◆「メディア対策」も、ぬぐえぬ疑問…毒ギョーザ(読売新聞) - goo ニュース
どうやら中国製冷凍ギョーザ中毒事件の犯人が、有機リン系殺虫剤メタミドホスを混入したとして、中国警察当局に身柄を拘束されたらしいが…未だ釈然としないことが多いは中国政府たる中国政府所以なのであろう。
(引用)
中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、捜査の指揮をとる中国公安省幹部が28日、本紙など一部日本メディアの取材に応じたが、詳細な説明を聞いても、いくつかの疑問はなお、ぬぐえなかった。
2008年1月の事件発覚当初、地元検疫当局は「(天洋食品の)工場は(有機リン系殺虫剤)メタミドホスを使用したことがない」と断言していた。それが、28日の説明では容疑者がメタミドホスを工場内で入手していたことが判明。食品生産管理のずさんな実態だけでなく、検疫当局の説明をうのみにしていた警察の初動捜査のあり方も問われそうだ。
中国当局は、08年2月の記者会見では、「中国国内で殺虫剤混入が起きた可能性は小さい」と発表。「監視カメラもあり混入は難しい」と強調していた。それが今回は、「冷凍庫内部に監視カメラがなく、犯行の様子が撮影されていない」ことも明らかになった。
それでも、26日の容疑者拘束発表を受け、邦人記者を招いて異例と言える詳細な説明が行われた背景には、事件を沈静化させるため日本メディアへの対策が欠かせないと判断した胡錦濤政権の強い意向が働いているとみられる。
28日の取材は北京市内のホテルに設けられた会場で行われ、公安省の武和平・報道官のほか、杜航偉・刑事偵査局長、王桂強・物証鑑定センター副主任ら省幹部が顔をそろえた。
冒頭、杜局長は「事件を最終的、全面的に解明できるよう、今後も中日の警察当局が引き続き協力を強化することになる」と述べるなど、2年前の事件発覚当初に見られた日中当局者の対立がウソのような低姿勢だった。
事件をめぐって、中国メディアは「日本メディアがあおり立て、日本国民の対中感情の悪化につながっている」などと日本メディア批判を展開してきた。それが28日の説明では、捜査ミスの可能性をただすような質問にも、杜局長が一つ一つ率直に答え、「メディア対策」の狙いが色濃くうかがえた。
(引用終わり)
過去を振り返るに、この問題に対して中国側はとんでも発言を連発していたな。
・日本政府に対して、中国高官が世論制御を要求。
・天洋食品側が「我々は今回の事件で最大の被害者だ」(自分達は悪くない)と言って損害賠償を検討。
・回収された餃子が中国国内に流れたこと。
これらについては過去日記でも述べた。改めて振りかえりますと、当時の首相であった福田の野郎のツラを思いだしてムカムカしてきます。
※過去日記
◆餃子報道に懸念した中国高官は、本当に日本に国内世論制御を要求したのか?
◆天洋食品関係の食品は買ってはならない
◆釈然としない「中国製冷凍ギョーザ(餃子)中毒事件の速報」
なによりも…この件については、中国側の態度をよくよく思いだしてほしい。
当時、中国は日本でメタミドホスが混入したと主張した。その主張から中国国民から「日本こそが悪い」「陰謀だ」「中国政府に謝れ」との反日感情が噴出したは紛れもない事実である。
散々に日本を悪に仕立て上げておきながら、謝りもせず、今更どのツラ下げて犯人逮捕しましただよ。最優先でやるべきことがあるんじゃないのか?
この件での一番の被害者は毒入り餃子を食べた当事者だ。中国側は被害者に対して最優先で謝罪しろ!!!
この件に対して中国側はまったく責任をとっていないではないか!
悪かったのは明らかにお前ら(中国側)の方なのに、日本を侮辱したことについてはスルーしてとぼけるつもりか?世間が許しても自分は決して許さないぞ。
政府こぞって謝罪しろよ!とぼけることは許さんぞ!