一期一会日記~「今」の記録

多言語、ウサギ、本、お勉強、テレビなど私が今楽しんでいること、ものについてつづっていきます。

ヘギョン~お別れ編

2011年01月19日 | 韓国青年受け入れ
2泊、そして月曜日の朝9時に、名古屋駅集合だったので、うちを7時半ころには出なくてはいけません。初め、新幹線で送っていこうと思っていましたが雪の影響で遅れているので、それならということで在来線で送ることにしました。

天気に恵まれた3日間。今日も寒いけれどいい天気です。豊橋駅で少しお土産を買い、JRの電車に乗りました。二人掛けの席でずっと色々話しました。初めは日本語がわからないことも少しあったヘギョンでしたが、いつのまにか普通に会話している私たちに驚きました。

お父さんは農業をやっていること、みかんを作っていること、帰ったら大学受験に向けて勉強をしなければいけないこと、大学はソウルにある大学に行きたいこと、フランスにペンパルがいて、その子がフランスでは日本の文化が有名だと言っていたことを教えてくれたこと、韓国のお正月の遊びは日本の双六のようなものがあること、一緒に来た子たちはみんな選抜試験に合格している優秀な子たちだったこと、一緒に来た子たちの中で人気者の男の子は高校生グループのリーダーで、歌謡大会で優勝したので参加したこと、次に行くのは大阪の地震についての施設だということなどをずーっとしゃべっていました。

そして自分のしゃべり方が微妙に普段と違う、外国人と会話する時のモード(茂木健一郎さんがこういうことをいってました)になっていることに気付きました。

名古屋駅に着き外に出るとものすごく寒い。「ソウルみたい」「ほんとにソウルみたいですね」そんな会話をしました。集合場所にはもう半数以上が集まっていました。9時になるとまた代表の方のあいさつ、そしていよいよお別れになりました。ヘギョンが少し涙ぐんでいて「恥ずかしいです」と言っていたけれど、別れを惜しむ気持ちになってもらったのがうれしかった・・私もつられて涙が・・・こういう涙はいいなあ、って思います。いい出会い。そして別れ。あっという間のホームステイでしたが、やはり忘れられない思い出になりました。

彼女にとっての日本がますます好きな国になったことを祈ってます。

ヒッポの人たちに「どうもありがとうございました、とお伝えください」とのことでした。
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ヘギョン~日曜日編

2011年01月15日 | 韓国青年受け入れ
そうそう、書き忘れたこと。お迎えのプラカードに、「ようこそ」と書きたかったので、テキストを広げてこのあたり、と書こうとしました。ハングル文字は全く読めないので、どれだろう・・・???そのこというのがこれだから、こっちがようこそだろうとあたりをつけて書きました。その時点では私は読めなかったのだけれど、ヘギョンとあってその文字を見てもらっているとき、ようこそってなんていうのと聞いていたら娘が「チャールワッタ」といいました。そしたら結局それがあっていてハングルよく歌っている娘はすごいなあとセンガケッソヨ。

さて、日曜日、朝布団の中でダラダラしていて起きたら8時過ぎ。ヘギョンはもう起きていました。「おはようございます」。朝ごはんは家の普通のメニュー。目玉焼きにソーセージ、わかめとお豆腐のお味噌汁とご飯。そしてフルーツ。韓国ではご飯やお汁のお椀は持たずにおいて食べるのを知っていたので、日本では持って食べるんだよと教えてあげました。でもうちの子供たちもいつもちゃんとやるわけではないなあ・・

御飯のあとウリ・トッキ・カッチ・サンポエカソッソヨ。うさんぽにおでかけしました。へぎょんのうちには犬がいるそうです。前日、うちに到着したときウサギを見せたら、「かわいいー」と感激して写真を撮っていたし、ヘギョンがくれたお土産はピーター・ラビットの袋だったし、ミッフィのソックスもはいていたので、ウサギが好きだったようでした。公園のお散歩、私と子供二人、そしてヘギョンの4人でウサギ一匹を連れて出かけました。まあいつものように同じところをぐるぐる回って終わりましたが。でもヘギョンはうさぎのリードを持ってうれしそうでした。

