ボイス・オブ・ヒロシマ

2002年に広島市の主催で行われた「広島・長崎講座」で、被爆の
実相を多角的にとらえることを学んだ受講生で結成したNGOで
す。命を慈しむ多くの市民と共に被爆、核、戦争、平和等を学
び、相互に発信し、活動することに取り組んでいます。    
     

学習 話し合いの小さな交流会に参加して 熊さんの感想

2006-12-13 11:18:09 | 行事報告
11月25日(土)の「学習 話し合いの小さな交流会」に増田さんのお誘いで参加しました。
●ワールド・フレンドシップ・センターの堀江先生から2006年度WFC主催 平和使節 報告を伺いました。
アメリカの平和団体のすばらしい活動を実際に見られた事、被爆証言の反響、アメリカに被爆者が100万人いる事、核兵器は使われなくても原発を運転していく限り世界中にヒバクシャを増やしている事、アメリカ人からの質問の数々、地球温暖化防止に私たちができる事をしよう!などのお話に耳を傾けました。最後に奥様が廃材の傘からバックを作っておられ、「リサイクルの前に再利用を!」の堀江さんの生き方に拍手を送りました。
「平和は私の足元から創られる事」を再確認させて頂いた気がします。ありがとうございました。
 次お会いする時にはアメリカで歌われた「赤とんぼ」を是非聞きたいです。

● 社会市民連合の佐藤氏のお話から
社会市民連合を立ち上げられた若い佐藤さんとのディスカッションはとても充実した時間でした。
佐藤さんは、平和で安心して暮らせる社会のために鑠、市民にマスコミや政府の流す情報以外の情報=判断材料を提供する。2、市民の視点で、政治家や政党、労働組合などに、政策提言(政治に物申す)3、男女平等の視点を持った女性・マイノリティー・男性の政治進出の促進。4、1~3のために、」ML.SNSなどで大いに議論を深める。事が必要であると提言されました。
「えらい人」がぐいぐい引っ張る社会ではなく、市民が自由に意見を述べながら切磋琢磨し、着実に認識を深めていく。「えらい人」が一人でしゃべる社会ではなくみんなで討論を深める。一つのイデオロギーで染め上げるピラミッド社会ではなく一人一人の能力を最大限引き出す起き上がりこぼし。対等・平等・非暴力・不差別!を市民連合の組織原則に上げられておりとても共感しています。
佐藤さん、判り易い資料を提供して頂きありがとうございました。
まだまだ話したいこと質問したいことがあり、社会市民連合と私との繋がりを持つまでには至りませんでしたので、是非又このような会を開いていただくことをボイス・オブ・ヒロシマにお願いをしました。

                                  熊より