Hei!(「ヘイ」って読んで「やあ」って意味)~義務教育世界一の秘密

義務教育世界一の国の教師養成の実態を探る旅。フィンランドの魅力もリポート!その他,教育のこと気にとめた風景など徒然に。

キアスマのスロープ1

2007年10月12日 | Finland フィンランド
キアスマの中では,こんなスロープを使って上の階に上っていきます。空間が遠近感を強烈に感じさせます。

消失点,つまり,あらゆる線が収束していく点のあたりに,人が立っているのが分かりますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キアスマ9

2007年10月11日 | Finland フィンランド
キアスマだけでなく,またフィンランドだけでなく,欧米の美術館は入場料を払うとこのような証明シールをもらい,それを身体のどこかに貼って,入場料を払ったことが分かるようにしているところが多いです。

このシールは,当然,退場の際に不要となります。そう,だからこの写真はキアスマの出口(入口でもあるけど)で撮影したもの。

不要になったシールも,こんなふうに貼り重ねれば不思議とアートのように見えてきます。誰かがちょっとした気まぐれで始めたのでしょうか。初めは意味のない行為であっても,続く者が多くなればそれが意味を持つ行為に変質します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キアスマ8

2007年10月10日 | Finland フィンランド
実はキアスマで一番気に入った作品がこれ。ないはずのものが見えませんか。この作品に関しては多くは語らず,でよいでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キアスマ7

2007年10月10日 | Finland フィンランド
文字は人の痕跡です。人がつくった壁に,人が文字を残す。これはある意味最も人間的な行為とも言えるでしょう。

ところが,壁と壁に囲まれた空間は奥に進むにしたがって次第にせばまり,人の進行を妨げます。もしかしたら,奥の方は文字が書けていないかもしれません。しかし,壁が開いた方から眺めると,強烈な遠近感が奥に進むことを求めているようにも思えてきます。

我々は進めばよいのでしょうか。留まればよいのでしょうか。進むとすれば,どのように進めばよいのでしょう。留まるとすれば,どのように留まればよいのでしょう。答えは,もしかしたら,この遠近感の消失点のあたり,二つの壁が接近するあの向こうにあるのかもしれません。

---

なーんて,想像してみました。どうですか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キアスマ6

2007年10月10日 | Finland フィンランド
正六角形の中は・・・このように小屋や草木など森の風景が。作品の中に一歩を踏み出すと,フィンランドの原風景とも言える360度のパノラマが一気に広がり,鑑賞者を包み込むのです。

そういえば,この正六角形は木材でできていました。感じる人には,もしかしたら木の香りが中に入るよう誘っていたかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キアスマ5

2007年10月10日 | Finland フィンランド
人が目隠しされているの?と見えた方がいらっしゃるかも。実は,作品の中に入り込んでいるのです。

キアスマで最初この作品を見つけたときには,板をつないで作った正六角形を周りから眺めている人が数人。周りからしげしげと見つめていたのですが,このような作品を見慣れている眼には「何か仕掛けがあるな」と感じられ,写真と同じように中に入り込みました。

周りの人は「あれ?入ってもいいの?」という様子がありありと見受けられましたが,内側にこんなふうに入り込んでいた小生が出たあと,同じことを始められました。その時の写真がこれ。

中に入り込むことによって自分にとって可能になる「見え」がある一方,知らないうちに自分自身が作品を取り込まれた風景の一部になってしまっています。おもしろい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キアスマ4

2007年10月10日 | Finland フィンランド
この円盤状のオブジェ,大きさは人の背よりも高くて惑星が室内に出現したようにも見えるかも。モノトーンの色合いがさまざまな想像を想起させるようにも見えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キアスマ3

2007年10月09日 | Finland フィンランド
キアスマの中は撮影可能だったので,いくつか気に入ったアートを撮りました。作品名,作者名不明・・・というより,作品情報はいつもあまり気にせずに見ているので,調べてないっていった方が正確です。キャプションはもちろんありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キアスマ2

2007年10月09日 | Finland フィンランド
これは現代美術館キアスマ玄関の1ショット。フィンランド国民のためにフィンランド語とスウェーデン語,そして観光客のために英語で書かれている・・・はずです。ローマ字読みがほぼ可能なので「キアスマ」,そして第一音節にアクセント。これがフィンランド語の発音の基本でしたね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キアスマ1

2007年10月09日 | Finland フィンランド
ヘルシンキ中央駅近くにある現代美術館。

ヘルシンキ中央駅のすぐ近くに中央郵便局があり,そのすぐ横になります。展示作品もいいですよ・・・お楽しみに。いくつか写真あります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デザイン美術館

2007年10月09日 | Finland フィンランド
デザイン美術館って,ストレートな名前です。それにとても立派な建物。

フィンランド・デザインを中心に展示してあります。ちょうど23日は,二人のデザイナーの作品展示期間でした。お一人はマリメッコの著名デザイナーでしたが,両方とも名前が手元にないので・・・。後日修整アップロードします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウスペンスキー寺院6

2007年10月09日 | Finland フィンランド
敬虔な信徒がこのように心からの礼拝を行っています。東洋からひょいと訪れただけの人間が決して破ってはならない神聖な空気を感じます。

当然ですが,ここは観光地ではなく宗教儀式の場です。ですから,ノースリーブ禁止,帽子着用禁止,ノーフラッシュなどの約束事があります。また入場料は取っていません。

2年前に訪れたときには,このウスペンスキー寺院でCDを買いました。教会音楽が録音されたものです。ヴォーカルでした。

海外を訪れたときに現地の文化を理解するにはいくつかの方法がありますが,私がよく行っているのは,現地のマーケットをぶらぶらすることと,現地の音楽を手に入れることです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウスペンスキー寺院5

2007年10月09日 | Finland フィンランド
天井から注ぐ太陽光と肖像の眼差しを受けて,敬虔な信徒は神への畏敬をさらに深くするのかもしれません。ロシア語で書かれた文字が読み取れるでしょうか。異邦人には,ロシア正教会だろうと判別できる材料はこれくらいしかありませんでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウスペンスキー寺院4

2007年10月09日 | Finland フィンランド
ウスペンスキー寺院内部正面の祭壇です。黄金に輝く特別な空間に聖人が並びます。信徒にとって日常的に足を運ぶ非日常の空間です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウスペンスキー寺院3

2007年10月09日 | Finland フィンランド
天井に目をやると,写真のような空間が。上を向いてしまう仕掛けです。「見上(あげ)げる」という語感をふまえた行為を導くようになっています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする