この本に触発されたわけではないが、私もちょっとだけ断食めいたものをやっている。
1日の2/3を何も食べずに過ごし、1/3(すなわち8時間)のうちに2回食事を取る。
もう1か月以上もこれをやっているが、さっぱり身体が慣れない。
いつまで経っても、腹は減る、苦しい。
健康とか節約とかは目的ではなく、単に生活のリズムをもっとはっきりしたものにしたいと考えただけなので、どうも最初から根性が入っていない。
だが、まああとしばらくは続ける予定。
もちろん、インドの行者には比較しようもない。
このモニエルの本でも、すごいのが次々出てくる。
ミルが伝えた修行者の姿
あるイスラム教の旅行者の語ったことをジェームス・ミル氏が引用しています(『英国領インド史』I. 355)。その旅行者は、太陽に顔を向けたまま身動きせずに立っている人を見たことがあるそうです。(訳注)
(訳注)ジェームス・ミルは哲学者・経済学者のジョン・スチュアート・ミルの父親で、自分も功利主義的な考えを持っていた。『英国領インド史』(一八一八年)は彼の代表作。
その旅行者は、十六年後に同じ場所を訪問する機会がありました。すると、そこでは同じ男がまったく同じ姿勢でいたそうです。彼は、外界のすべての視野が消え去るまで、太陽の円盤を見つめていました。
1日の2/3を何も食べずに過ごし、1/3(すなわち8時間)のうちに2回食事を取る。
もう1か月以上もこれをやっているが、さっぱり身体が慣れない。
いつまで経っても、腹は減る、苦しい。
健康とか節約とかは目的ではなく、単に生活のリズムをもっとはっきりしたものにしたいと考えただけなので、どうも最初から根性が入っていない。
だが、まああとしばらくは続ける予定。
もちろん、インドの行者には比較しようもない。
このモニエルの本でも、すごいのが次々出てくる。
ミルが伝えた修行者の姿
あるイスラム教の旅行者の語ったことをジェームス・ミル氏が引用しています(『英国領インド史』I. 355)。その旅行者は、太陽に顔を向けたまま身動きせずに立っている人を見たことがあるそうです。(訳注)
(訳注)ジェームス・ミルは哲学者・経済学者のジョン・スチュアート・ミルの父親で、自分も功利主義的な考えを持っていた。『英国領インド史』(一八一八年)は彼の代表作。
その旅行者は、十六年後に同じ場所を訪問する機会がありました。すると、そこでは同じ男がまったく同じ姿勢でいたそうです。彼は、外界のすべての視野が消え去るまで、太陽の円盤を見つめていました。