村落共同体

このジャングルでは、逃げ出した奴隷などが盗賊となって、よく出没した。
しかし、村落自身は、それぞれが自己統治の共和国となっており、犯罪の記録はなく、実際にあまり多くなかったと思われる。

コーリヤー国の中央権力は、ボタン色の人々による特殊組織、すなわち警察によって守られていた。
彼らは特別な頭飾りを付けた一種の制服のようなものを着ており、彼らの組織名はそこに由来する。
これらの特別な男達は、ゆすりや暴力で有名であった。

マッラ国にも同じような役人がおり、それぞれの部族で同様の隷属的役人を持っていた可能性は少なくない。