いいお天気でお花見日和。桜満開のビッグスワンで行われた春爛漫の栃木SC戦は、2-0の完勝でボクらの心も満開にしてくれました。
谷口
イッペイ 高木 松田
島田 高
堀米 田上 舞行龍 藤原
小島
先発はこんな感じ。ウィングは左にイッペイ、右に松田が入り、前節のヒーロー田上がCBに入りました。控えには至恩、三戸、涼太郎、泰基、千葉、阿部、そしてついにビッグスワン初お目見えの背番号11ゲデス選手も入りました。こりゃぁ楽しみだ。
キックオフから6分でゲームは動きました。コーナーキックでキッカーのヨシくんからのボールに合わせたのは、相手の守備をかいくぐってフリーになったイッペイでした。技ありのアウトサイド(ん?ヒール?)で蹴ったお洒落なシュートは、栃木GKの逆を突くような形でゴールネットへ。待望の先制点です。イッペイを左ウィング起用した松橋采配、ビンゴでした。
栃木は前線から守備をして、アルビの守備陣がゴール前でボールを回すのを明らかに狙っていましたね。無尽蔵のスタミナをもつ貴章を中心に、トカチとかも執拗にプレスをかけてきました。まぁ貴章にはそれくらいしか仕事をさせなかったんですから、たいしたものです。前半を1-0のリードで終え、後半がスタートしました。
栃木は後半早々から、谷内田と磯村を投入します。これでピッチに元アルビ戦士の貴章と磯村、そして帝京長岡高校出身の谷内田と、新潟ゆかりの選手3人が顔を並べました。ところがこの3人が揃ってイエローをもらっちゃうわけですよ。あらまぁ…って感じ。アルビの選手に何をしてくれるんじゃい!
アルビも、足を痛めたイッペイが至恩に交代。さらに松田と三戸ちゃんが交代します。いやぁ~この2人の交代でアルビのサッカーの魅力は倍増しましたね。結果的に直接得点には関与しなかったけど、至恩と三戸ちゃんがボールを持つと何かが起きそうな予感がしてワクワクします。こんなすばしっこい牛若丸みたいな選手が右と左に1人ずつ登場したら、相手チームは嫌でしょうね。当然相手は2人へのマークをきつくするわけで、ヨシくんがやりやすくなる。まさに好循環。さらに至恩が左ウィングに入るとゴメスが俄然攻撃的に機能しだすのも、チームの大きな魅力です。
後半の75分に、待っていた追加点が栃木ゴールを揺らします。中盤の高からゴール前のヨシくんにキラーパスが通り、ヨシくんからのフワッとしたパスに反応した谷口が、ゴール左サイドからニアにドーン!エース谷口が覚醒!2試合連続の5ゴール目がゴールに突き刺さりました。ヨシくんもこの日2アシストの大活躍!G裏は狂喜乱舞!百花繚乱!
その後、ヨシくんに代えて涼太郎、ゴメスに代えて泰基を投入。そして同時に待望の背番号11のこの人も。
アレクサンドレ・ゲデス選手のビッグスワン初お目見え。まぁ結果を出すとまではいかなかったけど、華麗なルーレットを見せたり、複数選手に囲まれてもボールを保持したり、今後の活躍が期待できるプレーの片鱗も見せてくれました。
それにしても、選手交代で次々にピッチに入る選手を見て、「あぁアルビって選手層が厚くなったんだな」「ヨシくんやゴメスを安心して交代させられるもんね」って安心する一方で、「やっぱりヤンと島田の交代要員がいないんだよな」「ボランチのバックアッパーが絶対に必要だよな」「頑張れ!秋山!」とも感じました。
そうそう。試合終了間際に、CBの舞行龍がすごい勢いでゴール前まで攻撃参加していたシーンにビックリしました。やっぱり田上の活躍も刺激になっているんでしょうね。舞行龍のあんなプレー初めて見た。ゲーム後に観客席に一生懸命手を振っていたから、奥さんや子どもたちが見に来ていていいところを見せようとしたのかもね。これも好循環。
MOMは八面六臂の活躍でピッチを走り回った、ボランチの島田選手でした。初の神ユニだそうです。おめでとうございます。ゴールを決めた選手だけではなくて、縁の下の力持ちとして汗をかき続けた選手にスポットが当たることに、ボクも大賛成です。いやぁ~島田とヤンのボランチコンビの存在感は、本当にすばらしいですよね。まさにアルビの心臓です。だからこそ、少し休ませながら使っていくことが必要です。繰り返しになりますが、秋山!頑張ってくれ!
さて、アルビの勝利で今週は心穏やかに過ごせそうです。完璧に近い勝利でしたものね。今日の夕方の各局の報道も楽しみだなぁ。今日は新聞が休みだったので、明日の新潟日報も楽しみです。