
発売中の新潟の情報誌「WEEK」に、藤田征也選手が特集されています。
前節の浦和戦では、開幕からの定位置であった右サイドバックを高徳にまかせ、札幌時代から慣れ親しんだ右サイドハーフとして先発出場した征也。高徳とのコンビネーションもよく積極的に攻撃に絡み、セットプレーのキッカーとしての力も発揮して大輔の同点弾を演出しました。今シーズンのアルビレックスにとって、もはや完全に「なくてはならない存在」であります。
「WEEK」誌では、「長所はチームの武器に」という見出しで征也の俊足にスポットを当てていました。そこに紹介されていた札幌時代のエピソードを紹介しますね。
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札幌時代、テレビ番組の企画で陸上女子100mの日本記録保持者、福島千里と対戦した。結果は敗れたがタイムは11秒5。それもランニングシューズを履いてのもの。「スパイクを履いてしっかり走れば、10秒台が出せるよ」福島を指導する中村宏之コーチの褒め言葉に、(俊足が)誰にも負けない武器であることを確信した。
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すごいね、征也。U-22の永井なんかを見ててもつくづく思うけど、やっぱりサッカー選手にとって「足が速い」っていうのは大きな武器ですからね。ぜひその長所を生かして、今まで以上に輝いてほしいと思います。左の石川→ヨンチョル、右の高徳→征也。この両翼が機能したらと思うと、ワクワクしますね。
ただやっぱり心配なのは、征也が札幌時代のチームメート西大伍選手をお手本にしないかということです。J2札幌から活躍の場をJ1に求めて新潟に移籍し、レギュラーとして新潟で活躍。1年後に鹿島に移籍し、日本代表入り。確かに西君の辿った道は魅力的かもしれませんが、途中に「鹿島移籍」を挟む必要はまったくありません。どうか、新潟から代表入りをしてほしいと思います。頑張れ!征也!応援しているぞ!