ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

誇らしいと思う。

2011-03-16 19:37:42 | ちょっといい話。
被災者の忍耐強さと秩序立った様子に驚きと称賛の声が上がっている。「なぜ日本では 略奪が起きないのか」―。米メディアは相次いで、議論のテーマに取り上げている。

 こうした情報が伝えられた。

 以前の神戸震災の際にも、世界中のマスコミが驚嘆していたことを思い出す。
 日本人はなぜ略奪・暴動に走らないのか、疑問に感じている取材陣が多いのだ。
 配給にしてもちゃんと並んでいるのだ。

 かえって聞いてみたくなる。略奪をしたからといって問題が解決するのか。
 驚かれると、褒められると奇異に感じる。当たり前じゃあないのか。

 普段は金・金と言っていても、ここというときにはバランス感覚が面に出てくる。

 争うよりも和を尊ぶのだ。
 ただ私自身そうした状況の中に身を置いたことはない。
 もし不幸にもそうした状況に遭遇したとしたら、自らを試されることになる。
 今回の被災者同様落ち着いて行動が出来ればと思う。

 現在の日本人も捨てたものではない。
 驚きの情報として外国のメディアがこうした状況を配信するたびに、誇らしくなる。

 自分にうそは付けないし、誰かが見ている目を意識しているのかもしれない。
 それは自然かもしれないし、何者でもないのかもしれないが、それでいいのです。

 自分以外の存在を意識して自分を律する力を持っているのです。
 侮れないぞ。日本人。

 それに日本で災害が起きているのに相変わらず「円高ドル安」なのだ。円の評価が上がっていることになるのだが、専門家の分析では日本の企業等がドルを売って円を買いますのではないかと言った憶測からこんな事になっていると説明している。

 円が上がっていることには、驚いている。なにしろ1ドル79円台ですからね。
 不足資材を外国から輸入しても、安く買えることになるからだ。

 いまは円高歓迎。これも海外からの評価です。