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夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

織部緑釉 のらくろ

2020-03-12 00:01:00 | 陶磁器
「北の国から」を手掛けた演出家の杉田成道さん、50歳でがんで奥さんを亡くし、57歳で30歳下の女性と再婚し、子供が3人生まれたそうですが、ここまでは「57歳でがんで家内を亡くし、再婚して60歳で初めての子供ができた。」小生と似た境遇です。ただ最近、72歳で4人目のお子さんが生まれているらしい。なんともすごいというか、たいへんそう・・。



さて本日はたわいのない?作品の紹介です。「のらくろ」はよくご存じの田河水泡の漫画作品でその主人公である野良犬のことです。黒の織部の「のらくろ兵隊さん」という人形の作品を見かけたことはあるのですが、戦闘機に乗った「のらくろ」の作品は数多くあるのかどうかしりませんが初めて見ました。

織部緑釉 のらくろ
誂箱
幅80*奥行90*高さ70



売り物??? 誰か個人的に作った作品???



ともかく懐かしいので一万円で入手、高いのかや安いのかと問われたら、やはり高いのでしょう。



ただ愛嬌があっていいですね。手を挙げて「よっ!」という感じ。



決して丁寧な作りではありません。型に入れた量産品・・??



子供のおもちゃで陶器は壊す可能性が高い・・?



現代では陶磁器ではおもちゃは作らないかもしれませんね。



粗雑さが逆に魅力なっているよう・・・。



これは玩具と骨董蒐集家は捨ておく人もいるでしょう。ただ置いた時にピタと落ち着きがいい?ので置物として魅力を感じます。



以前にブリキの自転車の形をしたオルゴール付きの手作りの動くおもちゃがあったのですが、資金調達で処分して後悔したことがありました。義妹から「え~、欲しかったのに!」と嘆かれた・・、人の価値観は千差万別・・。



ただ所詮、骨董などは金のかかる大人のおもちゃ。



悪意さえなければ遊び心が骨董の原点! 手に持って「ぶ~ん・・・」てっね。いい大人が・・。

息子にとられる?のを恐れて息子には見せていません でも高い棚に置かれた作品をみてはときおりチラリ、チラリと・・・「パパのおもちゃ?」だと・・・。



展示室の米櫃の上に飾っています。







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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
のらくろとくみこ (米吉)
2020-03-28 23:11:07
久し振りの投稿です!
手指の「ものつくり」を趣味とする米吉にとって「のらくろ」は大いに興味のあるところですが、背景の「組子」にも目がいってしまいました(笑)
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組子 (夜噺骨董談義)
2020-03-29 17:29:10
本当にお久しぶりですね。お元気そうで安心しました。
背景の組子は息子が誕生した際に階段への出入り口と手すりの脇に落下防止を兼ねた本棚を作りましたが、組子はその本棚の上に置いたものが階段に落下しないように落下防止用に急遽インターネットで手配して付けたものです。おそらく中国の量産品? 本来なら古材の欄間を使うべきと後悔しています。
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