三彩香炉(元代 陶製)
渋い水色です。これでお香を焚いたら格別の香りが漂ってきそうです。
今日は本当は家で静かに過ごすはずでした。
でもへナで髪を染めようと思ったら買い置きしてあると思ったへナが探しても見つかりませんでした。
あると思い込んでいただけで実は切らしていたのです。
白髪も目立っているしどうしても染めたかったからロフトへ買いに行くことにしました。
その時思い出したのが、モンゴルの至宝展です。
そのうち行こうと思っていて先延ばしになっていました。
おばさんはついでにあれもこれもというのが得意です。
すかさず行ってみました。丁度、ロフトで開催していたのです。
想像以上にたくさんのお宝が展示されていました。
さすがモンゴル帝国は一時栄華を誇っただけに豪華で手の込んだものが展示されていました。
昔の人の技術というのは凄いですね。
凄腕の職人がごろごろしていたとしか思えません。
黄金のマスク、鷹形金冠飾り等
金を使った装飾品が数多く展示されていました。
加工技術が優れているのとくすみが無いのが感動ものです。
パルガ・モンゴル族の女性服(清代、絹)
この女性服かわいいですよね?
展示されているものはお人形に着せていたのでもっとかわいらしさが出ていました。
パフスリーブで袖が長め、刺繍も手が込んでいます。
今これを着てもかなりお洒落に見えると思います。
相当贅沢な装いですね。
龍が彫ってある王座(清代、鹿角製)
王座と呼ぶのにふさわしい立派な椅子です。
楽に3人位は座れそうな大きな椅子でした。
背もたれの部分は背中がフィットするように微妙なカーブ仕様になっていました。
肘掛のところは明らかに鹿の角を使っているというのが素人目にも分かりました。
こんな椅子に一度座ってみたいですね。
チンギス・ハーンの鞍(木、銅製)
馬具は数多く展示されていました。
モンゴル民族は騎馬民族ですからね。
実用性だけでなく装飾的な意味合いが強いものが多く展示されていました。
ステイタスを現す道具だったんでしょうね。
昔の人の凄さを思い知らされました。
現代はコストだの合理性だのと言って自分の手で作るという事を何処かに置いてきてしまいました。
本当の意味での職人が姿を消そうとしています。
ほんの1時間位ですが素晴らしいタイムトリップをさせてもらいました。
ゴールデンウイーク最終日はアジアの文化に触れられた意義のある日になりました。
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