寺、唐招提寺、薬師寺へ

2016年03月06日 18時38分25秒 | 寺社めぐり

一旦東大寺を出て4~5km離れた大安寺へ

このお寺は日本仏教会の巨人、最澄と空海が住持したと

伝わる寺院だ。ここの馬頭観音は馬頭観音の元祖とも

言われる仏像です。今回秘仏のこの像を見たく立ち寄って

みた。本堂の裏側にあるお堂の中にきりっと立っておられた。

後、十一面観音菩薩像、不空羂索観音、聖観音菩薩など

重文の仏が多く保管されている。

 

次は鑑真和上のお寺、唐招提寺へ

まぁここも大きな堂宇と伽藍そして大きな仏像がでんとおられる。

 

門から正面に見えるのは金堂、ここには大きな中央に本尊・廬舎那仏坐像、

向かって右に薬師如来立像、左に千手観音立像がでんと立っておられる。それらの

仏像を護るように梵天、帝釈天、そして四天王がにらみつけて護っている。

金堂の裏手には講堂があり、ここにも大きな弥勒如来像と持国天、増長天立像がおられる。

どれもこれも大きな像で見ごたえ十分な仏像である。

鑑真和上のレプリカを見て、薬師寺に向かう。

 

薬師寺は今塔の改修をしており景観が今一だが、ここも大きなお寺でる。

金堂には有名な薬師三尊がでんとおられる。

 

 

金堂

まぁ多くは書くまい。

さて二月堂に戻ろう・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


若狭から奈良へ

2016年03月05日 23時12分36秒 | 寺社めぐり

昨日は長浜まで戻り、二ヶ所のお堂めぐりをした。

中でも昨日のブログに書いたように、千手、千足観音は

その姿のユニークさで微笑んだ、世話役の方の一緒になって

穏やかな顔をされている。日本のおくの深さを感じるひと時だった。

朝起きて琵琶湖湖畔の湖上鳥居のある白髭神社に参拝し、

浮き御堂にも寄ってきた。

紫式部の歌碑

浮き御堂

 

 

そして今日は長浜からまず京都に入る。

将軍塚なるところに行ってみたかったので、その青蓮院門跡にある

大きな舞台に立つ、その広さは清水寺の数倍の広さで京都市中が

ほぼ見渡せるほどだ。その昔和気清麻呂が時の天皇桓武天皇に

遷都の地としてここ京都を推薦するため、ここに天皇を招いて

眼下を見てもらい、ここに決めたそうです。

それは四神相応の地であること(北玄武は船岡山、南は朱雀

巨椋池、東は青龍、鴨川、西は道で西国街道、山陰街道に

あたり京都盆地が都の場所に相応しいとなり決まった。

結果的に京都が1000年を越えて都であったことからも頷ける。

青蓮院門跡の大舞台

京都市内が一望できる

 

そして奈良東大寺へ

一昨日流した香水は10日経って12日に二月堂に着くが私は

二日で東大寺に着いた。

まずは夜行われる二月堂の下調べ、隣の三月堂(法華堂)を

拝観、不空羂索観音はもうめちゃでかいです、圧倒されます

この三月堂は二月堂の影にかくれて余り拝観する人は少ないが

ここには素晴らしい仏がおられる。

大仏殿

二月堂への参道にて

松明の大きさがわかります。

今日の松明は1お本

閼伽井の屋、中は見れない。

 

二月堂と良弁杉と閼伽井(若狭井)

 

東大寺境内にひっそりと商いをしている蕎麦屋さん。

境内を見終わって一旦東大寺から出て、大安寺へ・・・・

 


今日も若狭&舞鶴そして長浜へ

2016年03月03日 19時29分37秒 | 寺社めぐり

昨夜遅くまでお水送りに参加し帰ってきたのは10時を廻っていた。

初めてのお水送りの神事を見た、参加した感動した。もしかすると

奈良のお水取りより厳かかもしれません。

小浜城跡

小浜の旧町並み

 

今日は小浜城を見て、三町街界隈を散策し、ふと思いついた

西国三十三家カ寺の相成寺と松尾寺がこちらに

あることを思い出し、ここまできたからには行かない手はないと

100km近く走って相成寺へ、この寺院は山の上にあり、天の

橋立が一望できるビューポイントなのです。そこから再び小浜の

方に戻り松尾寺へ、ここは真言宗のお寺で本尊が馬頭観音である

極めて珍しい仏である。

相成寺

天橋立遠望

松尾寺

 

そして再度長浜、高月の町まで戻って高月観音堂に電話して

お堂を開けてもらい拝観、世話人さんとしばしお話しして、次の

正妙寺へ。ちょっと道を間違えたが約束の時間に間に合った。

ここの本尊は日本に二つと無いと思われる千手千足観音菩薩である

顔は憤怒の顔をしておられるが、なんだか笑えてしまう、ユニークさが

あります。漆箔作りの仏で江戸時代の作とか、はっきりしていた作者と

ともに、とにかく笑えてしまう、創作仏である。ここでも世話役さんと

お話しして面白い話しをしてお別れした。

高月観音堂の千手観音菩薩

高月の町並み

千手千足観音

 

 

そして琵琶湖畔の水鳥観測センターに寄ってオオワシの確認を

した、係員曰く、今日シベリアに帰ったようだと話された、今日の

暖かさで帰ったのかな。湖面の夕焼けを撮って今日は終わりです、

よく走りました。

今日は雲がかかって夕日が今一です。

 

明日は京都から奈良へ行く予定、奈良では一足早く私が二月堂に

着いてお水取りに参加します、昨夜遠敷川に流した香水は12日に

着く予定、ロマンがありますな~。