現在のアルビの勝ち点は「13」で、堂々の(?)降格圏内19位。戦績は2勝7分6敗です。「惜しい試合は続いてるけど勝ちきれない」っていうもどかしい結果ですよね。これまでのゲームの内容を少し振り返ってみたいと思います。
まず、「2勝」している相手は神戸と広島。昨シーズンのリーグ戦覇者の神戸と2位の広島を相手に、共にクリーンシートで勝てているということは、今シーズンのアルビは、それなりの戦いができている何よりの証拠だと思います。まぁこのアウェイでの2つの勝ちゲームを両試合とも現地で目の前で見れたボクらは、幸運の持ち主と言ってもいいでしょうね(笑)。
次に「7分」ですが、これはJ1の20チーム中で最多なんですね。引き分けた相手は、マリノス、セレッソ、ヴェルディ、ガンバ、横浜FC、柏、そして浦和の7チーム。しかもスコアレスドローだった横浜FC戦を除く6試合は、すべて「追いつかれての引き分け」です。つまりサポーターにとって、精神的には「負けのダメージ」を受けた引き分けなんです。あぁ!辛いなぁ。この7つの引き分けのうち、もし4つのゲームで逃げ切れていたなら(タラレバだけど)、勝ち点8が加算されて現在の勝ち点は「21」になります。9位の可能性があったわけです。
次は「6敗」です。アルビよりも多い負け数、つまり7敗や8敗しているチームが他に全部で8チームもあるのに「なんで19位?」って思いますが、その理由はもちろん「2勝しかできていないから」です。アルビよりも負け数の多い「7敗」のガンバは6位ですからね。「6敗」の相手は、清水、鹿島、町田、福岡、京都、FC東京の6チーム。これらのゲームの中で秋山の一発レッドで数的不利になった清水戦こそ0-2の敗戦でしたが、残りの5試合は全て1点差の負けゲームです。「大負けしない」っていうのも、今シーズンのアルビの特徴です。これはある意味、評価できることですよね。ただ、同点から突き放された鹿島戦、先制するも逆転負けした京都戦など、悔しい思いもしましたね。
あと今シーズンは、元アルビ戦士のいわゆる「恩返し弾」もずいぶん食らっています。セレッソ戦での中島元彦とラファエル・ハットン、FC東京戦での小泉慶、前節の浦和戦での長倉幹樹。「なんでまた?」って感じで恩返しをされています。今週末の岡山戦では、田上や柳に絶対に決めさせちゃダメだよ!