ヘギョンに、どこか行きたいところがあるか尋ねたら、「学校がみたいです」というので子どもたちの中学を見せることにしました。家でダラダラしているこどもたちをおいて私とヘギョンで出かけました。校舎を見ると「韓国の学校とは違います」と興味深げでした。韓国(チェジュ?)では高校は男子と女子はほとんど別の学校になるそうです。ヘギョンの高校は1200人いるそうで、男の子はいないけど、面白いですと言ってました。市役所の13階から豊橋全体を見せてあげました。そのあと、吉田城を見に行くと、ちょうど中を開放しているときでさらに説明のボランティアの人がいました。2階には優しそうなおじいさんのボランティアの人がいて吉田城について色々説明してくれました。ヘギョンが韓国から来ているのを知るととてもうれしそうでした。私も吉田城が、昭和28年に何かの博覧会のために再建されたこと、明治の時代に武士が立てこもるのを恐れた政府によりもともとのお城が取り壊されたことなどを初めて知りました。ヘギョンがいるから説明を聞いてみようと思ったし・・一つの出会いがまた新しい出会いにつながるんですね。

昼ご飯をたべ少し休憩した後、やはり外国のゲストには面白いだろう二川宿本陣に出かけました。ちょうど盆栽展もやっていて私も盆栽が見れてよかったです。本陣は開放的なのでものすごーく寒かったけれど、着物をきたヘギョンはとても喜んでいました。友達はテリモプシ、着物を着てないだろうから、うらやましがるだろうななんて言ってました。華奢な女の子なので着物がとてよよく似合ってました。お抹茶も飲み、先にお菓子を食べることとか茶碗の正面を避けてお抹茶を飲むこととか説明してあげました。むかーし習っていた茶道が役に立ってます。

そして資料館では参勤交代についても説明しました。何度も来るうちに詳しくなってきたなあ・・。浮世絵の版画刷りもやったし、張子がたくさん飾ってあるのも見たし、日本文化が手ごろに味わえるいい施設ですね。

そのあと、韓国食材を売っているお店に行きました。全部韓国のものなので、ヘギョンが「韓国みたい」と面白がっていました。韓国風本格キムチを買いました。かっぱえびせん韓国風のがあったので知っているか聞いたら、よく知っているとのことでした。韓国の若者はカラオケをやるとき、それを食べるとか。

夜はお好み焼きが食べたいというヘギョンの希望、初めはお好み焼き屋さんに行ったけれどすごい混雑していたので、以前よく行った居酒屋さんでもお好み焼きがあったことを思い出し、そちらに行きました。我が家らしくたくさん食べました。ヘギョンは小柄だけれど結構色々なものを食べてくれていたのでこちらもうれしかったです。
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ヘギョン~持ち寄り編

2011年01月12日 | 韓国青年受け入れ
車の中で、帰ったらうちでパーティをやることを伝えると、「緊張します」と不安な顔をするので、大丈夫大丈夫とリラックスするように声をかけました。パーティなんていうと、フォーマルな感じを持ったかもしれないけれど、ヒッポのパーティは子どもも大人も一緒で食べ物も持ち寄り、わいわいがやがや気楽なもの。そのうちわかるでしょ、とあまり気にしませんでした。

初めは、ポプリとお嬢さんだけかも・・と思われていたパーティ。その後ポプリ先生も都合が悪くなったということで、えーっ?どうしようと心配になりましたが、少ないなら少ないでゆっくり話したりゲームしたりできるからいいやと気持ちを切り替えました。

皆に「来てね」メールを送ったら、みんなが来てくれることになり、結局総勢19人になり、大賑わいでした。最初は緊張していたヘギョンもたくさんの、ハングルマル・ヤギハゴシッポの人たちに色々話しかけられて、楽しそうに話していました。

