平日ですが 暖かくなってからと予定して
母の月命日の22日に無事、母の納骨を済ませました。
これで ひと段落 よかったよかったとなるのですが
そうもいかない我が家というか 私の心中。
平日に休みをとった主人。
ホントに休みで まったくの休日モード。
主人のやることは ただひとつ お墓に行ったら
この前、なかなか動かない墓石を動かすリハーサルをしにいった、
その墓石動かしをやるだけらしい。
花を用意したり お上人さんのお茶菓子、お布施。
お墓に持っていくもの なんかかんか 用意しながら
月命日のおまいりを待つ。
主人はその直前まで自分の部屋にこもり
オーディオがこわれたとかで 戸をはずして裏側をみてる。
こんなときに戸をはずすなよ。
お寺さんがくると
孫の鈴乃はお世話焼き。
経本を配り 数珠を配り なんともまあよく動く孫よ。
主人は私から渡された数珠はだらりと 手にもったまま
あくび連発。
月参りがおわったら 体調が良くなくてお墓まで行くのは断念した父を
そうはいっても 車椅子に乗せて部屋に戻ってもらわないと。
それを 主人に頼んでもなんか 要領を得ず 壬生娘に頼む。
やるきないモードの主人。
こりゃ 車の運転も私だわ、絶対に。
そう思いつつ
骨壷を主人に渡し、これを持ってねと頼み
さあ いざ出発。
助手席の主人の手に骨壷はない。
出かける前に気がついたからよかったものの、
お墓でまたお経をあげてもらうので
壬生娘に数珠を手渡すと
主人は、僕のは?と手を出す。
(うっそ・・
壬生娘のは父の世話や孫で手がふさがっていたから
数珠は私が一緒にバッグにいれてはきたけど
パパの上着のポケットはなんのためにあるのでしょうね。
数珠は自分で持っててくださいよ。)
これ 言ってない。 思っただけ。
なんていったらいいのでしょうね
納骨の日は、主人にとって ただの休日。
私だけが気を使い 段取りしながら動くのか・・・。
骨壷忘れに 数珠忘れ、
これにまつわる会話は じつはまるでないのですよ。
突っ込んだって 聞く耳ないんだから。
「骨壷は?」
「あっ・・・」 これだけ
数珠は?聞きもせず手を出すだけ
私は ないよ!と手を振っただけ それだけ
忘れたことに弁解もなく
数珠がないことも気にもせず
ただ 唯一 墓石を動かすための作業用手袋は自分で用意してました
帰ってから 壬生娘に
「すべて丸投げ これでいいの」
「いいやん、しかたないやん 私にしたら 司令塔は一人でいい。
すべて母に聞けば動ける。 生半可 父より違うことを言われても困るから」
「じゃぁ 私が先に死んだらどうするんや」
「それだけは やめてね 私はまだ司令塔にはなれないから」