チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「ワルプルギスの夜の夢式馬券術(天皇賞・春)」

2005年05月01日 22時00分24秒 | ケイ・バー(馬券の皮を剥いじゃうわよン
ベルリオーズの「幻想」は「5」つの楽章で成ってる。終章には、
「ブロッケン」シュピールが「怒りの日」を打ち鳴らす箇所が出て、
はこないが、4月30日はワルプルギスの夜宴である。
日付が変った5月1日になっても魔女たちに門限はない。
淀殿だのお江与殿だの高台院だの、彼女たちのカラオケ大会はつづくのである。
が、一同のまとめ役がしっかりしてないと、アワヤ一大事。真っ青の鯖トである。
♪魔女を開けぇればぁ~、キーナートがぁ、三重ぬぅ~~♪
幹事は故淡谷のり子先生である。「たいした球芸(たまげい)だ」。ときに、
ワルプルギスの宴が行なわれる「ブロッケン」は「ドイツ」の山である。
ことしは「日本におけるジャーマン年」である。ちなみに、
「brocken」という独語は「砕く」というような意味の動詞である。
昭和38年の鶴見生麦貨物脱線転覆&上下スカ線衝突事故の犠牲者には、
松竹少女歌劇の団員がいた。昭和60年の日航機墜落事故の犠牲者には、
黒木瞳女史の親友のタカラジェンヌがいた。果たして、
今回の尼崎脱線事故の負傷者のひとりが、
万理沙ひとみ女史だったそうである。のちに東京宝塚(東宝)が宝塚退団後の
一路真輝女史を主役に据えたミュージカル仕立てにしてさらに有名にした
「エリーザベト」の宝塚版で、星組のヘレネ役(タイトルロウルの姉)
を演じてた元タカラジェンヌである。母が千春京子、祖母が紅千鶴という、
3代にわたって武庫川の水道で産湯をつかった生粋のヅカっ子である。
気の毒にも膝の粉砕骨折を負ったそうであるが、1998年の
「秋の天皇賞」競走中に前肢の粉砕骨折で亡くなった
故サイレンススズカ号の誕生日は「5月1日」(1994年)である。
同馬主・同厩舎の馬が、5月1日開催の今回の「春の天皇賞」に1頭、
出走してたことである。また、5月1日は「スズ」ランの日でもある。
(1着)5枠10番「スズ」カマンボ号(安「藤」勝騎手/橋田厩舎)
トランプにおける「王」の数字、「13番人気」の伏兵である。
同枠馬の鞍上は後「藤」騎手である。
そして、5月1日は「扇の日」でもある。末広がりである。
(2着)8枠17番ビッグゴールド号(「和田」騎手/中尾正厩舎)
TVCMで中居クンが「500馬力より1馬力」と言う。
1着馬の馬主は(三重県の)クルマ関係者である。
最近、「500」といえば、清原選手の「500号」HRである。
無冠で「500超ホーマー」とはまたそれはそれですごいことである。
それはともかくも、499号を打ってからなかなか次の1発が出ず、
マンジリともしなかったようであるが、清原選手の出身は男尻、否、
ダンジリで知られる岸「和田」であったことである。
旧姓小「和田」の妃殿下、久々のご公務出勤であらせられた。
同枠馬ハーツクライ号の母馬は「アイリッシュ」ダンス号である。
天皇皇后両陛下は、今度の土曜から、ノルウェイご訪問に向かわれる。
その際にお立ち寄りになるのが「アイルランド」である。
ベルリオーズの作品には「アイルランド歌曲」がある。それはともかく、
今年3月にはアイルランド大統領が来日し、中山競馬をご観覧になった。
そのときに急遽、タイトルを冠された「アイルランド大統領賞」競走では、
「8枠が2着、7枠が3着」であった。その3着馬の所属は「和田」厩舎。
いっぽう、今年は「日本におけるドイツ年」である。
4月9日の阪神競馬で行なわれた「大阪・ハンブルグカップ」競走の結果は、
「8枠が1着」であった。その1着馬が「ビッグゴールド号」、
3着馬が「スズカマンボ号」だったことである。
「目が飛び出そうなほどの」符合である。
(3着)7枠13番「アイポッパー」号(「藤」田騎手/清水出美厩舎)
清水♪出美に沿いて、繁る菩提樹♪……原曲はドイツ語である。
今年は「5月(さつき)」に開催された天皇賞(春)である。
1、2、3着とも、「皐月賞」とおんなじ枠が(順を変えて)起用された。
そして、昨年も春、秋、書いたことであるが、
「暗殺された大統領」であるリンカーン(または、500馬力の大型車)
の名を冠せられた馬が何度「天皇賞」で1番人気になっても、
「天皇賞」には「来るはずかない」のである。また、今年はJRA競馬の
最高峰ツートップのひとつである「春の天皇賞」(もうひとつは「東京優駿」)
が「外国馬に開放された」回である。我が国の優秀な軍馬育成が原目的の
同会の最高峰レースに、我が国の馬の繁殖に貢献しない外国馬
(しかも種付け産業に関係ない牝馬)が出走してきても、
おいそれとは勝たせるはずがないのである。
いままでJRAのG1競走に勝ったこともないどころか、G1競走で
馬券対象(3着以内)にすらなったことがない馬に1~3着させたのは、
飛車核抜きでも男系男子を綿々と続けてきた国を怒らせたら恐ろしいぞ、
という「成金」に対する示威行動だったのである。一見、
ハチャメチャトゥリャンなレース展開であったが、「天皇賞体制護持」のため、
G1無関係馬にガチンコで走らせたのかもしれない。
オーストラリアの牝馬G1馬をふくめたG1馬4頭は、
1頭も掲示板(5着内)にすら乗らなかったのである。
が、この大波乱決着も、事前にはひと読み足りず、
3連単の順を見誤り、大金を逃してトホホ。が、
下見所でのスズカマンボ号のあまりにもステキすぎる仕上がりようを見て、
急遽、とりあえずその「複勝」につっこんどいて助かったのである。
私の切り札は、pl-aceなのである。
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