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PHP総研ブログ『番町Cafe』

HPでは公開しきれない活動をドドーンと紹介!!

がれき処理を国直轄で

2011-06-13 18:44:49 | 亀田徹

 東日本大震災のがれき処理を国直轄で行うための法案を政府が準備していると、6月12日のテレビ番組で仙谷官房副長官が発言しました。

 先日のコラムで、がれき処理を短期間で集中的に行うためには国直轄でがれきを撤去する必要があると述べたところです。(「がれき撤去を国主導で集中的に」6月10日)。

 http://research.php.co.jp/column/s_10/edu/topics_1.php 

 

 「なにをするにもスピードが大切だ」と現地関係者は訴えています。

 政府が準備しているという法案を早急に成立させ、国直轄でがれき処理を進める体制をつくるべきです。国直轄の事業がいつ始まるのか。政府・国会による迅速な対応を期待します。

 

 

  

 
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日本の新たなグランド・ストラテジー

2011-06-06 17:39:48 | 研究推進部スタッフ

2008年に発足したPHP「日本のグランド・ストラテジー」研究会(座長:山本吉宣 PHP総研研究顧問・東京大学名誉教授)は63『「先進的安定化勢力・日本」のグランド・ストラテジー-「先進国/新興国複合体」における日本の生き方-と題して提言報告書を発表しました。

 

 現在、世界は大変動期を迎えています。2010年、GDP世界第2位の座を中国が獲得したことに象徴されるように、中国をはじめインドやブラジルなど新興国の台頭による大規模なパワーシフトが生じています。大震災からの復興に全力を傾注すべき状況ですが、その間にも国際社会は大きく動いており、日本の進む道を確たるものにするためにも、世界に目を向けなければなりません。

 

 本提言報告書は、「提言篇」と「分析篇」から構成されています。「分析篇」は「提言篇」の大前提となる、日本という国家の歴史的な位置づけや今後2030年での国際情勢認識を提示しています。具体的には、国際社会の大変動の本質を、「加速したグローバル化が、半世紀以上にわたって持続してきた国際的なガバナンスや国内/国際連関の制度を動揺/変容させていること」「新興国の台頭が150200年という超長期のスパンでの力の移行をもたらしつつあること」「加速したグローバル化が、『弱い国家』や非国家主体を顕在化させていること」の三点から分析しています。また、「提言篇」では、日本が、「先進国/新興国複合体」の中でどのようにふるまっていくべきか、大局的な観点から国内外にわたる総合的な戦略構想を提示しています。

 

今後の国際社会における日本の「生き方」を提言した1冊です。日本のグランド・ストラテジーについての議論が活性化していくことを願ってやみません。

 

 

 

【研究会メンバー プロフィール】

・山本吉宣 PHP総研研究顧問・東京大学名誉教授<座長>

・納家政嗣 青山学院大学教授

・井上寿一 学習院大学教授

・神谷万丈 防衛大学校教授

・金子将史 PHP総研主席研究員

 
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「復興のため学校をまちづくりの中心に」(その2)

2011-06-03 16:24:27 | 亀田徹

先日のコラムで学校施設の複合化を主張したところ、文科省が複合化推進のための措置を講じたとの発表がありました。 

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyosei/1306433.htm

 

学校施設の整備に関する目標等を定めた「施設整備基本方針」を同省が改正。公民館等の社会教育施設や福祉施設と学校施設との複合化を促進するとのことです。

なお、基本方針には、学校に備蓄倉庫などを整備して防災機能を強化することも明記されています。

 

文科省の鈴木副大臣は、「地域コミュニティの中核的施設としての学校という要素を強く意識した施設整備基本方針の改正ということになっている」と会見で述べていました。複合化のための補助制度を検討する動きもあるようです。

 

子どもも大人も集う学校施設が整備され、学校を中心としたまちづくりが進んでいくことを望みたいと思います。

 


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「復興のため学校をまちづくりの中心に」

2011-05-27 11:36:25 | 研究推進部スタッフ

 東日本大震災で甚大な被害を受けたまちの復興のために、学校を地域コミュニティの中心に位置づけてはどうか?
WEB連載「学校はいま―」[子育てママ、パパを応援 PHPファミリー]で、弊社主席研究員の亀田徹が訴えます。

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弊社の近くに、千代田区立麹町(こうじまち)小学校があります。学校の敷地内に、幼稚園、区の出張所、区民館、備蓄倉庫が併設されています。
学校の授業がない時間帯に図工室や家庭科室などを区民が使うこともできます。子どもも大人も集まる施設として、千代田区のコミュニティスクールと名付けられている学校です。

東日本大震災で多くの地域が甚大な被害を受けました。避難した方々への支援とともに、いま、まちの復興に向けた動きがスタートしつつあります。政府は「東日本大震災復興構想会議」をたちあげました。復興にあたっては、まちを元どおりにするだけでなく、社会のモデルとなるような新たなまちを創造しようとの声があがっています。

▼続きはこちら▼
http://family.php.co.jp/2011/05/post-60.php 


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PHP エコスクエア(ECO2)とは?

2011-05-20 11:09:17 | 金坂成通

 私たちはPHPエコスクエア(ECO2)という「場」を設けています。
 
 ユニークなこの名前には、私たちの「地球環境維持(ecology)と地域経済活性化(economy)を掛け合わせて(ECO2)、地域経済を活性化させようという思いが込められています。
 
 PHPエコスクエアは「新結合」を目指しています。「新結合」とは“これから新たな技術を開発する”のではなく、“今、既にある優れた技術同士を結びつける”こと、あるいは、“企業や地域の多様なニーズとシーズをつなぐ”ことを意味します。
 
 先月4月7日に行われた第2回エコスクエアでは、セラミック塗料を製造販売している企業経営者がその特性を会場実験。会場参加者もセラミック塗料で塗られたフライパンを触って、その効果を肌で実感しました。 第2回エコスクエアの詳細はこちら

 

 このように、中小企業が持っている具体的な技術を、他の企業や自治体に大いにアピールして、商機にしていただくことが、私たちにとって大きな最大の喜びです。実際、この企業さまは第1回で出会われた企業と、中国市場で進出に向けて、取引を開始されています。
 
 PHPエコスクエアでは現在、第3回PHPエコスクエア(6月3日)の参加者を募集中です。次回は、震災後の日本経済の見通しや、日中双方の環境ビジネスの最新トレンドなどが発表される予定です。詳細はこちら
 さらに!!、当スクエアでは、プレゼンターも募集しています(参加費は無料)。

 ふるってのご応募をお待ちしています。


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