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夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

若葉渓流図 寺崎廣業筆 その18

2013-02-15 04:27:32 | 掛け軸
先週は日本橋で帰宅途中に家内と日本橋へ・・、家内の仕事を済ませた帰りに丸善で「早矢仕ライス」(林ライスではありません、ハヤシライスでもありません。早矢仕と書きます。)で夕食。

その行きがけになんと日本橋に仙台のたん焼きのお店「田助」があることを発見・・。今度はゆっくり行こうかと・・。

たん焼きで美味しいお店は大宮の「司」。。、このお店以外に果たして首都圏に美味しいいお店があるのか・・。

仙台は「酔々」がずば抜けて美味しいが、果たしていまでも営業しているのだろうか?

丸善で購入した本、「天下の茶道具、鑑定士・中島の眼」(淡交社出版)はなかなか茶道具の本としては面白い著書です。

中島誠之助、なかなかの知識人、教養人と改めて認識しました。お茶をやられている方なら一度は読まれたほうがいいと思われるないようです。

その本に中に祥瑞の染付けの語源とされる「五良大甫 呉祥瑞造」の謂れについて「江戸時代から日本人で伊勢の陶工五郎大夫が渡航して製作したものとされていたが、昭和三十四年に陶磁器研究家の斉藤菊太郎が、呉家の五番目の息子である祥瑞が造ったと判読して、現在はこれが定説となっている。」と著されています。よって、本ブログで投稿した「五良大甫 呉祥瑞造」についての記述に加筆修正します。

初夏の渓流を描いた寺崎廣業の秀作だと思います。寺崎廣業の作品には山水画や美人画の多い中でこのような爽やかな作品もまた寺崎廣業はうまいものだと改めて感心させられる逸品です。

本ブログの投稿してる寺崎廣業は本作品で本来はその14ですが、当方の作品整理番号にてNO18とします。

若葉渓流図 寺崎廣業筆
絹本着色軸装 軸先象牙 二重箱共箱
全体サイズ:縦1960*横590 画サイズ:縦1100*横410



小生は秋田出身のため秋田出身の画家を収集対象としています。



本ブログにも福田豊四郎平福穂庵・百穂父子倉田松涛伊勢正義、舘岡栗山(未投稿)、伊藤弥太などの作品を投稿しています。



当方は資金が豊かでないので、それほど高価な作品は収集できませんが、誰かが集めないと今のままでは秋田の画家の作品は朽ちていくように思われます。



郷里ではまったくといっていいほど郷里の画家の絵は売れないそうですし、コレクターが亡くなると子息の代ですべて売り払っているようです。



心あるコレクターがいなくなるというコレクターの過疎化も郷里では着実に進んでいるのが実態です。





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