本日朝11時から0歳の赤ちゃん対象のリトミック講座の講師をさせていただきました。

フィランセから見た富士山。すっごくきれい。昨夜の雨が雪だったのね~。
ここ数年伺ってますが、こちらも状況が変わってはじめのうちはお人形でやっていた講座も
今回はさあやがインストラクター??で参加。
そして何よりも私も体験談を受講者のお母さま方にお話しできたことが一番の違いかもです。
耳を育てる=聴く耳をひらくってことかな。
難しく考えずに体験させることかな。
音が止まると「とまった」ってさあやが口で言うの。
大人が考えるとあったりまえじゃんって思うでしょ?
でもね、止まったよっていうことが分かって(理解して)それを口で伝えるってこと。
わかっていてもなかなかできない場合が多い。(表現の手段)
自分の口で表現する。何気ないことでも伝達ってものすごく大事。
いま自分の口で伝えることが下手な子がとっても多い。
赤ちゃんからそういういろんな体験を積んでいくときっと話が聞けて、自分の事は
きちんと発信ができる子に育つと思う。
私は、これぞリトミック教育の柱ではないかと思う。
今日の講座で別に熱く語ったつもりはないけれども、講座で出あった数人のママさんが
リトミックに興味を持ってくれたことすっごくうれしく思います。
そういう出会いは大切にしたいなって思います。
そしてもっと驚く事に、なななんと、昔のピアノの生徒さんの奥さんが受講者のお母さんでした!!!
つまり私がリトミックを始めた第1号の生徒さんが、結婚してお父さんになってたのよ
びっくりじゃないですか!!
その生徒のお母さま(赤ちゃんのオバあちゃま)が
「リトミックは絶対にいいからやるように」っていっつも言ってるそうで、わざわざ講座終了後
声をかけてくださいました。
なんだかとってもうれしくなっちゃって
こういうのが教師冥利に尽きるんだよね
その彼はリトミックののち、自宅へピアノのレッスンへも通ってきましたが、
いたずらっ子の印象しかない元気な子でした。
でも音楽大好きで、ドラムをやるようになって、「ピアノをやってたから良かったって」
本人も、その親御さんも喜んでくださってるようで今更ながら
です。
いろんな事があった11月ですが私はやっぱり音楽を伝える仕事が好きで、
それが私の使命のような気がしています。
プロの演奏家を育てるのではなく(いやめざしてもいいのよ)音楽好きを育てたいと願っています。
そして小さいころからの音楽経験、体験そのものが、子どもの音楽人生を豊かにするんだと思います。
こういうことがあるから、やっぱり前進あるのみなんです!!!