東電社長には人の血が通っているのか

　不意打ちで自分の住んでいる値がどのグループに属するのか明示しないまま（つまりいつからどれぐらい続くのか知らせないまま）開始され二転三転し、結局第5グループだけが実施されたいきあたりばったり停電。この第5グループには被災地の茨城県鹿嶋市もあり、避難所では午後5時にぷっつり電気が切れた由。被災者の中にはこの暗闇がトラウマになっている可能性があるとも考えられる。そのような人たちに対してなぜこのような無慈悲なことができるのだろう。片や東京23区は荒川区の一部を除いて停電の対象にすらなっていないというのに。弱い者いじめではないか。
他のグループは1回だけ（3時間40分）なのに対し、第1、第2グループだけ1日2回最大7時間20分停電を強いられるのも差別ではないのか。

　よしんば停電が避けられないものだとしても、「Open　ブログ」氏が提案（「停電を停止せよ」）されているように工夫して停電を避ける方法を考案すべきではないか。4月いっぱいまで続くなら新学期になっても学校に行けない児童、生徒も出現するのではないか。寝たきり介護や電子カルテその他医療関係命にかかわる。もっと血の通った対応を。

　それとも、今度の地震と津波でいかに原発が危険性が高いものか明らかになったので、原発廃止の声が国民から起きないよう、原発がないとこんなに困りますよと嫌がらせをしているのだろうか。