母の唸り声…、静かになったらなったで不安になるし困ったものです。
結局あまり眠れませんでしたが、違った場所で迎える朝はやっぱり気持ちのよいものです。
それにしても、家だったらベッドも可動式なのでおむつ替えも楽ですが、ここではそうはいかないので体制がちょっと苦しいです。でもずっと続くことではないので問題ではないのですが、あらためて可動式ベッドというのは介護するにはやっぱり楽だなぁと思ってしまいました。
さて、昨晩寝る前に母の経管栄養のグッズや吸引カテーテルを消毒液につけておいたので、それをきれいに水洗いして早速吸引と経管栄養です。
母は疲れているかな?と思いきやそうでもなくとても元気。
そういえば、忘れてしまったものといえば、体温計。まっ、元気だし1日くらい体温を測らなくてもいいかってことで、経管栄養を開始。その間、ちょっとだけ早朝の散策に出かけて行きました。
我が家だと道路が川を隔ててすぐなので、車が通る音がよく聞こえたりするのですが、ここは全くです。虫と鳥の声だけ。気持ちいいですね。
散策を終えて朝食のために食堂に行きましたが、バイキング形式でついつい取り過ぎてお腹いっぱいに。母も昨日とは打って変わって口の中に何かいれてみようかと2、3種類チャレンジをしていました。ですが、相変わらず口にちょっと入れては変な顔をしてやめてましたが。
さぁ、2日目はおひさまのロケ地にもなったそばの里、中山高原にまずは行きました。
もう少し早かったら一面に白いそばの花が
はじめて間近にみるそばの花
次に安曇野といえば大王わさび農場は外せません。
大王わさび農場はロケ地指定になっているとのことで、ここにもおひさまの舞台がありました。
年内はあるんじゃないかなぁと大王わさび農場でお店を出してみえる方が言ってました。
そして、せっかくなのでわさびソフトを。
次にまた食べたいかと言われたら
そしてついでにここで昼食です。わたしはお腹がいっぱいで湧水アイスコーヒーだけでしたが、子どもたちがサーモン丼を頼んだので写真を撮りました。
そして、母もここで経管栄養をしました。大体1時間30分程度で終わるので経管栄養をしながら、ゆっくりとお土産やさんをみたりして時間を過ごしました。
わさび農場に来た割には、いろいろ見て回ることができませんでしたが、雰囲気だけでも味わえてよかったかなと。
さて、最後に安曇野ちひろ美術館に寄りました。本当は1日目に寄りたかった場所なんですが、お休みだったので2日目に予定を入れました。
相変わらず優しい絵に癒されますが、この美術館の空間はよいですね。
絵をみたあとにカフェで、まったりしてしまいました。
景色をぼぉ~とみているだけでいいくらいですが、カフェのケーキとシソジュースもやっぱり美味しかったです。
ここでゆっくりしたあと20時までに車を返さないといけないということで家に向かいましたが、もし返却のことを考えなくてもよかったら、もう少しいられたかもしれません。
でも、母もそろそろ体力的に限界が近づいてきていたようなので、やっぱりよかったのかもしれませんが。
今回一泊旅行に行き、やっぱりリクライニング式の車イスだったらよかったなとか、もうちょっと下調べをしっかりして計画を立てられればよかったなと反省はありますが、でも久しぶりに家族そろって旅行に行けたことは本当によかったです。
それと…安曇野でサイクリングをしているひとを見かけるたびに、あ~うらやましいと思ってしまいました。
いつか自転車でいろいろ回りたいし、小さな美術館もゆっくり回ってみてみたい、そんな気持ちになってしまいました
9月15日、16日と、一泊旅行という夢?のような時間からあっという間に覚めて、家に着くとドッと疲れが出てしまいました。
車を返してきて、家に帰ってきたのは20時30分。
洗濯物がたくさんだし、片づけもしないと。
たまにはゆっくり朝寝ていたい…でも、365日年中無休だからそうはいっていられません。まっ、何はともあれ寝込むことなくこうやっていられるのもかえってありがたいことなのかも。元気が一番ですね
ちなみに母も旅行から帰ってきて体調を崩すこともなく、元気でいます。