ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

人間の力。

2011-03-22 18:57:02 | 今日の一面
 高知新聞の一面、小社会にこんな記事が!!。

 原発と戦車。
 信じられない組み合わせが今、この日本で起こっている。戦争映画でもパニック映画でもない。現実の世界の話である。

 いろいろと新兵器が導入されているが、核燃料や設備の温度を下げる作業は、結果として効果を上げているのは隊員達が被爆する危険を顧みず外から水をかけるという原始的な方法である。

 まあ、想定した以上の災害が起きてしまっただけに、対応策など一切なかったのでしょう。検討されたこともなかったことになる。

 今日福島に入った東京電力の役員達の訪問を、福島県知事が拒否したとのニュースもある。

 原子力発電所という最先端技術の粋も自然の力の前には、なすすべもなかったのです。

 さらに小社会はいいます。
 原発災害が突きつけているのは核をも支配できたという、そんな人間の錯覚かもしれない。

 錯覚か??。慢心でしょう。
 「絶対安全だ。」建設時には言い続けていたはずなのです。
 「絶対安全なのなら首都圏に造ればいいではないか。」そうした発言は無視して田舎に建設してきたのです。

 「絶対安全等という、嘘を言ったものは、世が世なら切腹でしょう。」

 今回のような事故が首都圏に建設された原発事故だったとしたら、今どんな状況になっているのか。考えたくもない。

 「人口が少ない田舎でよかったのか?。」そんな筈はない。

 ソフトエネルギーにチェンジするべきです。
 アメリカは原発推進に転換する予定です。
 建設に係わるグループに日本の事業体も参加しているのです。

 ただ少なくとも日本では、新たな原発建設については、ありえないと思っています。
 10年以上も前にスイスで原発建設に関する国民投票が行われました。
 結果、現在稼動中の施設については利用する。新たな建設については否決としました。

 日本でもこうした事になりそうです。
 でも、首都圏の電力需要が不足するのでしょうから、この際首都機能や政府の分散について検討をするといいでしょう。
 そうするべきです。

 そもそも東京一極集中が問題なのですからね。
 京都に文科省
 高知には高齢化対策の国務大臣がくればいいなあ。高齢化の先端地域ですから。

モネの庭・マルモッタン

2011-03-22 17:05:04 | Vision East
 高知県東部地域の貴重な観光地として成長を続けているモネの庭・マルモッタン。

 森林鉄道のツアーガイドをしていたのですが、今回からこの庭にもツアー客をご案内することになったことから、勉強を始めました。
 あの場所、開発当初はワイン工場の誘致をする予定だったのですが、事情があって今は公園になっているのです。

 今日親切にも資料を届けてもらったものですから、頭の角に入れております。記憶として残るかどうか定かではありませんが、とりあえず読み散らかしております。

 ちょっといい言葉があります。
「モネが愛した「モネの庭」はガーディナーの造った<庭>ではなく、”芸術家”が造った<作品>です。

 なるほどね、そうなのですか。
 ガイドをする前に一度、現場でその辺を感じ取る努力をしましょう。







 写真は1月に撮ってきたものです。
 3月下旬のモネの庭はもっと光に溢れ、色彩が踊っているように思います。
 1月にいったときには、日向ぼっこをしたら「いい感じ」でした。
 小鳥の声があちこちから聞こえ、数種類が姿を見せてもくれました。

 今週中にあちこちにあるベンチに座る時間を、普通に楽しみたいと思うます。
 ガイドツアーのロケハンです。資料を読むより公園の中で自分がどのように感じたのかを語りたいと思うのです。ただ聞かれて困るようなことにはなりたくないですから、資料を読み漁っております。

 ただツアーでは滞在時間が50分程度しかありませんから、そうしたゆっくりとした時間はとれそうにないですがね。

 この場所、私が考えている「花の谷」とは対極にある施設なのですが、北川村にその両方が在ってもいいじゃあないかと思うのです。
 花の谷に必要なのは生活感であったり、そこで自然と共生する人間の生き様が表現できたらいいと思っているのです。

 楽しみです。

にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 高知県情報へ
にほんブログ村