食事は持ち寄りなので、色々なものが食べられました。私は手巻き寿司とサラダととりの竜田揚げに小豆が入った牛乳ゼリーを用意したんだけれど、みんながたくさん持ってきてくれたので、手巻きずしとサラダを出しました。残りの二つは次の日の昼に食べるのにちょうど良かったです。キムチ入りサンドイッチは、のんちオリジナルだそうですが、初めて食べる味、すごくおいしかったです。おでん、パエリヤ、煮物、おはぎ、かぶらづけ、わらび餅に羊羹・・まだあったような気がします。

話ながら、色々な食べ物を前にしているとついついたくさん食べてしまいます。そして大体皆がおなかが膨れた後は、ヘギョンがお土産に持ってきてくれたお菓子を食べました。トッポギをあげて、甘辛くそして少し唐辛子が入っているお菓子は初めて食べる味でした。ヘギョンハ子どもたちと一緒にぼーずめくりと百人一首をやっていました。後で聞いたら面白かったと言ってました。




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ヘギョン~お迎え編

2011年01月10日 | 韓国青年受け入れ
知多市まで迎えに行くのは結構遠いです。知多市は土地勘もなく、でもナビで何とかなるだろうと思ってはいたけれど、ポプリ先生が一緒にお迎えに行ってくれるというのでちょっと安心できました。前回アメリカの男の子を名古屋まで迎えに行った時のこと、英語、道路がいまいち、そして初対面の男の子を二人乗せて、脳がぱんぱん、道を間違えて大変だったので、道をよく知っている人と一緒に行けるのはとても心強かったです。


家から蒲郡までお迎えに行き、その後知多市まで。家を出たのが1時45分、着いたのが4時ちょうど。2時間以上車でかかりました。会場に入ると韓国の学生らしい一団がいました。調査票にのっていたヘギョンが見当たらないかちらっと見ましたが、よくわからず、対面式の会場へ。私たちが最後に到着したようでした。

ちゃんとした交流団体のようで、色々な偉そうな人が順番にあいさつをしています。今回来た子たちはチェジュ島から選抜されたとても優秀な子たちということがわかりました。

素朴な感じの子たちが30人くらい、前で、ちょっと緊張した表情で並んでいました。初めに韓国の学生の自己紹介。写真の顔と同じような子も3人くらいいてどの子が家に来る子かもわからず・・・ドキドキ。結局私はどの子か分からなかったけれど、ポプリがあの子だと思うよと教えてくれた子が、そうらしいということがわかりました。その子は表情豊かなかわいい感じの子でした。

そしていよいよ、ホストーゲストの対面。家に来るムン・ヘギョンさんはちっとも名前が呼ばれません。写真の時とは髪型がちょっと違っていました。ポプリが教えてくれた子がやはり本人で、初めから感じのいい子だと思いました。コミュニケーションがとりやすいいいい子です。

私、娘、ポプリ、ヘギョンと4人車に乗りさあ出発。韓国に何度も出かけているポプリはさっそく韓国語で話しかけています。私もテンションが上がり、色々韓国語を使ってみました。娘も、緑のT-シャツを見せながら、「チョロクセ」なんて言っています。

ヘギョンは日本のドラマが好きでドラマに詳しいポプリと好きな俳優などで盛り上がっていました。小栗旬やらKatoonの誰かが好きといって盛り上がっていました。ヘギョンはスピーチコンテストでとても優秀な成績を収めたようで、どんな内容か尋ねると、南北の統一がテーマだったようでした。国の将来のことを真剣に考えている高校生の姿に頼もしいものを感じ、同時に日本の高校生でこんなことをかんがえている子がいるのだろうかと不安を感じました。

韓国語を話したり、慣れない道を運転したり、脳のキャパがパンパン。時々ナビを見ていても道が不安になりましたが、ポプリが乗っていたので、この道でいいんだよといってっくれて安心できました。

