PEKOのTea Time

PEKOこと山崎浩子のブログです。
新体操の選手と同姓同名ですが、全くの別人です。

新城ラリーについて!

2021-03-24 18:36:03 | Weblog
先週末に愛知県の新城市で開催された、
全日本ラリーの「新城ラリー」ですが、
そのことで少し書きたいと思います。

先週末は全国的に雨で、かなりの悪天候だった様子。
日曜日のリザルトを見るも、
後半のリザルトが掲載されないので、
不思議に思っていました。
どうやら何かあったようなのですが、
参加者も、主催者も、皆口が重く、
状況がわからずにいました。
後半のSSはキャンセルされたのはわかりました。

すると鎌田選手がクラッシュしたそうで、
本人がクラッシュの経緯をYouTubeに掲載したので、
昨日それを2回も見てしまいました。
https://www.youtube.com/watch?v=Ab7lVtilTP4
今回はドライバーもコ・ドライバーも、
背骨を骨折したのだそうです。
しかもコ・ドライバーの松本選手の方が、
重傷なようです。

ラリーは危ないことをしているので、
仕方ないと岩瀬も、鎌田選手も言っています。
確かにそうだし「0カー」「00カー」も、
走行できるという判断だったようです。
でも、大雨で路面に川が80mに渡りできていた??
それでハイドロプレーニング現象が起きたと、
鎌田選手は言っていました。

問題なのはクラッシュ・転倒後のオフシャルの対応。
救急車が来ていたにも関わらず、
30分以上コースに入ることができなかったそう。
それはオフシャルがSSをキャンセルするなり、
後続車をストップさせる必要があったと思いますが、
オンコースをゆっくり走行させたのだそう。
ということで、救急車はコースを逆走して、
入ることができなかったと言っていました。

鎌田選手は背骨の骨折で、
YouTubeで話せるくらいだから良かったけれど、
命に係わる怪我だったとしたら、
オフシャルはどうするつもりだったのか。
鎌田選手と同じ場所で後続の車両の誰かも、
クラッシュして、鎌田選手の車にぶつかったそう。
そういうのもかなり危ない事例です。

今年は11月に、愛知・岐阜でWRCが開催されます。
もしもクラッシュ事故が起きて
誰かが死んでしまった場合にはどうなるのか。
物理的に間に合わないとか、即死の場合には、
どうすることもできませんが、
誰かの判断ミスとか、危険に対する判断基準などを、
もっと考える、または危機管理の教育をスタッフ皆で受けるなど、
必要なのではないかと思いました。

WRCの場合には「Safety」は重要で、
そのマニュアルの提出は必須。
その基準がクリアできないとWRCが開催できないほど。
他の国でも、ドクターヘリや、
ヘリで病院に運ぶ体制などもできています。
日本は北海道のラリーの頃から、
そういった部分は遅れている・・・かも。
北海道のラリーでは毎日新聞社がいたので、
新聞社のヘリが使える可能性もありました。
誰も死ぬ人がいないよう、
今後、Safetyの部分はさらに検討が必要と思います。

少々長くて申し訳ありませんが、
どうしても書きたかった!
鎌田選手、松本選手、くれぐれもお大事に!
早く復帰できるのをお祈りいたします。
コメント
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