麻生平安名の変な喫茶店 その時俺様が動いた

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小沢を告発した東京都内の市民団体に敬意を表します

2010年04月28日 | 報道/政治・経済

◆小沢一郎氏「起訴相当」と議決 陸山会事件で検察審査会(朝日新聞) - goo ニュース

小沢はこの件において「私自身は何も疾しいことはない。与えられた職務を淡々と全力でこなしていくことに尽きる」と幹事長を続投する考えを示したそうだが、疾しいことはないと思うは貴方だけだろう。
東京地検特捜部は「疾しい」と思うから起訴相当とする決議にしたのだ。その現実は決して揺るがない。

(引用)
小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、東京第五検察審査会は27日、政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で告発された小沢氏を東京地検特捜部が不起訴(嫌疑不十分)とした処分について、「起訴相当」とする議決をし、公表した。

特捜部は今後、再捜査して再び処分を出す。昨年5月に施行された改正検察審査会法では、再捜査の末に再び不起訴としても、それに対して審査会が2度目の「起訴すべきだ」とする議決をすれば、裁判所が指定した弁護士によって強制的に起訴されることになる。

特捜部は2月、小沢氏の元秘書で陸山会の事務担当者だった衆院議員・石川知裕被告(36)ら3人を同法違反罪で起訴した。その一方で、小沢氏については「虚偽記載を具体的に指示、了承するなどした証拠が不十分で、共謀は認定できない」として不起訴にしていた。

これに対して小沢氏を告発した東京都内の市民団体が「証拠の評価が国民目線とずれている」として、「起訴相当」の議決を求めて審査会に審査を申し立てていた。

石川議員らの起訴内容は、2004年に小沢氏からの借入金4億円で東京都世田谷区の宅地を約3億5千万円で買い、07年に小沢氏に4億円を返済するなどした収支を政治資金収支報告書に記載しなかったとするもの。特捜部は4億円にはゼネコン側からの裏金が含まれるとみているが、小沢氏側は「個人資産」と否定している。
(引用終わり)

幸いといえばいいのだろうか。小沢が一回目の検察審査会審査で起訴相当になったということは、少なくとも「シロ」になる可能性は極めて低くなり、結果的に裁判から有罪に処される可能性もまた低いわけでもないということになる。
これは日本を憂うる国民にとって実に喜ばしいことである。

少なくとも、小沢の秘書三人が逮捕されているのは事実なのだから、その上の小沢が無関係とは言い難い。秘書が進んで勝手に不正を働くなどありえないし、そんなことは小沢自体が放置するわけがない。となると、グルになってると考えるのが適切ではないか。

もしこの件から小沢にお縄がかかったら、第一の戦功は"小沢氏を告発した東京都内の市民団体"であろう。この件は審査を申したてたから出来たこと。この功績は大きいと思う。