ポプリのうちからは今度娘さんが私の車に乗り、ヘギョンと一緒に楽しそうに話を始めました。若い人同士の会話はこれからの人生についてだから聞いていても夢があって楽しいですね!ヘギョンは将来、アナウンサーか警察官になりたいと言っていました。日本語が好き、そして日常の会話は普通にできるので、韓国語より日本語で話す方が多くなっていきました。相手との言葉に対する「話したい気持ち」「流暢さ」でどちらの言葉に傾くかが決まっていきます。

そうこうするうちに7時ちょっと前にうちにつきました。


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一期一会

2011年01月10日 | 韓国青年受け入れ
今日は本当に寒いですね。朝早く名古屋までヘギョンを送ってきました。オヌルン・チョンマル・チュプタエヨー。(チュプタ:寒いとトプタ:暑いがよくこんがらがってしまいました)

ヘギョンはとてもいい子でした。優しく、ピュア、すれていないまっすぐでかわいい子でした。こういう出会いをするたび、ヒッポをやっていてよかったと思います。

9時に名古屋駅銀の時計に集合、そして別れてきました。別れのときには涙が・・もちろん素敵な涙です。朝日の差し込む電車の中で、この2泊の出来事が頭の中をぐるぐる廻りました。やりきった満足感、そして高揚した気分が日常の風景を何か違うものにしていました。

お迎え編、持ち寄り編、お散歩編、二川宿編、そして送り編とつづっていきますのでお楽しみに!
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いよいよ今日来ます

2011年01月08日 | 韓国青年受け入れ
調査票を見ながら、どんな子かな?、何がしたいのかな?どこへ行こうか?疲れているかな?そして持ち寄りは誰が来てくれるかな?布団を干さなくちゃ、掃除掃除・・・。ゲストを迎える前の、ちょっとドキドキ、ワクワクです。

縁あってうちに来てくれます。楽しかったと帰ってもらえるように、何ができるのかしら・・・?

今日の持ち寄り、ポプリ先生は都合が悪くなりこれなくなりましたが、お嬢さんが来てくれます。ゲストのお姉さんになる感じ。韓国語も話したいと楽しみにしてくれています。

それからウィライ家族。エリンはこの夏韓国に行くんだけれど、その準備も兼ねて。いい出会いになるといいね!
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あれれ?

2011年01月01日 | 韓国青年受け入れ
Slamat tahun baru!マレーシア語の「あけましておめでとう」です。これを日本語風に聞くと「サルマタ・フンバル」なんて聞こえて笑っていたことあったな。はい、謹賀新年、今年もよろしくお願いします。

韓国青年受け入れの調査票が来ました。中をあけると・・・顔写真をぱっと見るとあれ?女の子じゃん。よく見てもやっぱり女の子、ヘギョンさんという名前です。どこかで聞いた名前だなあとぶつぶつ言っていたら主人が「横田めぐみさんの向こうでの名前だろ」と教えてくれました。

ボブスタイルの、眼鏡をかけたまじめでしっかりした感じの高校2年生です。妹と弟がいて趣味は読書と音楽鑑賞です。20代の青年が来るイメージだったので、ちょっと軌道変更。どこに行こうか。。近所の散歩、お買いもの、二川宿本陣、豊川稲荷、ひっぽ、料理、書道、ぼーずめくり、・・・どんなことがしたいか聞いて決めようかな。8日土曜日の夜は持ち寄りです。特に嫌いなもの、苦手なものはなさそうです。よかったら来てくださいね。

ポプリ先生に、「女の子でした。お迎え行きますか?」と伝えたら、青年ではなくても一緒に行ってくれるそうです。まあ、いろんな人に出会ってもらいたいな。そしてたくさん話をしたいです。一期一会、会うのが楽しみです。
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1月8日の夜は持ち寄りができるかな・・・

2010年12月20日 | 韓国青年受け入れ
来年の1月8日から10日で韓国の青年を受け入れます。韓流スターのような青年が来ることをイメージしていますが、どうでしょうか?まだ調査票が来ません。

対面式会場が名古屋から知多市に変更になり、また時間も16:00なのでちょっと遅くなります。まあそれでも夜の持ち寄りには大丈夫でしょうが・・・
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