松下幸之助は、30年前に『私の夢・日本の夢 21世紀の日本』と題する本を著しました。「今日の日本にはいろいろな問題が山積しているが、二十一世紀にはこういう好ましい状態であってほしい。またこういう社会を実現していかなくてはならない」と考え、理想的な国家・社会の姿を物語り風に描いています。
2010年を迎えた今、松下が描いた夢がどの程度まで実現したのか、果たし得ない夢に終わったのか、今後7回にわたって検証し、『Voice』で紹介していきます。
第1回は、弊社取締役・経営理念研究本部長の佐藤悌二郎が、「これが理想的な国家だ」と題し、書かれた当時の時代背景や松下の想いについて概説しています。
日本が右肩上がりの成長を続ける中にあっても、常に危機感をもち、「あるべき国の姿」の理想を追い求めてやまなかった松下幸之助の熱い想いを感じていただければ幸いです。
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