ブログに書かなくっちゃ・・と思いつつ
でも なんか気恥ずかしいというか
でも 書きたいなと思いつつ
もう1か月以上経ってしまいました。
自分へのご褒美
事の発端は
手術後、8月中は仕事は完全オフ。
時間があるので Amazonであれこれしながら見つけたのが
「芸術新潮 2023年8月号」
なんと 芸術新潮が漫画を取り上げるんだ
あら~ 少佐と伯爵。
これで 一気に高校時代に引き戻されました。
記憶はあいまいだけど
「イブの息子たち」を少女漫画にはない面白いマンガだなと
確か、友だちから借りて読んだか、買って読んだか・・
記憶が曖昧。 50年近く前の事だから。
潤沢にお小遣いがあったわけじゃないからどうやって読んだか。
「イブの息子たち」が面白いなと思っているのと並行してかな
プリンセスで「エロイカより愛をこめて」が
連載され始めた。
少女漫画なのに KGBやNATOがでてくるスパイ物。
少佐がカッコいい!なんて思っていた。
そして 連載をどこまで読んだか定かじゃないまま
暗黒の?高校時代。 進まぬ受験勉強。
音大受験でピアノとの両立。
学校なんて火事で燃えてしまえばいい・・とか
このまま世の中が消えてなくなればいいとか・・
ほのかな自殺願望とか(いま 図々しく生きておりますが)
多感な高校生を何とか終えて
そのまま 見知らぬ土地で必死といいながらもそれなりに楽しんだけれど
アニメ、漫画には縁がないままま 大学卒業。
あっ 思い出した。古き良き時代、そういえば本屋さんで数時間立ち読みしたっけ。
「ブラックジャック」や「ガラスの仮面」
当時、25歳を過ぎると売れ残りのクリスマスケーキなんて言われた時代。
24才で結婚。1年半後には出産。 ますますコミック誌とは縁のない生活。
それを 一気に芸術新潮が引き戻してくれた。
青池保子さんが中世の文化や絵画、美術品に造詣が深いとのことで
絵画のことに絡み合わせて 漫画の事も。
とても興味深く読んだ次第。
そして 雑誌の中で
表題の「漫画家生活60周年記念 青池保子展 航跡の輝き」が
神戸であると知って、
あー 行きたいな。今までなら神戸なんてすぐそこ。
若い人にしたら通学、通勤圏。
原画展見たーい! 少佐にあいたーい!
しかし 八月初めに、胃の3分の2と胆のうを取ってしまった私には
傷がひきつらないだろうかとか、買い物以外引きこもっていたので
悩むこといっぱい。
ええい! まずは
痛い目にあった自分へのご褒美に
「エロイカより愛をこめて」コミックス39巻大人買い。
そして
そして 60周年記念の画集も購入。
5940円。楽譜にはお金をかけるが この手の本で5940円は私にしてはすごい!
もう なんでもかんでも
胃と胆のうを取って 生還したご褒美なのでありました。